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選挙へ行こう

 今日は細々とした事を。選挙前ですしね、あまり突っ込んでも何ですから。


 まず何から言えば……あぁ、では民主化繋がりで『エジプト・トルコの民主化失敗』から。

 数年程前、エジプトとトルコが民主主義を取り入れました。前者はクーデターまがいの、後者はきちんとした選挙によって。
 後に民主的な投票が行われ、それぞれ新しい大統領と国民が選んだ政権が誕生しました。

 ――が、しかし。蓋を開ければ大失敗。どちらもイスラム原理主義(※原典主義)支持者の強い為政者が就き、政治は混乱しています。
 トルコは経済的には一応成功していたので、まだマシなのでしょうが、エジプトは散々です。
(特にテロ事件を起こしたグループ出身の人物を閣僚へ入れたりと、酷い有様です)
 エジプトでは軍によるクーデターが起こり、トルコでは大統領退陣を求めるデモが今も尚続いています。それが、現実。
 結局『独裁政治を望む者達が、民主主義によって選ばれた』と言う訳の分からない状態でしょうか。
 しかも再選挙するにしたって、強い支持基盤がある彼らが勝つ可能性が高い、と。


 以上の事実から私達が学ぶべき、と言うか学べる教訓は、

『国民の意思を反映しても、必ずしも成功する訳ではない』

事です。
 ちなみに民主主義を否定している訳ではありませんし、独裁国家等以ての外だと思います。あぁ社会主義と言う名前の独裁も含めて、ですが。


 私は民主主義国家に住む者として『学ぶ』必要があります。愚かな為政者を頂かないためにも、そして彼らによって国益が損なわれないためにも。
 ですからまず『疑って』下さい。あなたが票を投じる候補者、政党はあなたの意思と合致しているのか?あなたの信条に近いものであるのか、と。
 そしてまた『私を含めた全ての情報を疑って』下さい。私はこのブログに(個人情報以外は)何一つ嘘を書いていませんが、事実と異なるかも知れません。
 そして最後に『投票に行きましょう』。それだけです。


 兎に角投票には行きましょう。あなたの一票で政治は決まります。



文責;弾犀@奇蹄類


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