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右も左も手段に過ぎない 〜中国軍太平洋分割統治のアメリカ打診〜

 私が以前好きだった芸能人に北野誠氏と言う方が居ます。確か数年前、でしたか、突然無期限の謹慎宣言をし、一年程芸能活動を自粛されていた方です。
 氏のラジオで何か問題発言があった、と言う噂を聞きますが、私が聞いていた頃には塩川正十郎を称し、
「塩爺じゃなくてクソジジイやないか」
と暴言を吐いても何のお咎めも無かったため、相当キツい事を仰ったのではないかと思います。
(私は其れ以後北野氏のラジオを聞くのを止めましたが)

 ともあれ氏の良く仰っていたネタの中に、こう言う物があります。

『俺は健康のためなら死んでもいい』

 まぁネタを解説するのもどうかと思いますが、“健康になるために死んでしまったら本末転倒ではないか”と言う意味ですね。
 以上を踏まえて政治の話です。最近よく、『ネット右翼!』だの『右傾化する日本社会!』との煽り(か、見出し)を目にしませんか?

 正直、私は右派左派どちらであろうと気にしません。しませんが――ふと気になりました。『どうして右派ではいけないのか?』と。
 例えば人の思想と言うものは縛られていません。また日本に於いては制限する事を禁じられ、誰しもが(除く中傷や犯罪者)自由に表現出来ます。
 また一人が一つの思考をずっと持ち続けねばならない訳もありません。昔はピーマンが嫌いだっだけれども、成長して好きになった方は多いでしょう。
(子供の味覚が“苦み”を拒絶するにの対し、大人になるとアルコール類を筆頭に好まれてきます)

 何と言いましょうか、こう、左右どちらにも言える事なのですが、

『思想や信条は現実問題を無視してすら、貫くべき事なのか?』

と。
 反戦・非暴力、大いに結構です。ですが実に貴方の家に強盗なり連続殺人者が入り込んできたら、貴方はどうしますか?
 ゴルフグラブや包丁を構えないでも、大抵の方は“警察”という“武装した治安維持組織”へ頼る筈です。
 同様に“平時であればどんな理想を掲げても、語っても構わない”んですが、“非常時であればそんな思想は捨てるべきだ”と、私は思います


中国「ハワイ領有権も主張できる」 米国務長官、協議の一幕明かす
2012.11.30 20:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121130/chn12113020080006-n1.htm
 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は11月29日、ワシントン市内で講演した際の質疑応答で、過去に南シナ海の領有権問題を中国と協議した際、中国側が「ハワイ(の領有権)を主張することもできる」と発言したことを明らかにした。長官は「やってみてください。われわれは仲裁機関で領有権を証明する。これこそあなた方に求める対応だ」と応じたという。
 協議の時期や詳細には言及しなかったが、20日の東アジアサミット前後のやりとりの可能性もある。仲裁機関は国際司法裁判所(ICJ)を指すとみられる。
 ハワイをめぐっては、太平洋軍のキーティング司令官(当時)が2007年5月に訪中した際、中国海軍幹部からハワイより東を米軍、西を中国海軍が管理しようと持ちかけられたと証言したこともあった。
  クリントン長官は、中国と周辺国の領有権問題について、領有権の主張が地域の緊張を招くような事態は「21世紀の世の中では容認できない」と述べ、東南ア ジア諸国連合(ASEAN)が目指す「行動規範」の策定を改めて支持した。また、領有権問題は「合法な手段」で解決されねばならないと強調した。
 さらに、領有権問題は北極や地中海でも起こりかねず、米国は「グローバルパワー」として放置できないと明言。中国が「できる限り広範囲」の領有権を主張する中、法に基づく秩序維持のために「直言していかねばならない」と語った。
(引用終了)


 ……えっとですね。テレビや新聞では一切扱いません(除く産経新聞)が、此って大事ではありませんか?中国の現役軍人が「ハワイの領有権を主張する」と言う、半世紀前ならば即戦争になってもおかしくない出来事だと思います。

 私達日本人は中国・韓国・北朝鮮と言った21世紀のならず者国家に囲まれています。尖閣や竹島、核開発に天皇への侮辱と侮蔑、2012年に於いて彼らは其の本性を表した――のは、間違いです。
 文中にあるとおり“以前から中国は非公式で太平洋の管理を打診”していましたし、また韓国の反日教育や海外へ日本を貶めるデマを流しています。
 そして其れらを私は知っていました。弾犀は記者でもありませんし、英語も得意ではありません。ならば何故でしょうか?
 何故ならば私は国内の新聞やテレビだけではなく、海外の記事を集める匿名掲示板を良く読み、参考にしていたからです。また其れをまとめて編集するサイトも数多く立ち、私であっても容易に情報を入手出来るからです。

 そんな私に言わせて頂けるならば『特定アジア三ヶ国があまりにも常軌を逸した言動を繰り返し、日本のマスコミですらも報道せざるを得なくなった』と言う所でしょうか。
 実際に(海保船衝突の際)日本人が数千人単位でデモをしたにも関わらず、日本のマスコミは全てを黙殺した前例があります。
(詳しくは検索して頂ければ分かるかと)


 そして何が質が悪いかと言えば、日本のマスコミが“報道しない自由”を行使して、日本国民への情報を制限していたとしても、状況は待ってくれないと言う事でしょうか。


米上院、「米国の尖閣防衛義務」全会一致で可決 国防権限法案に修正案追加へ(2012/1130)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-121130X789.html
 米上院は29日の本会議で、中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について、日本の施政権下にあることを認め、「(米国の対日防衛義務を定めた)日米安保条約第5条に基づく責任を再確認する」と宣言する条項を、審議中の2013会計年度(12年10月〜13年9月)国防権限法案に追加する修正案を全会一致で可決した。
 国防権限法は国防予算の大枠を定めるもので、領土をめぐる他国同士の争いに関して米国の立場を明記するのは異例。法案全体は近く採決に付され、可決される。 


 まぁ……沖縄の付近を人民解放軍がウロウロし始めたら、太平洋を通ってアメリカへ向かう船が、悉く嫌がらせなり臨検なりされるのは目に見えていますからね。当然と言えば当然の反応……一体何を対価として払うのか、怖い気もしますが。
 しかし本当に日本のマスコミは“特定アジア三ヶ国について都合の悪い事、そしてアメリカが日本の役になるような事”はシャットアウトするようですが。


 さて、話を戻したいと思います。
 私は、死にたくはありません。我が家へ強盗が入ってくれば全力で排除しようとするでしょう。そうする事により家族を守る事に繋がるからです。
 其処に“此と言った思想や信条は無い”でしょう。あるとすれば“現実に発生している問題へ対し、生き残るためにはどんな対処をしなくてはいけないのか?”です。

 左右どちらの思想も結構ですし、日本では其れが許容されています。
 しかし“だからといって隣国が侵攻しようとしている際、己の心情を優先して武装や抵抗しないというのは、あまりにも本末転倒過ぎる”と。

 私達は平和憲法を守って死ぬのか、其れとも武装して家族を守るのか、一度よく考え下されば幸いです。

 排外主義は危険?ならば其の中国人を受け入れたお陰で、罪のない日本人が殺されてるのを見て、彼らと一線を画すべきと言うのが”拝外”と呼ぶのでしょうか?
 主義や主張で現実に対するのではなく、現実を見て対処を考えるべき所に来ています。

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