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日本の野党は『オール民主党』です 〜川口順子参院環境委員長〜

 何年か前に、国会議員を差して『官僚に全てを任せてれば良いだけのお仕事』などと揶揄する声が良く上がってきました。主にテレビと新聞、そして彼らに良く取り上げられる自称文化人さんの言ですが。
 ですが、民主党という無能無為無策の人間達が政府与党に就き、その言葉が大嘘であった事を証明しました。

 彼らが政権を奪うまでの手口はこうです。

1.出来もしない嘘を並べ、『公約』を掲げる
2.カップラーメンやほっけの煮物など、下らない事で非難する
3.マスコミとグルになって自分達に都合の悪い事を報道しない

 何年も、少なくとも十数年間野党に居ながら、恐らく政府の仕事を間近で見ていたにも関わらず、何一つ成果らしい成果を残さず、国益を大きく損ないました。


 そしてまた民主党は同じ手法で政府の足を――日本の足を引っ張るつもりです。


中国要人との会談で帰国が遅れた自民の川口順子環境委員長に野党が解任決議提出の意向…可決されれば衆参合わせて初のケース(2013-0507)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013050700380
 民主党は7日、国会内で開いた野党8党による参院国対委員長会談で、川口順子参院環境委員長(自民)の解任決議案を提出する方針を示した。他の7党は賛成する意向を表明した。決議案は7日にも提出され、参院本会議で野党の賛成多数で可決される見通しとなった。常任委員長の解任は衆参両院を通じて初のケースとなる。
 一方、7日の同委理事懇談会では、野党各党に加えて公明党の理事が川口氏の辞任を求めた。川口氏は「自民党と相談して対応を決めたい」と述べるにとどめた。
 自民党の石破茂幹事長は記者会見で、川口氏の出張延長は尖閣諸島問題に対応するためだったことを明らかにした。その上で「国益にかなったものだ。野党側に1日延長を要請しており、手続き的に瑕疵(かし)はない」と反論した。


 簡単にまとめれば。

国会開会中は海外渡航自粛が基本

特別に許可もらったけど予定より1日短い

実際行ってみたらやっぱり予定通りじゃないと無理

党本部に延長手続きしてもらって予定通り中国と会談。しかし野党は許可せず

帰国したら解任決議案出された


 ね?民主党は愚かでしょう?
 よく考えて下さい。日中関係がぎくしゃくしている中、野党は安倍政権をこう誹っていました――靖国がどう、尖閣がどう、中国を大事にすべきだ、と。

 しかし実際に政府が中国政府要人との会談をしようとしても、こうやって足を引っ張る。


参院、川口環境委員長を解任=安倍政権に痛手 時事通信(2013-0509)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000040-jij-pol
 参院は9日午前の本会議で、野党7党が共同提出した川口順子参院環境委員長(自民)の解任決議を賛成多数で可決、川口委員長は解任された。常任委員長の解任は衆参両院を通じて初めて。安倍政権にとって痛手で、夏の参院選に向けて与野党の対決色が強まりそうだ。自民党は後任の人選を急ぐ。
 解任決議は、川口氏が中国訪問の日程を国会の了承を得ないまま延長したのを受け、民主、みんな、生活、共産、みどり、社民、日本維新の会の7党が提出。本会議では民主党の趣旨説明の後、自民党が反対討論、みんなの党が賛成討論をそれぞれ行った。新党改革は共同提出には加わらなかったが、賛成した。採決は記名方式で行われた。 
(引用終了)


野党、初の共闘も外交より政局、参院選向け党利党略一致(2013-0509)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130509/stt13050907570000-n2.htm
(前略)
 もっとも、国民の理解を得られるかは疑わしい。解任決議案提出は、日中関係が冷え込む中、楊国務委員との会談に意義はないと断定しているに等しい。
 そもそも、川口氏の帰国予定の4月24日になって、楊氏との会談が翌25日に開催されることが決まった。川口氏は24日午前の段階で帰国延期を求め、自民党は野党に帰国延期を打診したが、野党は「委員会開催」にこだわり、蹴った。
 「国益とか言うが、そういうことをわれわれが判断する立場にない」
 参院民主党幹部はそう言い放った。(坂井広志)
(引用終了)


 ふむ『民主、みんな、生活、共産、みどり、社民、日本維新の会の7党』ですか。つまりこれが何を示しているかと言えば、

『日本の国益は関係無い。政局を起こして自分達が有利に立てればそれだけで良い』

と言っているのに等しい行為です。


 そして最悪だったのは川口委員長解任に当たって、演説したみんなの党水野賢一議員の言葉です。


「外務政務官として台湾を訪問したいという私に、当時の川口外務大臣は『台湾に行くなら政府の一員としてではなく、一議員として行きなさい』と言った。あなたにも同じ言葉を贈る。『外交がしたいのなら、委員長を辞めて、一議員としてやりなさい!』」


 ……私怨ですか、実に下らないですが、みんなの党の相応しい程ご立派な人材かと思います。
 少なくとも川口議員が勝手に訪中したのではなく、国会の同意を得ています(で、無ければ訪中は不可能ですから)。

 ちなみにみんなの党水野賢一議員が何故当時諫められたかと言えば、


宮腰農水副大臣が先月訪台 陳総統らと会談< 2006年9月12日 13:08 >
http://www.news24.jp/articles/2006/09/12/0466676.html
 農水省・宮腰副大臣が先月、台湾を訪問し、陳水扁総統らと会談していた。
 宮腰副大臣は12日午前、「今回はあくまでも私人として訪問させていただいた」と説明した。
 日本政府は72年の日中国交正常化以来、中国へ配慮して閣僚の台湾訪問を自粛しており、今回、現職副大臣が総統と個別に会談するのは極めて異例。
(引用終了)


 ……個人的には水野議員に賛同したい部分も無いわけではありませんが、それにしたって一個人の私怨を堂々と国会で語るような、実に非合理で気持ち悪い行為です。
 まぁ?民主党を筆頭とした全野党、勿論みんなの党ですらも、『日本の足を引っ張るためのオール民主党』にしか過ぎない事を、身を以て証明したのは良い事だと思いますよ。
 その意味では水野賢一議員の私怨を国政に持ち込むという、最低最悪の下劣極まりない、国会議員以前に人間としてのモラルを問われる行為でしたが、意味はあったのかも知れませんね。


 民主党政権下の三年三ヶ月、私達は『民主党サギ』の被害に遭い続けてきました。
 新聞やテレビが持ち上げた『与党を正す政治家』達が、何一つの例外なく『真顔で嘘を吐く最低最悪の詐欺師達』であったためです。

 そしてまた詐欺師達は息を吐くように嘘を吐き、日本の国益などお構いなしに国会議員としての権力を誇っています。

 悲しい事に民主党だけではありません。維新・みんな・生活。共産党……全てが全て、『無責任野党』だった、と。

 私達は彼らへ対し、選挙で相応の報いを出さねばいけません。


文責;弾犀@奇蹄類


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