またジャーナリズムが死んだ日
〜選挙管理委員の不正行為に目を瞑るマスコミ〜
私はマスコミを、そして日本のジャーナリスト達を徹底して信用していません。
ある時は『一票の格差』の是正を求め、時には『少数派の権利保護』を求める姿勢。何枚舌を持っているか分からないダブルスタンダードっぷりに吐き気すら催します。
その際たるものとしては、『自民党へのヘイトスピーチ』につきます。彼らが与党時代にはカップラーメンの値段、漢字の読み間違いで一喜一憂したり、顔へ絆創膏を貼っただけで大臣へ辞任へ追い込み、元大臣を自殺へ追い込むなどやりたい放題でした。
そして小沢一郎議員が4音円の裏金事件では 「国策捜査だ！」と検察を非難し、全社を挙げて擁護へと走りました。
他にも「これ、書いたら終りだから」とか「放射脳つけちゃうぞ」には、大した反応を見せず、時としてマスゴミと呼ばれるに相応しい屑っぷりを見せつけています。
自民党は捏造してまで攻撃し、民主党の不祥事は一切報道しないという徹底ぷり。狂っているというか、腐っているというか。
さて、あなたは『選挙での不正行為』について耳にした事はありませんか？そうですね、『自民党が勝った選挙では選挙無効の訴訟が相次ぐのに、民主党が勝った時にはスルーする』人が言っているアレです。
その人達曰く、「自民党が票を操作している！だから○○党が勝てないんだ！」とか。
だったら2009年でなんで負けたんだとか、与党から陥落したのにどうして政権交代出来るんだとか、正常な思考能力が僅かにでも残っていれば判断出来ると思うんですが。
ですが、ついこの間『選挙管理委員会によって、投票結果が操作されていた』という事実が明らかになりました――しかも『自民党への投票が不正に少なく操作されていた』と。
実はこの問題、去年の9月には疑惑が持ち上がっていました。
何か、こう、おかしいとは思いませんか？選挙管理委員会の人間が、
「開票は正規の手続きで完了した。国政選挙で既に確定した票は市選管の判断では再確認できない」
と判断するのであれば、不正投票が行われてしまっても、確定してしまえば後からは覆せない、と言う意味になってしまいます。
微妙に納得が行かないまま、市の選管が結果を出します。
警察が捜査を進めた結果、何と『選挙管理委員会が白票を水増ししていた』容疑で逮捕者が出ます。
捕まった一人が『選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者』、つまり『上の記事で不正が無いか調査していた張本人が不正をしていた』と。泥棒へ泥棒を捕まえろと言っても、捕まえる訳がありませんよね、そりゃ。
詳しくは警察が明らかにすると思いますが、
『彼らは白票を約300票水増ししていた』
『投票者数と、有効票と無効票の合計が合わず、無効票を再点検したところ票の数が符号した』
と言う2点の事実から、衛藤晟一議員への票を隠した後、有効・無効票の数が合わなかったため、慌てて白票を用意したのでしょうね。これは。
問題点は幾つかありますが、まずこれが『白票をどこから用意したのか？』と言う点が一つ。選挙管理委員会によって厳しく管理されている筈なのに、どこからどうやって調達したのか？
次に『組織的な関与があったのでは無いか？』という疑問。捕まった面子が凄い。
選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者
財政局職員、大嶋康民容疑者
市の消防局次長、山下光容疑者
明らかに地方自治体の幹部です。
しかも高松市は香川県。大分県出身の衛藤晟一議員とは縁も縁も無い所です。
まだ地元であれば、対抗する政党の人間の利害関係で――という線も考えられますが、どうにも離れすぎています。九州と四国なので、ある意味お隣ではありますが。
だとすれば『特定の選挙管理委員会が組織的に票数を操作している』と考えられはしないでしょうか？
はっきり言いますが、この事件は日本の選挙制度の根幹を揺るがし、民主主義へ対する明らかな冒涜であると考えます。よりにもよって公平・公正足るべき選挙管理委員会が、率先して悪事へ巻足しているなんて、前代未聞の出来事です。
にも関わらず、これを、この事件をマスコミは全然報道しません。常日頃、一票の格差だ選挙だなんだと騒いでいる彼らが、全くの無反応です。
日本のジャーナリスト、そしてマスコミに期待するのはやめましょう。彼にとっての『社会正義』とは『自分達が思うがままに政府批判する行為』であって、実際の正義とは全く異なるフィクションです。
