header
 トップへ | 此のサイトについ | ご意見・ご要望のメール

日中関係を破綻させる朝日新聞の捏造報道

〜防衛相「信号弾で警告」 発言の事実なし〜

 もしかしたら誤解されるかも知れないので、最初に念を押しておきますが、私は決して争いや暴力、諍いの類が好きなわけでは御座いません。
 また中国・韓国・北朝鮮の“個人”へ対し、某かの偏見を抱いているわけでもなく、可能な限り在日外国人と同じ程度には扱うべきだと主張しても居ます。
(彼らばかりに特権を与えていれば、其れは他の外国籍の方への差別になりますし)

 しかし“だからといって国が国策としている事は別口”――まぁ彼らが反日という劇薬を使い国家をまとめたり、第三国で嘘八百の虐殺(其れも半世紀以上前の)を流布している姿勢や、竹島を不法占拠したり尖閣諸島へ侵攻しようとするのに対しては、反対や反抗の声を挙げる必要があると存じます。
 よくこの手のロジックではこう言った言葉を使う方が居ます。

「○○が××なのは確かだ。しかし○○にも△△に厚意的な人間は居る。だから○○と仲良くするべきだ!」
(例;中国にも日本に厚意的な人間は居る。だから中国とは仲良くしよう)

 まぁ確かに言いたい事は理解出来ます。私も平和を愛する奇蹄類として、彼らの存在を非常に有り難く思い、また感謝もしていますが、

『個人はそうかも知れないが、結局其れら特定アジア三ヶ国が反日運動・侵攻・核武装をしているのは、結局“国是(国家の基本政策)”』

なんですよね。加えて言えば、

『個人としての動きがあっても、其れを国家へ反映させる動きが皆無』

で、あるのもまた確かですね。具体的には日本には民主党・社民党・共産党と言った、日本国民よりも彼らを優先すべきと言う政党が幾つかあります。善し悪しとは別にしても、外国人参政権などを容認している政党ですね。
 しかし中国・韓国・北朝鮮の政府関係者や政治家、閣僚が日本を擁護したり、彼らの国是である反日へ反対した試しを聞いた事は一度たりともありません。

 つまり“個人レベルで親日・好日であったとしても、国家へ対する影響力は皆無”と言うのが現状です。人民解放軍は尖閣諸島へ侵攻すると明言し、韓国は竹島を不法占拠した上で捏造した追軍売春婦を世界へ宣伝しています。
 はてさて彼らの言う“親日派”は一体いつになったら政治の実権を握るのでしょうか?1年後?2年後?其れとも100年先でしょうか?
 また“全てがそうではないから、許そう”と言うロジックは日本だけでなく、相手国にも当て嵌めるべきです。日韓併合やら日中戦争も反対して投獄されたり、処刑された日本人は居ます。
 で、あれば「日本人全てが悪ではないのだから、日本を責めるべきではない」と言う話もまた当て嵌まるのですが、何故か彼らからはそう言った話は聞きません。

 以上の理屈により私は“日本を脅かす勢力へ対し、毅然とした態度と抑止力を持つ事で対抗すべき”である、と主張しています。親日・好日家の存在は有り難いのですが、大勢でない以上鵜呑みにするのも危ういですから。
 もしも貴方が居酒屋で「○○というチンピラが組みを抜けたいと言っている」と訊いたら、貴方は其の暴力団全体が健全で真っ当な存在となりたがっている、と判断するでしょうか?


 さて、前置きが長くなってしまいました。まぁ著作権法の引用との兼ね合いで、駄文を長く書く必要がある、程度に考えて下されば幸いです。
 2013年1月9日、日本のマスコミでは一切報じませんでしたが、中国ではこんなニュースがありました。日本のマスコミでは一切報じませんでしたが。
(大事なので二回言いました)


