力なき正義は暴力に屈する 〜平和主義者はイラクの惨状を見ろ〜

　毎年、この季節になると「日本は同じ過ちを繰り返してはいけない」とか、「原爆の恐ろしさを後世に」とか、聞こえてきますね。まぁそれは別に誰が何を言おうと勝手だとは思うんですが。
　私にとっては『民間人の大量虐殺をした広島・長崎への原爆投下は決して許されるものではない』と同時に、アメリカのルーズベルト大統領のようなレイシストによって引き起こされた戦争であると思っていますが。
　東京を筆頭とした各地への空襲。証言では機銃で子供を狙い撃ちにした事例も多々あり、少なくとも日本軍が組織だって民間人を殺さなかったのとは対照的であると思います。


　さて、今日もまた生き馬の目を抜く国際情勢の話。混迷から抜け出せないイラクです。




　日本の平和主義者の皆さん、口先ばかりで平和を唱える詐欺師の皆さん、どうですか？あなた方の大事な大事な平和が乱されようとしていますよー？助けに行かないんですか？
　いつものように「中国・韓国とは仲良くしろ！日本は跪いて許しを請え！」しか言わないんでしょうね。吐き気がします。

　……などとイライラをぶつけてみても、結局テロリストに対抗するためには、というかならず者や犯罪者から逃れるためには、どこまで行っても武力しか無いという好例だと思います。良くはないでしょうが、これが現実だと。
　誰がどんな主張をされるのも、この日本では自由なのですが――『平和な日本で日本人を差別主義だと罵り、アメリカ軍は出て行けと叫び、中国・韓国・北朝鮮には何も言わない』という謎の平和主義の皆さんは、もう少しご自身を顧みた方がいいと思いますね。

　それらの方がもしも万が一、あくまで仮定の話ですが、本当に平和を望んでいるのであれば、まずアジアへ侵略を始めている中国、日本の竹島を違法占拠している韓国、日本人拉致をした北朝鮮を非難するのが『筋』だと真っ当な人間は思うでしょうから。
　どうせ彼らは『紐付き』なんでしょうね。彼らのデモのは必ず『××労働組合』ののぼりが立つように、政治団体が姿を変えただけに過ぎないのですから。




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