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選挙が終わって 〜タブロイド思考応用編〜

 選挙が終わり夜が明けました。結果は自民党・公明党を国民の多くが信任したと言う結果になりました。
 マスコミがネガテイブキャンペーンを繰り返しても、微動だにしなかったと言うのは、暗く侘しい三年三ヶ月のお陰でしょう。
 恐らく、と言うかもう既に昨晩の選挙番組の中で「投票率が低かった。だから自民党は国民に信任されているわけではない!」との話もありましたが、投票を放棄するのもまた一つの権利です。
 与党圧勝が伝えられている中、「勝つなら行かなくていい」ぐらいに思った、とも考えられますしね。


 今回の選挙でしきりに騒がれていたのは、自民党はネットを上手く活用した件です。
 例えば候補者の応援者のツィート数、どれだけ検索がされているのかを上げて、自民党はいち早くネットを取り入れた結果である、と分析されていました。

 が、しかし。ちょっと考えてみましょうか。実際の所、自民党の活動自体は他の党と似たり寄ったり、特に此と言って頭抜けた広報をした訳ではありません。
 だと言うのに、何故ネットでの支持が広がったのかと言えば――其れは恐らく『民意』だと思います。

 民主党の訳の分からない政策や場当たりだけ、口先だけの嘘八百、そして彼らを今までずっと無批判に褒め称えてきたマスコミ各社への不審。其れが重なった結果、日本国民はネットを介して意思表示し、自民党を応援したのではないでしょうか。
 現に、と言いましょうか、安倍総理がネットで発信すると其れは15万人に伝わります。まぁそう言うシステムであり、また支持者だけがしている訳ではないので、あくまでも目安ですが。
 しかし同様のサービスをしている海江田代表を筆頭とする他の野党は、半分に届かない数しか伝播しません。

 其れは只単に『政治家・政党としての人気の違い』だと私は推測しています。何故ならば両党共に仕込みやサクラだとすれば、このような圧倒的な議席数となって表れないからです。
 其れが、現実です。


 さて、確実にそちらの関係者の方はご覧になっていないでしょうが、一言。
 『自民党はネットを活用した』のではなく、『日本国民がネットを使って自民党を応援した』が正解だと思います。
 マスコミや他の野党が現実逃避したいのは分かりますが、そうでないと似たような活動をしているにも関わらず、支持が集まった理由とはなりません。

 あぁ勿論、タブロイド思考のように『答えの出ない問題へ自分の妄想で答えたつもりになる』のは結構ですけど、其れは確実に何の意味も持ちませんよ。
 現実を見ず、世界を知らず、自分達の身内で固まった狭い狭い業界で暮らして済む時代は終わったのです。

 ……まぁ、其れが理解出来るようであれば、そもそもそんな生き方など出来ないのでしょうが。



文責;弾犀@奇蹄類


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