御用マンガ家 〜やくみつるの笑えない風刺画〜

　最近ブログをご覧頂いてる方が急に増えたようで、私自身もビックリしています。わざわざ時間を割いて下さる方に深く感謝を。出来ればその対価に見合った内容であれば良いのですが。


　さて、2013年11月16日の朝日新聞に奇妙な風刺画が掲載されました。
　それは『議員定数削減を約束すれば解散する、と言う野田元総理とそれを聞く安倍総裁（時）』でした。
　絵には「1年前だけど忘れている」的な文言が付け加えられていましたが。

　……それを書かれたのは自称漫画家のやくみつる氏です。はい、私の記事では『被災者の心情を自分のために使う最低の人間』でお馴染みですね。

　まぁ結論から言いますが、

『0増5減の議員削減は半年以上前に可決された』

記憶があります。確かその時も『自民党の議員定数削減案に反対した野党は、ほぼ全てが反対票を投じた』経緯がありました。

　やくみつるさん、これはあくまでも可能性の話なので、どうか気を悪くしないで聞いて頂きたいのですが。

　やくさんの頭の中には脳が入っていますか？入っているとするのであれば、それは正常な機能を有していない可能性が極めて高いようです。
　僅か半年に前に議員削減したにも関わらず、それを記憶しておらず、あまつさえ民主党を筆頭にした野党が堂々と解散前の約束を反故にしているのに、やくさんは触れません。
　また東京五輪の事でもそうですが、被災地に寄りつかず全く全然これっぽっちも興味など無いのに、自身の意見の裏付けのために勝手に代弁もしました。

　これは重大な障害、または病気の可能性があるので、一度専門のお医者様に看て貰った方が良いと思いますよ。
　だって『民主党政権時代には数々の公約破り（と言うか守った政策が「高校無料化」ぐらいしかない）をしたにも関わらず、やくさんは無批判』でしたよね。
　そして自民党が政権与党に復帰すれば、既に果たして約束を守っていないと風刺画を描く、と。

　……あぁ、そうですね。もしかしたらこれも遠回しな批判なのかも知れませんね。

『やくみつるさんは僅か半年前の事すら憶えておらず、民主党が破った公約を批判せず、被災地の人間をダシにして我を通す最低最悪の人間である』

　そんな自分を世間の皆さんに笑って貰いたい、的な風刺なのかも知れません。
　まぁ何にせよ、やくみつるさんご自身の節操の無さと記憶力の無さに、多くの方は失笑してしまったでしょうが。


　よくテレビに出るタレントは固定されていますね。彼らは自身を以て『有識者』だと説きます。
　けれど結局の所、彼らは『御用タレント』に過ぎません。
　テレビ局・新聞会社の望むままの意見を言い、世論を恣意的に誘導する類のです。

　だってもしもやくみつるさんに、人並みの記憶力があれば議員定数削減を現与党が果たし、民主党を含む野党が反対した事実は分かるでしょう。
　そして人類道程のモラルを持ち合わせていれば、被災者を勝手に代弁するなんて恥ずかしげもなく出来る訳がありません。

　どうして彼らがよく出演するのか？
　答えは簡単です。彼らは“恥”が無いから、どんな事でも喜んで言えるのです。





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