4ヶ月遅れのニュースが“新”聞？ 〜シリアの化学兵器使用の周回遅れ〜
私が幼い頃、「新聞はなぜ新聞というのか？」と誰へ訊ねた事があります。
返ってきた答えは「新しい情報を伝えるからだよ」だったような？まぁそんな感じですが。
翻って現在、マスコミはシリア政府が化学兵器（サリン）を使用し、アメリカとフランスが軍事介入すると宣言しています。
（イギリスは一昨日下院で不参加を表明しました。衆愚政治の一例だと思います）
さて、前後して『国連のチームがシリア入りして、化学兵器の有無を調べていた』というの報道が成されていますが――其れは『何故彼らが入っているのか？』と言う報道は皆無でしたね？。少なくもと日本の報道に於いては。
まぁ大した事ではなく――『実はシリアでは今年の4月に化学兵器を使った疑いがあった』からです。
つまりシリアでは（政府か反政府側かは分かりませんが）化学兵器を使用していた疑いがあり、今回の事件は国連チームが乗り込んだ矢先に行われたと言うものです。
ね？『日本のマスコミは極めて無能』でしょう？
シリアに何の利害関係があるのかは知りませんが、4月にあったシリアの化学兵器使用疑惑を黙殺し、問題が大きくなって初めて取り上げる。其れが日本のマスメディアです。
しかも問題は其れだけではありません。このニュース、NHKでは27日火曜日、朝日新聞では28日水曜になって取り上げたのですが、実はもっと以前から騒がれていました。
日付を見ると25日日曜日の早朝、時差を加味すれば読売新聞の報道は早かったと思いますが。他の局はあまりにも、遅い。
事件か起きたのは先週、国境なき医師団が声明を出したのは24日（時差もあるでしょうが）、地上波と新聞で大々的に取り上げ始めたのは28日。遅いにも程があります。
では『何故？』遅れたのかを考えてみれば簡単な事です。ニュースや紙面には限界があり、『彼ら日本のマスコミ達の中ではシリア民間人の虐殺よりも優先順位の高い事があった』だけです。
『歴代で最も無能且つ差別的』という輝かしい二つ名を持つパン・ギムン事務総長が、国連のルールである『中立・公正』をかなぐり捨てて日本への内政干渉をしていたからです。
悲しい事に日本のマスコミはパン氏の政治的介入“だけ”を取り上げ、『自民が悪い！日本が悪い！日本は世界で孤立している！』と繰り返し報道しています。
（彼らの中の“世界”とは特定アジア三国しかないんでしょうね）
しかも此の発言、日付を見て頂ければ分かりますが、アメリカ・イギリスが軍事介入を検討し始めた矢先、シリアで多くの民間人へ化学兵器が使用された直後です。
韓国人のパン事務総長が、如何に無能で自国のためだけにしか動いていないかを表すエピソードとして語り継がれるでしょう。
日本のテレビと新聞は化学兵器で虐殺されるシリア民間人を無視し、『介入するな！原油が高くなる！アメリカポチを止めろ！』と騒ぎ出しています。
自称人権派の団体方がチベットやウイグルの人達を無視して、何故か安全な日本で自由を叫ぶのと同じ構図でしょうが。
どの局を見てもファシズムのように同じ演説の繰り返し。見ていて気持ちのいいものではありません。
まぁ“新”聞と言いながらも、周回遅れでコケの生えたニュースしか提供出来ない人間達であれば、横一列に並ぶのも当然でしょうが。
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返ってきた答えは「新しい情報を伝えるからだよ」だったような？まぁそんな感じですが。
翻って現在、マスコミはシリア政府が化学兵器（サリン）を使用し、アメリカとフランスが軍事介入すると宣言しています。
（イギリスは一昨日下院で不参加を表明しました。衆愚政治の一例だと思います）
さて、前後して『国連のチームがシリア入りして、化学兵器の有無を調べていた』というの報道が成されていますが――其れは『何故彼らが入っているのか？』と言う報道は皆無でしたね？。少なくもと日本の報道に於いては。
まぁ大した事ではなく――『実はシリアでは今年の4月に化学兵器を使った疑いがあった』からです。
シリアが少量の化学兵器使用の可能性（2013/04/26）
中東歴訪中のヘーゲル米国防長官は、米情報機関がシリア政府が少量の化学兵器を使用した可能性があると分析していることを明らかにした。
By Craig Whitlock, Updated:
Friday, April 26, 2:14 AM
アメリカ諜報局：「シリアのアサド政権が小規模の化学兵器を使用」
アメリカ諜報局は初期の分析結果としてアサド政権が小規模の化学兵器を使用したと結論付けたとChuck
Hagel国防長官が述べた
（中略）
