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マスコミが沈黙する大分の選挙管理委員会の闇

 〜ついに選挙管理委員会が起訴〜

 たまに新聞(特に朝日新聞)には、

『今の国会議員は憲法違反です!』

みたいな文言のアレです。他にも『一票の格差を是正しろ!』とか『自分で代案も出さずに延々夢のような事を宣っている人達』ですね。
 そもそもで言えば、

『憲法に一票の格差がどうこうとは書いていない』

つまり、何倍までというのは『それ自体が憲法解釈に当たる』んですよね。
 以前から言っていますが、都会に住み恵まれたインフラに囲まれながら、地方との票差を叫ぶのであれば地方に住めばいい。それとも都会との格差をなんとかして欲しいところですが。


 まぁそんな彼らでも意見としては至極真っ当なもの“でした”。
 あからさまに政治的に偏向した意見であっても、道理は道理です。例え民主党政権下には何も言いませんでしたが、主張は分かります。

 ですが、先週も書いたように『選挙管理委員会が率先して票の操作をしていた』という日本の民主主義を根幹から揺るがす不正事件が起きました。


参議院選挙で得票減らす 開票担当者起訴(2014-0716)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/t10013035933000.html
 去年7月に行われた参議院選挙比例代表の高松市での開票作業を巡る事件で、高松地方検察庁は、当時の開票担当者3人が白紙の票を水増しするとともに、本来、集計すべきだった有効投票を集計せず、自民党の衛藤晟一参議院議員の票を312票減らしたとして、公職選挙法違反の罪で起訴しました。
 また、選挙の翌月、衛藤議員の票を無効票に混ぜるなどの隠蔽工作をしたとして別の3人を在宅のまま起訴しました。
(中略)
 検察の調べによりますと、山地元事務局長ら3人は、去年7月に行われ た参議院選挙比例代表の高松市での開票作業で、白票の数を実際より329票水増しするとともに本来、集計すべきだった有効投票を集計せず、段ボール箱にこ ん包して、自民党の衛藤晟一参議院議員の票を312票減らしたとして、公職選挙法の投票増減の罪に問われています。
(引用終了)


高松の開票不正事件 職員「事務局長の指示」(NHK  2014/07/17 13:04)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140717/k10013081441000.html
 去年7月の参議院選挙比例代表の高松市での開票作業を巡る不正事件で、選挙後に隠蔽工作を行ったとして在宅で起訴された高松市選挙管理委員会の職員の1人が「当時の事務局長の指示でやった」と話していることが関係者への取材で分かりました。
 高松地方検察庁などによりますと、この職員は、ほかの高松市選挙管理 員会の職員らと共に参議院選挙翌月の去年8月、票がこん包された箱を選挙管理委員会の部屋で開け、集計されていなかった自民党の衛藤晟一参議院議員の票を 無効票の中に混ぜたうえ、ことし1月、無効票が入った箱を開けて、何も記入されていない白票322枚に判別できない文字などを書き入れたとして、封印破棄 の罪で在宅のまま起訴されました。
 この職員は起訴された内容を認めるとともに、当時の選挙管理委員会の 事務局長で上司だった、山地利文被告(59)から「指示されてやった」と話していることが、関係者への取材で分かりました。隠蔽工作に関わったとして在宅 起訴されたほかの2人の職員も、高松市に対して不正を行ったことを認めているということです。
(引用終了)


在宅起訴の職員 手続きせず票持ち出す  7月17日 21時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140717/k10013097911000.html
 去年の参議院選挙比例代表の開票を巡る不正事件で、票の水増しを隠すための工作を行ったとして在宅起訴された高松市選挙管理委員会の職員3人は、票が保管されていた書庫に選挙直後から頻繁に入り、貸し出し手続きをせずに票を持ち出していたことが分かりました。
 高松地方検察庁などによりますと、封印破棄の罪で在宅起訴された高松 市選挙管理委員会の職員3人は、当時の事務局長だった山地利文被告(59)と共に、市役所11階にある選挙管理委員会の部屋で、票をこん包していた段ボー ルを不正に開けたうえ、開票時に集計せずにこん包されていた自民党の衛藤晟一参議院議員の票を無効票の中に混ぜたり、無効票の段ボール箱を開けて、白票に 判別できない文字などを書き入れたりする隠蔽工作をしたとされています。
 票が入った箱は市役所地下1階の書庫に保管され、書庫に入るには、総務課の窓口で台帳に名前や所属を記入して鍵を借りることになっています。
 台帳の記録では、3人は選挙直後の去年7月24日と25日の2日間で4回、ことし3月までに合わせて12回、書庫に出入りしていました。
 書庫から物を持ち出す場合は、台帳の「貸出」の欄に物品名や時間などを記入する決まりになっていますが、3人は書庫に入った12回とも何も記入しておらず、手続きをしないまま票を持ち出していたことが分かりました。
(引用終了)


 ……成程、『まるでプロのような隠蔽工作を繰り返している』事が判明しましたね。しかも選挙全てを取り締まる選挙委員会事務局長自らが工作したり、部下へ指示を与えて費用を操作していたと言う極めて悪質な話です。
 ちなみにNHK(の19時のニュースだったと思います)で彼らの動機(言い分)が、

『票を数え終わった後に足りないのに気づいた。辻褄を合わせるために衛藤議員の票をゼロ(無効票へ含めた)にした後、無かった票を発見した』

と、正気とは思えない供述をしているそうです。『辻褄を合わせる』ために、どうして『衛藤議員“だけ”の票を削った』んでしょうかね。いい歳をした大人が往生際の悪いのにも程があります。


 さて、当然のように日本のマスコミはこの前代未聞の大事件を何故か全く取り上げません。唯一やっていたのがNHKですが、それもさらっとやって終りです。
 また同様にあれだけ一票で騒いでいる団体も完全に黙殺。おかしいですよね?
 以前にも似たような事は多々ありました。民主党菅直人元総理や鳩山元総理ら、民主党の代議士達が『よど号実行犯の子息が出馬した政党へ一億円の政治献金をしていた事。
 また民主党岡田元代表のご実家のイオンが、中国米を国産として販売していた件も全くやりませんでした。

 それでも、あなたはマスコミを信じますか?


文責;弾犀@奇蹄類


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