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靖国を考える

 此の季節になると日本のマスコミは揃って宗主国様――もとい、中国・韓国・北朝鮮の談話を『日本の激しく非難するアジアの声!』と題して報道します。
 具体的には「A級戦犯がどうのこうので軍国主義」なんだそうです。独裁国家に右翼だの軍国だとの言われて、苦笑を禁じ得ませんが。

 私達の住む国は誰がどこへ行こうとも勝手だし、違法でない限りは許容されるべきだと考えますが。勿論其れを嫌うのは勝手ですし、政治家であれば選挙で一票を投じなければいいだけの話です。

 そう言った議論をする際に、「ドイツを見習え、ドイツではナチスを禁止している!」等と言われますが、それは只単に『日本では憲法違反』なだけですよ?日本はドイツと違って、きちんとした憲法を持っているため、思想・信条の自由や表明の自由が認められているのですから。
(憲法を守れと言う類の人に限って、自分達以外の言動は規制すべきと言うのですから、何とも嘆かわしい話です)


 そもそもドイツ並びにヨーロッパは『偽善』だと思います。

 ベニスの商人で商人シャイロックが典型的なユダヤ人の悪人とされました。主人公の腹の肉を寄越せと主張し(恐らく「私腹を肥やすのを止め、もう少し痩せろ」的な意味なのでしょうが)、最後には借金を反故にされる始末。
 其の背景として忘れてはならないのは、『ユダヤ人(と言うか教徒)はキリスト教による迫害を受け続けてきた歴史がある』からです。

 不思議に思いませんでしたか?ユダヤ人がナチスで迫害されたり、酷い目に遭っていたと言うのに、戦後まで助けようとする国は皆無でした。
 それどころか「知らなかった」り、中には亡命しようとしたユダヤ人達を送還した国家もあるぐらいです。

 其れを忘れ、無かった事にし、さも自分達は人道主義や人権を重んじていたかのような姿勢は――タダの、偽善です。
 アジアやアフリカを植民地として、奴隷貿易をしていた彼らののどこが一体、人道があると?

 ……でも、どうなんでしょうね?少し前にイギリスで警官が殺害された事件がありました。其の犯人はアラブ系の男性が逮捕されたのですが、其の男性は移民で手厚い生活保護を貰って生活していたそうです。
 まるで日本と在日韓国・朝鮮人のような話です。国富が遣われるべき国民には届かず、其の国を憎む外国人が横取りすると。


 そもそも、で言えば『A級戦犯は刑罰が執行された時点で、もう戦犯としての罪は償われている』筈ではないでしょうか?
 それとも『彼らは永遠に犯罪者であり続けなればいけない』のか?
 私は彼らをそう呼ぶ事について、『差別』であると考えます。

 貴方はおかしいとは思いませんか?日本の出来事や政治へ対して、中国や北朝鮮などが一体どんな権利を以てして非難する権利を持つというのでしょうか?

 私個人は靖国へ行った事はありませんし、また行くつもりもありません。故郷が戊辰戦争で負けているのに、靖国には奉られていないからです。
(一応国を思って戦争したのですから、西郷隆盛と共に奉じられてもいいと思いますが)
 でも、だからといって他人へ行くなとは言いません。誰が何をしようとも、この国は自由があるのですから。

 マスコミや一部の国では、靖国へ参る人間を差して「独裁的だ」と言いますが、実際の所、『自分達と違う思想を受け入れず、排他する人間達こそが独裁的』と私は考えます。



文責;弾犀@奇蹄類


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