尖閣空域で自衛隊機「警告射撃も」…中国人「反撃だ」
サーチナ 【社会ニュース】 2013/01/09(水) 16:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0109&f=national_0109_024.shtml
 中国メディアは9日、尖閣諸島周辺の日本の防空識別圏に中国機がしばしば侵入しているとして、日本政府は自衛隊機による警告射撃など対抗措置の強化を検討しはじめたと報じた。同記事を伝える中国のニュースサイトでは、強い反発を示し、対抗措置や「反撃」を求める書き込みが集まりはじめた。
 愛国論調を“売り物”にする環球網は、日本政府が対抗措置強化を検討するにいたった経緯を紹介すると同時に、「中国政府は釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)問題について、何度も強調し指摘している」、「古来より中国固有の領土であり、中国側は絶対的な主権を有している」などと、中国側の従来の主張を改めて掲載した。
 同記事には「1秒あれば、ミサイルを1000発撃って、日寇をやっつけられる」、「小日本が中国領内の釣魚島の上空で中国機に向けて射撃したら、それは小日本が侵略戦争を始めたということだ。中国軍は日本機を撃墜する義務がある」、「日本が警告射撃したら、中国は応射せねばならない」など、武力衝突を求める声が多く寄せられた。
 日本製品のボイコットに言及し「中国が釣魚島を取り戻すまでは、いかなる日本製品も買わない。日本映画や日本の本は見ない」などと主張する人もいるが、「みんな日本製品のボイコットを言うが、なぜテレビでは日本車の広告が流れているのだ。日本車を買う人は多い」と、反日感情と日本製品愛好の落差を疑問視する人もいる。
 「日本製の映画や本を見ない」と主張したユーザーは続けて、「これこそ中国人の気骨だ。中国人なら絶対にできる。皆で励ましあう。AVは青少年の心身に有害なのだ」などと表明した。(編集担当:如月隼人)


 とまあ非常に勇ましい論調ですね。此もまた現実です。日本のマスコミは一切報じませんが、中国側の尖閣諸島へのスタンスは戦争前夜とも受け取れる報道が大勢です。
(民主党政権下で散々莫迦にされ虚仮にされ、日本が半世紀積み重ねてきた国益を大きく毀損した結果なのですが)
 中国側としても今まで反日を使って、言わばナショナリズムを煽り煽って国家を統一してきました。結果として“愛国無罪”と言う狂った価値観が中国人には植え付けられています。
 また民主化を求める動きは年々盛んになっており、其の捌け口として反日を利用せずにはいられない、と。
 日本としての対応は中国・韓国・北朝鮮の不買や渡航自粛運動、更には彼らへ不必要に肩入れする(例えば三ヶ国の原発を無視した反原発派とか、外国人参政権を推し進める政党とか)のパージに尽きます。

 まぁ色々と頭の痛い事は山積しているのですが――実は、此、朝日新聞の“捏造報道”から始まった話なんですね。


防衛相「信号弾で警告」 発言の事実なし(2013年1月16日)
http://gohoo.org/alerts/130115-2/
【朝日】  2013/1/15「防衛相『領空侵犯、信号弾で警告』中国メディア質問に」 、
2013/1/16朝刊4面「『領空侵犯続くなら信号射撃』防衛相、手順示し中国牽制」

《注意報1》 2013/1/15
 朝日新聞は、1月15日、ニュースサイトの無料版記事で、「防衛相『領空侵犯、信号弾で警告』中国メディア質問に」の見出しをつけ、小野寺五典防衛大臣が「無線での警告などに従わずに侵犯を続ければ、警告として信号弾を射撃する方針を明らかにした」と報じました。
 朝日の中国語版サイトでも、小野寺大臣がそのように表明した(中国語では「表示」)と報じています。
 しかし、防衛省の会見録によると、小野寺大臣は「信号弾」や「警告射撃」という表現を一切使っておらず、特定の国や事案を想定した発言も行っていません
 小野寺大臣の発言は、領空侵犯に対する従来の方針が変わっていないことを一般論として述べたものです。
 朝日の記事は、見出しにカギ括弧をつけていることから、小野寺大臣が中国側の領空侵犯事案に対し信号弾で警告射撃をする方針を明言したと誤解されるおそれがあります。
 朝日新聞中国語版でもこの記事は配信されており、中国では日本の防衛大臣が尖閣問題で警告射撃に初めて言及したと大きく伝えられ、非常に大きな波紋を呼んでいます。
■防衛相「領空侵犯、信号弾で警告」 中国メディア質問に(朝日新聞デジタル2013/1/15 12:57) 
※2013/1/15午後10時掲載確認済
http://gohoo.org/wordpress/wp-content/uploads/130115_a_digital.png

