大人になり損なった人間未満 〜天皇を性犯罪者と罵る宇多丸〜

　アメリカには『ヒップホップ』というカルチャーがあります。
　黒人が産んだ偉大な文化の一つであり、今では世界である程度認知されるに至っていますが、その中では『ラップ』という『韻を踏んで歌詞を繋げる』があります。あまり言っても蛇足でしょうから、詳しくは関連語で検索をかけて見て下さい。

　それらのスタイルはブラックカルチャーと呼ばれ、要は『学歴も資産のないものが這い上がる手段』として切磋琢磨されています。
　日本で例えるのであれば、ギター一本でストリートミュージシャンからスターを夢見るような感じでしょうかね。

　しかし向こうでは、特にアメリカでは黒人差別は今も尚根強い上、当時は特に酷い事件（ロサンゼルス暴動）が頻発していました。そこを背景にしてヒップホップは育った訳です。
　従って彼らの音楽の中には、彼らが受けた差別や同人種ならでは共感、はたまた資産のない自分達を憂う――ある意味、ダークに笑い飛ばす、という歌詞が数多く使われています。
　実際にその道の先人達は貧しい人間が多かったのですから。
（その後に起きた公民権運動とも密接な繋がりがあります）


　しかし日本で彼らを格好良いと思った人間が居ます。それはまぁいいでしょうね。
　そして日本でヒップホップやらラッパーを名乗り、それを仕事にする人間が出て来ます。それもいいでしょう。

　ですが、生憎『差別が殆どなく、親の金で都立の中高一貫校、更には早稲田の法学部卒業させて貰った人間が、上っ面だけのブラックカルチャーに浸る』とこうなります。




　どう思います？ちなみに私は『歌の格好を差別の一形態』であると考えます。
　天皇陛下を狂人と罵り、性犯罪者だと嘯く彼ら。宇多丸氏は流石に拙いと思ったらしく、拡散されては次々と削除依頼を繰り返しています。

　はっきり言いますが、これは風刺でも歌でもない。ただの、差別だ。それも反撃出来ない、してこない相手を罵る、人間では絶対にあってはならない行為でしょう。
　自由と無責任、そして差別は明確に違う。

　宇多丸氏がやっているのは、ただの、悪質な差別だ。




（人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます）

ブログランキング

人気ブログランキングに参加致しました
クリックして下さると私へ票が入ります