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チベットに自由を!東トルギスタンに平和を!

 〜チベットの独立を支持しないと言い放つ、ノーベル平和賞を受けた大統領〜

 先週の記事で「オバマ大統領は死に体で身内からも相手にされていない」と書きましたが、今日もそんなような話です。あぁ興味がある方は以下の記事をどうぞ。

日本人を騙す朝日新聞の「報道しない自由」 〜中国様を批判する記事は黙殺し、反日報道をピックアップする報道テロ〜(2014-0222)

 日本のマスコミはとにかく結論ありき、自説がまず初めにあってそれに沿った記事や社説しか書かないのですから、まぁ期待するだけ無駄なのですが。

 最近ウクライナでは政権が倒れて、南部クリミアでは暴徒がロシア併合を叫んでいます――が、実は正確に言えばクリミア半島は『クリミア自治共和国』となっています。
 一応ウクライナ所属ではあるものの、ロシア系が約半数を占めているため、影響力が多大であると。
 しかも報道(除く日本のマスコミ)によれば既にロシア軍が入り込み、一組織だった動きを見せている、との事です。インフラなどの重要施設を侵攻しているのか、それとも治安維持のためなのか、判断に困る所ではありますが。


 さて、私の推測ではロシアはクリミア半島を取りに来るでしょうね。その根拠としては『アメリカがあまりにも無能すぎるから』です。
 現大統領であるオバマ氏は凄まじく無能です。外交政策は悉く傍観を決め込み、全ての国へ八方美人を決め込み、やった事と言えば日本への圧力ぐらい。
 TPPにしろ今年の知勇感選挙目当て、従って日本に一方的な譲歩を求めて交渉は暗礁へ乗り上げています。

 あれだけ突っ込んで来た『人道』ですらこの始末。


【米国】オバマ「チベットの独立は支持しない」(2014-022)
http://www.asahi.com/articles/ASG2Q2QDXG2QUHBI00F.html
(前略)
 ホワイトハウスによると、オバマ氏はダライ・ラマの非暴力の姿勢や、中国からの独立ではなくチベットの高度な自治を求める「中道路線」を称賛。
 10年1月から中断したままの中国政府とダライ・ラマ側との直接対話を再開するよう促した。一方、オバマ氏は「チベットは中国の一部であり、チベットの独立は支持しない」とする米国の立場も強調。
 ダライ・ラマも、チベットの独立は求めず、対話再開を希望すると応じた。
 会談は、記者団に完全非公開で、私的な会合などに使う「マップルーム」が使われた。ダライ・ラマを「中国分裂活動の従事者」と非難する中国政府に強く配慮した形だ。
(引用終了)


オバマ、中国の恫喝に屈する ダライ・ラマとの2ショット完全非公開(2014-0223)
http://www.asahi.com/articles/ASG2Q5F8GG2QUHBI019.html
 「米メディアは『これまでは会談が非公開でも関心が高いテーマの場合、即座に写真が提供された』と主張、ホワイトハウス詰め記者の総意として政府の対応に『抗議と異議』を唱えた」〈朝日新聞〉米、中国への配慮重視 ダライ・ラマ会談、完全非公開に
(引用終了)


 どーにもアメリカが及び腰なのでならず者国家は増長しているのか現状です。
 あぁ別にロシアがどうと言うつもりはありませんが、現在パラリンピックも行われているのに軍事行動(少なくともウクライナ国境付近まで詰めてる)を起こしているのは事実ですからね。


 さてさて、これは極論です。アメリカの軍事行動では多くの罪のない人間が命を落とした、また根拠のない介入であった、との話は良く聞きます。
 ですが、同時に「同国が戦争をしていた中、世界の他の地域ではアメリカを恐れてある程度の秩序が保たれていた」のも事実ではないでしょうか?
 ある程度の抑止力、世界の警察を気取る国が歴然と存在していた頃の方が、今の世界よりももっと安定を保ってはいませんでしたか?

 特に今回のウクライナの場合、もしも共和党政権であるならば即座に米軍がNATOと治安維持に入国し、混乱は避けられていた気がします。当然ロシアの侵攻も起こりえなかったでしょうし。

 オバマ大統領は就任直後にノーベル平和賞を受けました。ですがね、それは本当に彼に見合った物だったのでしょうか?
 自分の手を汚したくない、誰かがいつか何とか解決してくれる筈――テレビのコメンテーターや新聞の論説委員のように、無責任な言動が多くの命を奪っているのではないか。

 同様に増長したファシズムの権化である中国を筆頭とした特定アジア三カ国が、軍事行動を着々と推し進めるのも、彼の無責任な体質が引き起こしたものではないでしょうか。
 確かに彼自身の平和は守られたのかも知れませんね。それ“だけ”は。


文責;弾犀@奇蹄類


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