連日連夜、テレビと新聞ではスクラムを組んで秘密保護法案の徹底的な反対を謳っています。
　昨日取り上げたように、民主党政権時代のSengoku38氏への弾圧やら、情報の握り潰しに荷担した『共犯』なのに、今更何を言っているのか理解に苦しむ所ではありますが。

　今日は中国の防空識別圏に関してなんですが……これは、ずっと前から言っていましたよね？あんな独裁国家を信じる方がどうかしていると。
　韓国や北朝鮮と同じく、『ならず者国家』に対して私達が出来るのは、彼らとの付き合いを最低限にして、可能な限りの対抗手段を取っていく事しかありません。




　そうですね……あぁ、少し前に『日本を戦争の出来る国にするのか！？』などと宣った新聞がありますが、と言うか今は全ての局と新聞で同じ論調ですけど、その際頭のイカれたジャーナリストがこう仰っていました。

『権力指導者の子供達を徴兵してはどうだろうか？そうすれば戦争をする気にはならないだろうから』

　憲法を無視した、実に差別的な物言いなのですが……まぁ、確かにそれはある種の真実であるかも知れません。
　自分の家族や友人が危険に晒されるのであれば、そりゃ躊躇う人間だって出てくると思います。

　ですがそれは『戦争を仕掛ける側』に限りますよね？
　今の中国や北朝鮮のように、日本を侵略する気が満々の国家に対しては何一つ抑止的な意味を持ちません。

　『戦争』というのは相手が初めて成立する行為です。日本が他国を侵略しないよう、私達国民が監視する必要はあるでしょう。
　けれど、それ以上に今、現在、今日の私達は中国や北朝鮮に侵略されているという脅威に講じねばいけません。
　同様の自称ジャーナリストは、確かこんな風にも言っていましたか。

『そんなに戦争がしたいのであれば、戦争をしたい人達だけ徴兵すればいい』

　そうですね。それはその通りだと思います。
　ですから、是非、『現在戦争がしたくたまらない中国と北朝鮮へ行って、同じように言ってくればいい』と思いますよ。

　ふむ。良い考えですね。大江健三郎氏を筆頭とする九条の会の方、後は共産党や民主党の皆さん達、そんな独裁国家が嫌なのであれば、現在進行形でウイグルやチベットで民族浄化をしている中国、そして北朝鮮へ行って平和を叫んできてくださればいいと思います。


　……まぁ？結局の所どうせ口だけなんでしょう？商売のため、政治のため、『なんかそれが受けそうだから』ってポーズに過ぎないんでしょう？
　もしも今、日本が独裁国家だなんだと放棄で憂いている人間が居るのであれば、お隣の独裁国家も非難しなければおかしいですよね。

　では最後に石平氏のいつもの言葉を捧げます――愚かな卑怯者の皆さんへ。


『――民主主義を叫んで害のないところでは叫ぶけど、民主主義を許さないところでは一所懸命に権力に媚びるんです――』





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