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目の前で助けを請う人が居たら?

 〜韓国軍への銃弾供与、主義を通して見殺しにしろと言う偽善者ども〜

 目の前で犯罪者から刃物を突きつけられている人が居ます。
 さて、どうしますか?以下の選択肢から一つ選んでください。


1.大声を上げたり、警察に通報する(私ならそうします)
2.果敢に割って入る(被害者が女性の場合、人命だけでなく尊厳も失われるかも知れないので充分アリでしょう)
3.見て見ぬフリをする(……んー、まぁ?女性や子供が目撃側だと、仕方がないのかも知れません)
4.「私達は集団的自衛権が認められていないので、手を貸す事は出来ません。私の主義のために、あなた達は死んでください」と言う
5.【憲法九条】と書かれた紙を掲げて平和になるよう祈る


 あぁ勿論皮肉ですよ?誤解しないでくださいね?
 いつもの『安全な場所から平和を叫んでいる卑怯ものども』の話ですから、ただの。
 今日も、そんな話です。


 自衛隊がPKO法に則って、正式な国連の活動の一環として南スーダンへ派遣されました。個人的には『派兵』と書くべきか迷いましたが、まぁそれはその内変わるかも知れませんか。

 すると同じく南スーダンで活動している韓国軍から自衛隊に、『弾薬を提供して欲しい』という要請が入りました。


日本政府が韓国軍に武器支援(2013-1223)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131223/n62532810000.html
 南スーダンで、軍の部隊どうしの衝突が続くなか、政府は、現地でPKOに参加している韓国軍からの要請を受けて、陸上自衛隊の銃弾、およそ1万発をPKO協力法に基づき、国連を通じて、提供する方針を固めました。
 防衛省によりますとPKO協力法に基づいて、国連に武器が提供されるのは初めてです。
 南スーダンでは、今月15日以降、首都ジュバでキール大統領を支持する軍の部隊とマシャール前副大統領を支持する部隊との戦闘が続き、東部のジョングレイ州では国連の施設が襲撃され、PKO部隊のインド軍兵士など少なくとも10数人が死亡するなど、混乱が続いています。
 こうしたなか、ジョングレイ州でPKO活動に参加している韓国軍から、日本政府に対し、銃弾を提供してほしいという要請がありました。
 このため、防衛省は、23日朝、小野寺防衛大臣や、岩崎統合幕僚長 ら、防衛省・自衛隊の幹部が集まって対応を協議した結果、南スーダンに派遣している陸上自衛隊が所有する小銃用の5.56ミリ弾およそ1万発をPKO協力 法に基づき、国連を通じて、韓国軍に提供する方針を決めました。政府は、国家安全保障会議の関係閣僚が対応を協議し午後にも、持ち回りの閣議で正式に決定 することにしています。
 防衛省によりますと、PKO協力法に基づいて、国連に武器が提供されるのは初めてで、自衛隊の銃弾は、早ければ23日午後にも国連のヘリコプターで、ジュバからジョングレイ州への輸送を検討しているということです。
(引用終了)


韓国軍に銃弾提供、「三原則」例外扱い 南スーダンPKO(2013/12/23 21:15)
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS23012_T21C13A2MM8000/
(前略)
 政府によると、国連から銃弾提供の要請があったのは22日午前。韓国 軍は戦闘が起きている東部のジョングレイ州で活動中で銃弾が不足している。南スーダンPKOの部隊のうち韓国軍と同じ口径5.56ミリの小銃の銃弾を使っ ているのが自衛隊だけだったため、韓国軍、国連双方から要請があったという。
 23 日、安倍晋三首相や麻生太郎副総理、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相らが首相公邸に集まり、国家安全保障会議(日本版NSC)を開いて対応を協議。その後、持ち回りの閣議で銃弾の供与を決めた。政府は「一刻を争う緊急性と人道性が高いため、要請に応じて提供することを決めた」と説明している。
 PKO協力法25条はPKOや人道的な国際救援活動などに協力するため適当と認められるときは物資協力できると規定している。ただ政府はこれまで物資提供の対象として銃弾は想定しないと国会で答弁。国際機関から供与を求められても応じない考えを示してきた。
 自衛隊は2012年1月から南スーダンで本格的にPKOの活動をしている。首都ジュバにいるが、混乱拡大を受け、現在は宿営地外での活動を自粛している。政府は自衛隊の銃弾の備えに余裕があり、1万発を提供しても活動に問題ないとしている。
(引用終了)


 南スーダンでは緊迫した事態が続いており、インド軍の兵士が十数人殺されるような危険地帯になっています。
 韓国軍は1万5000人の難民を抱えており、反政府軍からの襲撃を受けるかも知れない――よって、同じ規格の弾丸を使っている自衛隊へ、『国連を通じて援助要請をした』と。