もしも彼らに少しでも不正へ対する怒りがあるのであれば、この日本の民主主義を揺るがす行為を報道しなければおかしい。
しかも個人の範疇を大きく逸脱した、ともすれば特定政党や政治結社がバックにあるような巨悪を、どうしてマスコミは報道しないのか？ジャーナリストは追求しないのでしょうか？
答えは簡単です。この国はジャーナリストなど居ないから、ただそれだけです。
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ある時は『一票の格差』の是正を求め、時には『少数派の権利保護』を求める姿勢。何枚舌を持っているか分からないダブルスタンダードっぷりに吐き気すら催します。
その際たるものとしては、『自民党へのヘイトスピーチ』につきます。彼らが与党時代にはカップラーメンの値段、漢字の読み間違いで一喜一憂したり、顔へ絆創膏を貼っただけで大臣へ辞任へ追い込み、元大臣を自殺へ追い込むなどやりたい放題でした。
そして小沢一郎議員が4音円の裏金事件では 「国策捜査だ！」と検察を非難し、全社を挙げて擁護へと走りました。
他にも「これ、書いたら終りだから」とか「放射脳つけちゃうぞ」には、大した反応を見せず、時としてマスゴミと呼ばれるに相応しい屑っぷりを見せつけています。
自民党は捏造してまで攻撃し、民主党の不祥事は一切報道しないという徹底ぷり。狂っているというか、腐っているというか。
さて、あなたは『選挙での不正行為』について耳にした事はありませんか？そうですね、『自民党が勝った選挙では選挙無効の訴訟が相次ぐのに、民主党が勝った時にはスルーする』人が言っているアレです。
その人達曰く、「自民党が票を操作している！だから○○党が勝てないんだ！」とか。
だったら2009年でなんで負けたんだとか、与党から陥落したのにどうして政権交代出来るんだとか、正常な思考能力が僅かにでも残っていれば判断出来ると思うんですが。
ですが、ついこの間『選挙管理委員会によって、投票結果が操作されていた』という事実が明らかになりました――しかも『自民党への投票が不正に少なく操作されていた』と。
実はこの問題、去年の9月には疑惑が持ち上がっていました。
衛藤氏（自民）高松で「０票」／７月参院選
７月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の得票が、高松市選挙管理委員会の集計で０票だったことに納得できないとして、市内の有権者４人が３０日、投票用紙の再確認を求める抗議文を市選管に提出した。４人は「間違いなく衛藤さんに投票した。ゼロはありえない。民主主義の根幹を揺るがす問題だ」と指摘している。
（中略）
市選管の山地利文事務局長は「開票は正規の手続きで完了した。国政選挙で既に確定した票は市選管の判断では再確認できない」としている。
（以下略・引用終了）
何か、こう、おかしいとは思いませんか？選挙管理委員会の人間が、
「開票は正規の手続きで完了した。国政選挙で既に確定した票は市選管の判断では再確認できない」
と判断するのであれば、不正投票が行われてしまっても、確定してしまえば後からは覆せない、と言う意味になってしまいます。
微妙に納得が行かないまま、市の選管が結果を出します。
０票問題検証結果を発表
10月30日 20時23分
ことし７月の参議院選挙の比例代表で当選した自民党の候補者の得票が高松市で１票もなかった問題で、高松市選挙管理委員会は、３０日、会見を開き仕分けた票を運ぶ際などにほかの候補者の票にまぎれる可能性があったなどとした検証結果を公表しました。
（中略）
これに対し高松市選挙管理委員会は、投票用紙の再確認はできないとしたものの職員から聞き取り調査などをして開票作業の検証を進めてきました。
高松市選挙管理委員会事務局の山地利文事務局長が高松市役所で検証結果を報告し、「衛藤氏の得票がなぜ０票だったのかはわからなかった」と報告しました。
そのうえで山地事務局長は候補者ごとに仕分けた票をまとめる際やその票を運ぶ際などに衛藤氏の票が他の候補者の票にまぎれる可能性があったことを明らかにしました。
その原因として山地事務局長は先に作業が終わった選挙区の開票担当者が比例代表の開票作業に加わった際に引き継ぎがうまくいかず、それぞれの役割が明確でなかった点を挙げました。
そのため票を仕分けた場所から票数を数える場所に運ぶ際に間違って衛藤氏の票を別の候補者のかごにいれてしまう可能性があったとしています。
