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第46回衆議院選挙の結果 〜第二民主党の影〜

 マスコミによって造られた衆愚政治の集大成とも言える民主党政権へ対し、私達日本国民は“政権交代”を突きつけました。ある種当然の結果と言えるでしょうね。
 テレビではしきりに、

「自民党が勝ったわけではない!民主党が負けたのだ!」

等と早々にネガティブキャンペーンが始まっています。まぁ否定はしません。確かに小選挙区制だからこそ、此所まで大勝したのは間違いではありません。
 しかし“逆に言えば3年前に政権交代になってしまったのも、小選挙区制度だから”なのも事実です。

 と言うよりもそもそもの話、其の土地土地や地方の民意を代表するため、そう言う選挙制度が採られているのであって、数の大小だけで“民意”とやらを決めるのであれば、数の少ない地方は予算を執行するな、と言った事態になりかねません。
(ある種の数の暴力だと思います。具体的には“此方”のリンクに書いてあります)
日本の伝統文化と効率性 〜維新八策で日本が失うもの〜

 未来の党が大敗したのは予想通り、しかし維新の会が大幅に議席を伸ばしたのは懸念しています。選挙前は控えていましたが、以下の記事をご覧下さい。


日本維新の会・橋下徹「竹島は共同管理の話に持っていくしかない(2012-0923)
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012092301001503.html
橋下市長 「尖閣・北方領土も周辺国との共同管理を」(2012-0928)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120928-OYT1T00225.htm

東京都が尖閣諸島買い取り=所有者と合意、年内に契約―石原知事(2012-0417)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000018-jij-pol&1334612290


 石原党首は尖閣諸島の国有化を推し進め、橋下市長(代表代行)は外国の共同管理を支持すると。
 意見が真逆ですね。重要な政策すら党内で意思疎通が出来ていない政党――そう、民主党の再来です。

 結局は“反自民党、つまり当選するための選挙互助会”に過ぎません。其の場其の場で耳障りの良い事は言うものの、具体策は一切存在しない寄せ集め、つぎはぎだけの政党です。

 どうせまた日本のマスコミは彼らを大絶賛するのでしょうが……ま、今日ぐらいは喜んでも良いでしょうか。


 余談ですが、上司の予想が誤差4でした。昼食一回奢りです。

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