■防?相:将?信号?警告入侵?机(朝日新聞中文版2013/1/15)
http://gohoo.org/wordpress/wp-content/uploads/130115_a_chinese.png
(中略)
 朝日新聞は1月16日付朝刊4面で、「『領空侵犯続くなら信号射撃』手順示し中国牽制」という見出しをつけ、小野寺五典防衛大臣が記者会見で、「尖閣諸島周辺の領空で中国機が無線などによる警告を無視して領空侵犯を続けた場合、警告のため曳光弾で信号射撃をする方針を表明した」と報じました。
 しかし、小野田大臣は「警告」「曳光弾」「信号射撃」といった言葉を一切使っていません。
朝日新聞2013年1月16日付朝刊4面
http://gohoo.org/wordpress/wp-content/uploads/130116_a_4.png
 朝日の記事は1月15日午後から中国の主要サイトでトップ扱いで報じられています。
 たとえば、『環球時報』は、朝日の記事を引用する形で、小野寺大臣が香港メディアの記者の質問に対し「もし中国機が釣魚島の”日本領空”に侵入した場合は、警告に従わなければ、日本が中国機に対し曳光弾を発射して”警告射撃”を実施する」と回答したと報じています。
 これに対し、小野寺大臣に質問した香港メディアの記者は、中国版ツイッター(微博)で「日本の防衛大臣は『曳光弾を発射して警告射撃する』とは答えてないし、『信号弾』や『警告射撃』といった言葉も使っていない」と指摘し、「環球の情報源は朝日であり、朝日の報道が間違っている」と書きこんでいます。
(以下略)


 記事を要約すれば、

『朝日新聞が小野寺防衛大臣の発言を推測し、其れが中国側に伝わって大問題となっている』

と言う事でしょうか。
 問題は幾つかありますが、最大のものは“朝日新聞が小野寺大臣の発言を捏造した”の一言に尽きるでしょう。警告射撃と言う言葉が一文字も入っていないのに、朝日新聞に掛かってしまうとする事になってしまうんですか。
 随分とまぁ……ふざけた話です。平和を愛する(と自称する)朝日新聞が現職大臣のコメントを捏造するなんて、許される事ではありません。

 そして次に問題なのは、“此所まで大事になっているのに、国内のメディアは一切報じない”と言う最悪のもたれ合いですね。麻生大臣の発言は一部だけを切り取り、繰り返し繰り返し執拗に流すというのに、同業他社の捏造報道にはだんまりだと。
 最悪中国政府から宣戦布告される可能性もあるというのに、随分とまぁお優しい事です。ジャーナリストとしては失格ですが。

 そもそもどうして朝日新聞は、小野寺大臣の発言を捏造しなくてはいけなかったのでしょうか?香港市に書かれている通りに、事実をありのままに記せば良いだけの話です。
 捏造報道や揚げ足取りばかりしているから、事実を書けなくなってしまった――と、言うのは冗談ですが、あながち無い話でもない気がします。

 あくまでも私の印象であり、推測の域を出るものではありませんが、既存のメディアは安倍政権を“右翼政権”とレッテルを貼りたいように思えます。雑誌の見出しでネットウヨクがどうの、と言うのが散見させるようになったのが、証拠であると考えています。
 だから防衛大臣の発言を朝日新聞は捏造し、
「安倍政権はこんなに好戦的なんですよ!右翼なんですよ!」
と必死に叫んでいるのではないでしょうか。
 其れ以外にわざわざ捏造する意味が分かりません。朝日新聞の記者は“会見場でボイスレコーダーを回し、オリジナル音源があるというのに、発言をそのまま書き出す事すら出来ない”なんて話はないでしょうし。

 貴方は、マスコミを信じますか?

inserted by FC2 system inserted by FC2 system