 私は韓国とは断交すべきだと思っていますが、まぁ緊急事態です。
 経済的な援助ならばするべきではないでしょうが、冒頭で述べたように、

『目の前で殺されかかっている人間を助けるのは、人として当然の行為』

であると私は考えます。
 けれど日本のエセ平和主義者やジャーナリストを気取る何かは一味違いますね。
 ここぞとばかりに『武器供与をした政府を叩き始めた』んです。


社説:PKOで弾薬提供 説明なき転換を危ぶむ(毎日新聞 2013-1225)
http://mainichi.jp/opinion/news/20131225k0000m070112000c.html
 極めて疑問の残る決定だ。政府は、治安が悪化している南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で、陸上自衛隊の弾薬1万発を国連を通じて現地の韓国軍に無償提供した。武器輸出三原則に抵触することから、例外扱いにした。
 日本の武器・弾薬が外国軍に譲渡されるのは初めてだ。それなのに政府の説明は不十分で、理由にあげた緊急性・人道性がどの程度のものか、代替手段はなかったかなど、政策の妥当性を判断する材料が乏しい。戦後の安全保障政策をなし崩し的に転換することのないよう、納得いく説明を求めたい。
(引用終了)


【京都新聞/社説】自衛隊が南スーダンで韓国軍に銃弾提供、輸出三原則の骨抜きで許されぬ行為(2013-1224)
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20131224_3.html
(前略)
 武器・弾薬をこうした「物資」に含めることには無理がある。
 戦闘行為の当事者となりうる外国軍への銃弾の供与は、武器輸出を全面的に慎むとする「三原則」に反し、憲法の平和主義に抵触する恐れが強い。
 政府は「一刻を争う事態であり、緊急の必要性・人道性が極めて高い」とするが、戦後の長い時間をかけて築き上げてきた国のあり方を、なし崩しで骨抜きにすることは許されない。
 自衛隊は侵略に対する専守防衛のための組織である。国際貢献や「積極的平和主義」といった大義名分をかざしても、海外での戦闘行為やその支援に道を開くことは現行憲法下では許されない。
 政府はあらためて肝に銘じるべきだ。
(以下略・引用終了)


「NSCで恐れた事態」 銃弾提供 野党「文民統制形骸化」(2013-1224)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013122402000110.html
 野党は二十三日、南スーダンでPKOを展開する韓国軍への日本の銃弾提供を「文民統制(シビリアンコントロール)が形骸化する」(吉田忠智社民党党首)と批判した。
 共産党の市田忠義書記局長は取材に「武器輸出三原則に明確に違反する。外国の軍隊に弾薬を提供するのは絶対に許されない」と指摘。同時に「集団的自衛権の行使容認を目指している政権の『右寄り路線』の表れだ」と非難した。
 生活の党の鈴木克昌幹事長は「日本は明らかに右傾化しており、国民や国会がチェックできずに歯止めがかからなくなるのではないか」と懸念を示した。
 吉田氏は、安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら国家安全保障会議(NSC)の四者会合で決断したことに「NSC設置で恐れていたことが早速、起きた」と反発。「戦争に加担する行為で、安倍首相の本性むき出しの暴走だ。即時撤回を求める」と強調した。
 民主党幹部は取材に「内部の勝手な解釈で行動しようとしている。国民にきちんと説明し、責任ある行動を取るべきだ」と述べた。
(引用終了)


銃弾提供「閉会中審査を」 松原民主国対委員長「決定経緯、明快に」(2013-1224)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131224/plc13122416500013-n1.htm
 民主党の松原仁国対委員長は24日の記者会見で、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)を展開する韓国軍への日本の銃弾提供をめぐり、国会での閉会中審査を求める考えを示した。
「武器輸出三原則との整合性が問われる。意思決定の経緯を明快にすることが必要だ」と述べた。
 政府が過去の国会答弁で、国連部隊への武器・弾薬提供を否定していたと指摘。その上で
「国会審議もないままで許容されることにはならない。大きな転換点になる可能性があり、
国民に事実関係を明らかにすることが重要だ」と強調した。
(引用終了)


銃弾提供「野党へ連絡あるべきだ」 民主・岡田元代表(2013-1224)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131224/plc13122418290015-n1.htm
 民主党の岡田克也元代表は24日、訪問先のソウルでの記者会見で、安倍政権が南スーダンに国連平和維持活動(PKO)で展開する韓国軍に銃弾を提供したことについて「判断が良かったかどうかの議論はこれからだが、少なくとも主要な野党に対してあらかじめ連絡はあってしかるべきだった」と述べた。
 岡田氏は「韓国のPKO部隊の置かれた状況などを総合的に判断すると、政府の決定も一つの選択肢としてはあるのかもしれない」と指摘。
 一方、「武器輸出三原則との整合性が問われる事案だ」として、野党への連絡など「慎重な配慮はするべきだった」と述べた。
(引用終了)


