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インターネットにしかないニュース 〜中国フリゲート艦の出現について〜

 アレは何年前だったでしょうか。某動画共有サイトにてとある動画を見ていた際、動画の終わり際にこう表示されました。

『続きはWEBで!(以下httpが並ぶ)』

 要は何かのサイトの宣伝を兼ねた動画だったようです。ヒット数なり勧誘なり、兎に角興味を引きたくてやった、と。CMみたいなものでしょうかね。
 地上波のCMでも似たような広告が流行った気がします。何分うろ覚えですが。

 雑誌へ広告を出すのも数百万単位、新聞やテレビだと桁は更に上がります。また情報量も限度がありますし、動画サイトのような手頃な所から広告を出すのも宜しいかと。私もちょっとやってみたい誘惑に駆られます。

 まぁ広告であればそう言った導入も良いでしょう。興味がある人間だけが調べればいいですし、強制するものでもありませんから。
 ですが地上波では一切やらず、WEB上を探さないと見つからないニュースもあります。


中国のフリゲート艦二隻が尖閣諸島北に出現(2012-09-20)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00231855.html
 日本政府筋によると、中国海軍のフリゲート艦2隻が、尖閣諸島の北北西80マイルの海域に、19日夕方からとどまっていることを確認したという。
 中国海軍の動きが具体的に明らかになったのは初めてとなる。


自衛隊、中国のフリゲート艦警戒にAWACS投入 同日、ロシア偵察機も現れたので二正面作戦
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120921/plc12092101370003-n2.htm
 沖縄県・尖閣諸島の北方海域に中国海軍のフリゲート艦2隻が展開していることが20日、分かった。政府による尖閣国有化後、周辺海域で中国の軍艦が確認されたのは初めて。これに対し、自衛隊は空中警戒管制機(AWACS)を投入するなど尖閣周辺での警戒態勢を強化している。日本海では同日、ロシア軍の偵察機など2機が日本領空に接近していることも判明。自衛隊は二正面作戦を強いられている。
 複数の政府高官によると、フリゲート艦は19〜20日にかけ尖閣の北方海域で確認された。2隻とも日本領海や領海外側の接続水域内には入っていない。
(中略)
 一方、領空に接近したロシア機は空軍の電子情報収集機IL20と戦術偵察機Su24の2機。北陸沖の日本海で周回しながら執拗(しつよう)に領空への接近を繰り返した。
 ある政府高官は中露同時挑発について「東日本大震災の発生直後と同じだ」と指摘する。大震災直後、自衛隊と米軍が対応に追われる中、中国は国家海洋局の航空機を海自護衛艦に異常接近させ、ロシアもIL20を領空に接近させていた。
(引用終了)


 私が知る限り、NHKとテレビ朝日、朝日新聞では一秒たりとも報道しませんでした。国防や世論形成に大きく影響を与えるであろう出来事を、マスコミは隠匿したのです。
(同時に自衛隊の方達が防衛任務に活躍したのを伏せた、とも言います)

 最悪ですね。醜悪でもあります。

 どうして私達日本人が、日本の晒されている脅威を知るのにWEBへ行かなければいけないのでしょうか?そもそもトップニュースで扱われるべき大事件でしょう。
 最悪中国のフリゲート艦(勿論軍艦ですよ?)と自衛隊が衝突、更に悪い展開で戦争へと発展する可能性すらありました。
(ロシアの出動は其れを見越した動きです)

 其れで?日本のテレビ・新聞は何を報道していましたか?在日中国・韓国人“だけ”を恣意的にインタビューし、お得意の世論調査はせず、大人対応だとか未来志向を言っていませんでしたか?
 此か、日本のマスコミの現状です。私達はまともな情報を得るためには、ネットに頼るしかありません
自浄作用が皆無、と申しましょうか、彼らの問題点は、

『事実を正確に報道しない』
『記事に送り手の意図を恣意的に混ぜる』
『都合の悪い事実は報道しない』

と、まぁ独裁国家にありがちなスタンスを取っています。しかもマスコミ村の権力機構を温存したいがために、同業他社への批判は一切無く、彼らを取り締まる厳密な法も無いため自浄作用も皆無です。
 従って彼らの“顧客”である視聴者・購読者が彼らの価値の無さに次々と見限っています。政策を知らない政治学者、経済政策を知らない経済学者、芸能に詳しくない芸能レポーター……何といいしましょうか、彼らの“解説”ははっきり言って蛇足なんですよね。

 まぁ私を疑いマスコミを盲信するのもまた、選択肢の一つかとは存じます。存じますが――彼らの“オススメの”情報だけを信じ込んだ結果、現実という重い重い衝撃が突き上げてきました
 しかしチャイナリスク(含む韓国)は以前からずっと語られていた事です。今まで存在しなかったのではなく、目に見えていなかっただけで、彼らの反日行動・愛国無罪はずっと存在し続けてきました。
 其れを押さえるため、何度もしつこいですが“抑止力”としての自衛隊であったり、日米安保を筆頭とした他国との安全保障条約だったのです。

 まぁ自衛隊や在日米軍の有効性・必要性が出てしまうと、彼らマスコミ(含む自称文化人)の方々が言い続けてきた事、其の殆どが嘘だと判明してしまうため、傷を少しでも少なくしようと今回のような情報隠蔽を謀ったのだと推測されます。
 しかし其れもまたいつか破綻するでしょう。そうした時に彼らが何というのか……まぁ、分かって居るんですよ?きっとこう言うでしょうから。

『自民党が悪い!中国の脅威を放置し続けた自民党に責任がある!』
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