矛 盾と詭弁 〜流言飛語とヘイトスピーチ5〜
昨 日までの話では、「ネットウヨクとは特定の政治的団体、もしくは特定の思 想を持った個人が、実体の無い蔑称として使っている」
という推測を立てました。
いやまさかそんな事はあり得ない、考えすぎだろう、そんなテレビや映画みたいな話があるわけ無いじゃないか、とお思いになる方も多いかと存じます。
ですが今から40年程前、”ベトナムへ平和を!市民連合(通称・ベ平連)”運動というものがありました。具体的にはベトナム戦争へ参加するアメリカや同盟国へ訴えかけ、撤退を促そう とする主旨の平和運動をする団体ですね。
勿論其の当時活動していた市民団体はベ平連だけではなく、世界各地で反戦活動が起こりました。
しかし――疑問に思いませんか?
戦争とは”相手”が居て初めて出来る活動で す。アメリカや其の同目国が戦っていたのであれば、同等の敵が居なければ成立しません。しかもベトナムではアメリカが参戦しているのですから、相手は以上の戦力を 保持して居た事になります。
具体的にはアメリカ 軍へ対抗するため、ソビエト連邦や中国等が軍事的・物資的な援助をしていたのに、”何故か”彼らに対する抗議活動、もしくは促す平和団体は皆無で した。
謎は1991年にソビエトが崩壊し、機密文章 が公開されると解けます。ベ平連は ソ連から物理的・金銭的な援助を受けていた事が判明しました。
(詳しくは同名で検索されれば出て来ます)
ベ平連で活動していた人間、また平和団体全てがソビエトから資金や受け取っていた、とは言いません。
しかし特定の国 家の援助を受けた団体が、日本国内で活動していた(しかも資金援助を受けているという事実を隠匿したままで)というのもまた事実です。
蛇足になりますが、当時ベ平連で活動されていた方が、今は何処で何をやっているのか、等を調べてみると面白いかも知れません。
極めて個人的な見解なのですが、日本には優秀な人権団 体・平和団体が数多くあります。中には北朝鮮の船舶を借り切ったり、中国の国籍を持ったまま、日本の人権改善に尽力されている方々もいらっ しゃいます。
何処からお金が出ているのか、またどこかの議員に多いとか、そういう話ではありません。
(いや少なからず疑問はありますが)
どうして 「彼らはネットウヨクという差別団体へ抗議しないのでしょうか?」と。
もしもネットウ ヨクという、日頃から差別的な言動をしている個人・団体が居たとすれば、当然人権団体は抗議を申し込んだり、内容によっては法的な手段(名誉毀損か侮辱 罪)で提訴する”筈”です。
しかし彼らはしていません。だからといって黙殺しているのではなく、「ネットウヨクは危険だ」ぐらいの警告に留めています。
おかしいですね?
もし” ネットウヨクが存在しているのであれば、何らかの法的手段へ訴えてもおかしくないのに、彼らは保 守的な言動をする人間へ対し、「ネットウヨクは差別主義者!」と言う執拗に非難する反面、具体的な行動は何一つ起こさない”と。
嘘だ、陰謀論だ、と一笑に付すのもまた構わないかと存じます。
只、一度考えて頂きたいのは、数年程前「年越し派遣村」や「お金持ちの総理大臣自宅まで歩くデモ」等の自称”市民”運動が起き、マスコミは「此が民意 だ」と取り上げたと記憶しています。
(同単語で検索すれば詳しく分かると思います)
しかし経済状況が更に圧迫した、また次の総理大臣が12億円の脱税を成し遂げた歴代最高にお金にルーズな人間だったのにも関わらず、政権交代の年と翌年 では行われませんでした。
同じく反戦や人権団体の方も同じですね。特定の国家にだけは抗議をし、其の他は無視か容認。一般的にはダブルスタンダードと呼びます。
横浜にアメリカ海軍が入港=>市民団体が反対デモ
舞鶴港にロシア軍艦艇が入港=>市民団体が反対デモ
中国海軍の軍艦が日本に寄港=>市民団体は完全沈黙
横
浜に韓国甲海軍が入港=>チマチョゴリでお出迎する「日本の市民団体」の皆さん
(同ブログの中程に画像があります)
素人の私ですら少し検索すれば分かる不可解な”事実”、報道のプロを自任する方であればもっと容易に気づく筈ですが。