こうした問題の改善点として山地事務局長は票を運ぶ担当者を今後固定することなどをあげ、今回の検証結果を次回以降の選挙事務に生かしたいと述べました。
（引用終了）
警察が捜査を進めた結果、何と『選挙管理委員会が白票を水増ししていた』容疑で逮捕者が出ます。
“白票水増し”高松市の選管職員ら３人逮捕（2014-0625）
逮捕されたのは、いずれも去年の参議院選挙で高松市の開票作業に当たった、当時の市の選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者（５９）、当時の市の財政局職員、大嶋康民容疑者（６０）、それに市の消防局次長の山下光容疑者（５６）の３人です。
この時の開票作業を巡っては、比例代表に立候補して当選した自民党の衛藤晟一議員の高松市での得票数が１票もなかったとして、支援者が市側に抗議する問題が起きていて、検察は、この問題についての告発状が提出されたのを受けて捜査を進めていました。
（引用終了）
捕まった一人が『選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者』、つまり『上の記事で不正が無いか調査していた張本人が不正をしていた』と。泥棒へ泥棒を捕まえろと言っても、捕まえる訳がありませんよね、そりゃ。
参院選で白票３００票増やした疑い 高松市幹部ら逮捕
高松地検は２５日、昨年７月の参院選の開票・集計作業をした高松市選挙管理委員会事務局長兼選挙課長ら当時の市職員３人を公職選挙法違反（投票増減罪）の疑いで逮捕し、発表した。
３人は昨年７月２１〜２２両日、市内の体育館で参院選比例区の開票・集計作業をした際、集計入力済みの白紙投票を集計入力担当者に手渡し、再び入力させるなどして白紙投票を約３００票増やした疑いがある。
高松市選管 ”白票水増し”で謝罪
東原事務局長は、開票作業の終了間際に、投票者数と、有効票と無効票の合計が合わず、無効票を再点検したところ票の数が符号したため、問題がないと判断した
詳しくは警察が明らかにすると思いますが、
『彼らは白票を約300票水増ししていた』
『投票者数と、有効票と無効票の合計が合わず、無効票を再点検したところ票の数が符号した』
と言う2点の事実から、衛藤晟一議員への票を隠した後、有効・無効票の数が合わなかったため、慌てて白票を用意したのでしょうね。これは。
問題点は幾つかありますが、まずこれが『白票をどこから用意したのか？』と言う点が一つ。選挙管理委員会によって厳しく管理されている筈なのに、どこからどうやって調達したのか？
次に『組織的な関与があったのでは無いか？』という疑問。捕まった面子が凄い。
選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者
財政局職員、大嶋康民容疑者
市の消防局次長、山下光容疑者
明らかに地方自治体の幹部です。
しかも高松市は香川県。大分県出身の衛藤晟一議員とは縁も縁も無い所です。
まだ地元であれば、対抗する政党の人間の利害関係で――という線も考えられますが、どうにも離れすぎています。九州と四国なので、ある意味お隣ではありますが。
だとすれば『特定の選挙管理委員会が組織的に票数を操作している』と考えられはしないでしょうか？
はっきり言いますが、この事件は日本の選挙制度の根幹を揺るがし、民主主義へ対する明らかな冒涜であると考えます。よりにもよって公平・公正足るべき選挙管理委員会が、率先して悪事へ巻足しているなんて、前代未聞の出来事です。
にも関わらず、これを、この事件をマスコミは全然報道しません。常日頃、一票の格差だ選挙だなんだと騒いでいる彼らが、全くの無反応です。
日本のジャーナリスト、そしてマスコミに期待するのはやめましょう。彼にとっての『社会正義』とは『自分達が思うがままに政府批判する行為』であって、実際の正義とは全く異なるフィクションです。
もしも彼らに少しでも不正へ対する怒りがあるのであれば、この日本の民主主義を揺るがす行為を報道しなければおかしい。
しかも個人の範疇を大きく逸脱した、ともすれば特定政党や政治結社がバックにあるような巨悪を、どうしてマスコミは報道しないのか？ジャーナリストは追求しないのでしょうか？
答えは簡単です。この国はジャーナリストなど居ないから、ただそれだけです。
文責；弾犀@奇蹄類
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