ホワイトハウスの書簡は大統領が問題を深刻に受けとめているとし、化学兵器使用の証拠の徹底した調査を行う義務を有するとしている。このため国連調査団を送ることを主張している。（国連調査団について英仏も支持している）
国連事務総長に送られた英仏からの書簡は昨年12月以降、シリアが複数回の化学兵器使用の証拠があるという。外交官らによれば土壌のサンプルや証人の証言などがそれであるという。アレッポ、ホムス、ダマスカス周辺がその地域であるという。
（引用終了）
つまりシリアでは（政府か反政府側かは分かりませんが）化学兵器を使用していた疑いがあり、今回の事件は国連チームが乗り込んだ矢先に行われたと言うものです。
ね？『日本のマスコミは極めて無能』でしょう？
シリアに何の利害関係があるのかは知りませんが、4月にあったシリアの化学兵器使用疑惑を黙殺し、問題が大きくなって初めて取り上げる。其れが日本のマスメディアです。
しかも問題は其れだけではありません。このニュース、NHKでは27日火曜日、朝日新聞では28日水曜になって取り上げたのですが、実はもっと以前から騒がれていました。
シリア、神経ガス症状３６００人…ＭＳＦ発表（20-130825）
【カイロ＝佐藤昌宏】国際的な民間支援
団体「国境なき医師団」（ＭＳＦ）は２４日、声明を出し、シリアのアサド政権軍が毒ガス兵器による攻撃を行ったと疑われている首都ダマスカス近郊の３病院
で、神経ガスを受けた際の症状を抱える住民約３６００人が治療を受け、このうち３５５人が死亡したことを明らかにした。
声明によると、患者が収容されたの
は、攻撃が行われたとされる２１日朝、３時間以内の短期間に集中していた。ＭＳＦのスタッフは治安上の問題から、病院には近づけないとしているが、支援を
行っている病院からの「詳細な報告」が、けいれんや唾液の過剰な分泌、縮瞳など神経ガスを受けた症状を示しているという。
（以下略・引用終了）
日付を見ると25日日曜日の早朝、時差を加味すれば読売新聞の報道は早かったと思いますが。他の局はあまりにも、遅い。
事件か起きたのは先週、国境なき医師団が声明を出したのは24日（時差もあるでしょうが）、地上波と新聞で大々的に取り上げ始めたのは28日。遅いにも程があります。
では『何故？』遅れたのかを考えてみれば簡単な事です。ニュースや紙面には限界があり、『彼ら日本のマスコミ達の中ではシリア民間人の虐殺よりも優先順位の高い事があった』だけです。
「指導者は広い視野を」＝日中韓の対立「遺憾」−国連総長（2013-0826）
【ソウル時事】潘基文国連事務総長は２６日、訪問先のソウルで記者会見し、最近の日本と中韓の歴史認識や領土をめぐる摩擦に対し、「遺憾に思う」と述べた。また、日本の憲法改正論議について、「日本政府の指導者は深い省察と国際的な未来へのビジョンが必要だ」と述べた。
潘氏は、「北東アジアの指導者は、未来を展望し、自国の発展だけでなく、アジアや全世界的な発展のために何ができるか、もう少し広い視野を持つことが必要だ」との考えを示した。
その上で、「（北東アジアの）指導者の決断と正しい歴史認識が必要だ。そうしてこそ他国からも尊敬と信頼を受けられると考える」と語った。
（引用終了）
『歴代で最も無能且つ差別的』という輝かしい二つ名を持つパン・ギムン事務総長が、国連のルールである『中立・公正』をかなぐり捨てて日本への内政干渉をしていたからです。
悲しい事に日本のマスコミはパン氏の政治的介入“だけ”を取り上げ、『自民が悪い！日本が悪い！日本は世界で孤立している！』と繰り返し報道しています。
（彼らの中の“世界”とは特定アジア三国しかないんでしょうね）
しかも此の発言、日付を見て頂ければ分かりますが、アメリカ・イギリスが軍事介入を検討し始めた矢先、シリアで多くの民間人へ化学兵器が使用された直後です。
韓国人のパン事務総長が、如何に無能で自国のためだけにしか動いていないかを表すエピソードとして語り継がれるでしょう。
日本のテレビと新聞は化学兵器で虐殺されるシリア民間人を無視し、『介入するな！原油が高くなる！アメリカポチを止めろ！』と騒ぎ出しています。
自称人権派の団体方がチベットやウイグルの人達を無視して、何故か安全な日本で自由を叫ぶのと同じ構図でしょうが。
どの局を見てもファシズムのように同じ演説の繰り返し。見ていて気持ちのいいものではありません。
まぁ“新”聞と言いながらも、周回遅れでコケの生えたニュースしか提供出来ない人間達であれば、横一列に並ぶのも当然でしょうが。
文責；弾犀@奇蹄類
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