志位和夫 ?@shiikazuo 7時間(2013-1224)
韓国軍に自衛隊の弾薬1万発を提供するとの政府方針は「武器輸出三原則」廃棄につながる大問題だ。
PKO法審議の政府答弁では「武器輸出三原則に従い、武器・弾薬譲渡は想定されない。国際機関の要請があっても応じない」。法案審査の政府答弁を平気で覆すとなったら、秘密法の答弁も同じ運命になる!
(引用終了)


 と、こんな感じに。
 誤解されたくないので先に言っておきますが、私は韓国と断交すべきだと考えています。また在日韓国・北朝鮮人は“平和で差別もない筈の”本国で暮らすべきであると。
 日本のやってもいない戦争犯罪を、半世紀以上経って、しかも国際条約で「最終かつ完全に解決済み」の要項を、世界中に嘘を吐いて回り、それを国策として国民が誰一人抗議を上げないような国と、私達が仲良くすべき理由はありません
 日本を貶める彼らのヘイトスピーチとヘイトクライム、竹島を返還した上で国家としての謝罪と賠償があるまではそうするべきでしょう。

 ブレるつもりはありません。それは、絶対です。


 ですが今回問題になっているのは『緊急時』しかも、『少なからず人命がかかっている』事ですよ?分かりますか?一分一秒でも遅れれば死ぬ人が居る
 実際に韓国軍が置かれていた実にシビアなものでした。


派遣隊長 韓国側から謝意伝えられる(12月24日 19時11分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131224/k10014076711000.html
 小野寺防衛大臣は、武力衝突が続く南スーダンの治安情勢などを把握するため、PKO活動で、首都ジュバに派遣されている陸上自衛隊の部隊の井川賢一隊長と、24日夕方、テレビ電話を使って報告を受けました。
 この中で、小野寺大臣は自衛隊の銃弾1万発を国連を通じて韓国軍に提供したことについて「非常に重要な、緊急的かつ人道的な措置ということで判断した」と述べました。
 これに対し、井川隊長は「おととい夜、韓国隊の部隊長から直接電話があった。
 『韓国隊の宿営地には1万5000人の避難民がいるが、守るのは韓国隊のみで、周りは敵だらけで、弾薬が不足しているので1万発の小銃弾をぜひ貸してほしい』と差し迫った要請だった」と述べました。
 そのうえで、井川隊長は、銃弾が届いたあと、韓国側から「協力に感謝する。銃弾は日本隊と韓国隊の強い絆の象徴だ」と謝意を伝える電話があったことも明らかにしました。
(引用終了)


 ……まぁ私の好き嫌い以前に、韓国が日本のヘイトスピーチをしていたとしても、目の前に差し迫った脅威があると言うのに、手を差し伸べない。
 それは、ただの獣です。人間の発想じゃありません。

 毎日新聞・京都新聞・民主党に共産党、あなた方がどこで何を言おうと勝手ですがね、あなた方が非難している事、つまり『武器輸出三原則を死守しろ』と言うのは、

「韓国軍と南スーダン人に対して、『俺の主義のために死ね』と言っている」

のと同義だと気づいた方が良いですよ、えぇ。
 この件で非難する新聞もテレビも、そしてジャーナリストも同じです。あなた方は人ではない。人の姿をした獣――いえ、それにすら劣ります

 国会議決が必要?国会を召集している間に攻撃されたらどうするんですか?
 野党に説明?だからそんな暇はないでしょう。そんな下らないことをやっている間にも、人は、死ぬんですよ。
 そもそもで言えば『武器輸出三原則は憲法でなく、法律ですらない』んです。ただの政令運用基準であり、一部はもう緩和されています。

 結局、アレだったんですね。韓国と仲良くしろだの中国がどうのって、それ全部口先だけだったんですか?目の前で危機に瀕している人間を助けるなとは、どういう神経をしていればそんな非人道的な妄言が吐けるのか。恥を知りなさい。
 私も思う所がありますが、それでも韓国軍は1万5000人の難民達の命を守っているのです。それが理解出来ないのですか?難民達の死体を積み上げられるまで、あなた方は事態がどうであるのかすら把握出来ませんか?
 あなた方は一部――いえ、最近一部でも無くなってきましたが――『マスゴミ』と呼ばれています。所謂ゴミ以下の存在である、との揶揄から来ていますが、まさに相応しいでしょう。
 被災地をダシにして「東京五輪が不謹慎だ!」と説くやくみつる氏のような、救いがたい卑怯者と同じ。

 結局は自説ありきで、その自説を通すためであれば、誰が死んだって気にしないのですか?

 繰り返します、恥を知りなさいマスコミ。
 被災地で多くの日本人の命を救ったのは自衛隊と在日米軍です。
 そして今スーダンで韓国軍、彼らが保護する難民の命を救ったのも自衛隊の兵器ですから


 あなた達の妄言など、何一つ、誰の役にも立っていません。
 前線で軍隊が難民を守るため、欲しがっていたのは『銃弾』であって、『憲法九条』ではありませんでした。

 それが、現実。



文責;弾犀@奇蹄類


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