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ネット世論と存在しない民意2 〜世論を知らず、主義で書き立てるマスコミ〜

 マスコミの役割とは何でしょうか?体制の監視、社会の公器、汚職事件などの追求、真実の報道等々、色々と上がります。戦場へと赴いて命を落とされる方も居ますし、独裁国家で自由を求めて罰せられる方も居ます。
 ですが生憎日本のマスコミには、其の全てを当て嵌める事が出来ません。


朝日新聞「安倍叩きは社是だ。」「安倍の葬式はうちで出す。」…安倍内閣に対する朝日新聞報道のあり方をたどれる本
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120909/bks12090907550009-n1.htm
 メディアと政治家との関係に関心がある人に、ぜひ読んでもらいたい。
 戦後体制からの脱却と公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋作り…。
 安倍政権の足跡、実績と、スキャンダル暴露と印象操作に終始した朝日新聞の報道のあり方をたどると、あまりの乖離(かいり)に愕然とするだろう。

「安倍の葬式はうちで出す」
 本書では、この安倍内閣当時の朝日幹部のグロテスクな言葉が繰り返し引用される。政治評論家の三宅久之は著者に、朝日の若宮啓文論説主幹(現主筆)とのこんなやりとりを明かしたという。

三宅「朝日は安倍というといたずらに叩(たた)くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか」
若宮「できません」
三宅「何故(なぜ)だ」
若宮「社是だからです」

 特定の政治家を叩き、おとしめることが社是である新聞社とはどんな存在だろうか。
 それは、むしろ政治的意図をあらわにしたプロパガンダ機関というべきだが、社論を決定する地位にある人物がこう述べたというから驚く。
 反安倍勢力に封印されたあの時代を、正確な記憶として取り戻す――本書はそのために書かれ、安倍復活の「約束の日」への切望を表明して締めくくられている。
(以下略、引用終了)


 安倍総裁へのバッシングは酷いものです。取り敢えず総裁になった直後、朝日新聞の記事をご覧下さい。


安倍新総裁の自民党―不安ぬぐう外交論を(2012年9月27日)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
 自民党総裁選は、40年ぶりの決選投票をへて、安倍晋三元首相が当選を決めた。
 5年前の参院選で惨敗後、首相だった安倍氏は突然、政権を投げ出した。
 その引き金となった腸の難病は新薬で克服したというが、政権放り出しに対する批判は安倍氏の重い足かせだった。
 それが一転、結党以来の総裁再登板を果たしたのはなぜなのか。
(中略)
 ナショナリズムにアクセルを踏み込むような主張は、一部の保守層に根強い考え方だ。
 だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これらを実行に移すとなればどうなるか。
 大きな不安を禁じえない。
(中略)
 安倍氏をはじめ5候補は、民主党政権の3年間を「国難」と断じ、自民党が政権に復帰しさえすれば震災復興も、領土外交も、日米同盟も、景気も、雇用もうまくいくと胸を張った。
 そんな甘い夢を信じる人がどれほどいようか。
 国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省がまったく感じられない
(中略)
 それが、今回は5候補がそろってタカ派色と支持団体への配慮を競い合った。しかも5人とも世襲議員である。
(引用終了)


 まぁ色々と言いたい事はあるのですが、

“政治不信を招いたのは、漢字の読み間違えやカップラーメンの値段、そして実現性。現実性に乏しいマニフェストを掲げた民主党、そして其れの検証すらせす絶賛し続けたマスコミの責任”

と断言致します。今にして思えば慰安婦の強制連行が無かったと表明され、また防衛省を防衛庁へ格上げし、各種防備に努めた安倍氏の政治スタンスは極めて正しかったと証明出来たと思います。
 反面、当時の軍靴の音がどうこう書き連ねていたマスコミは、先見の明は疎か、現在を正確に把握する能力すら持ち合わせていない、事も現してしまっています。


 世論と乖離すれば乖離する程、契約者や視聴者から見放され、暴言を吐けば(という政治的中立を超えれば)スポンサーへ対して抗議がなされます。場合によってはネットを中心とした不買運動、最悪デモすら行われると。
 彼らマスコミが気づくのは何時になるでしょう?
 自 浄作用がない以上、道を引き返すにしても余程の事が起きなければ切っ掛けにはなりません。天皇へ対する暴言、また領土の一部を武力で侵攻する隣国があって すら、彼らは粛々と日本が悪い、自民党が悪い、ネットが悪いと、“誰かに責任をなすりつけ、物事の本質から目を逸らす”事を繰り返すばかりです。

 出来れば彼らの自浄作用が働いてくれる事を祈りますが……まぁ其れが出来れば、最初からしているでしょうが。

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