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またやった!朝日新聞の捏造報道で日本の名誉が貶められる!

 〜吉田調書の全面撤退捏造〜

 来週、いや来月でしたっけ?とにかく近日中には吉田調書が後悔されるようです。福島第一原発の元所長がどんな思いでどんな証言を残したか――『民主党政権時に非公開とされていたのに自民党政権で公開』すると決定しました。
 いつものようにマスコミは『政府は事実を隠匿するな!』とか、『当時は民主党政権だった』のを忘れて政府自民党批判を繰り返し、非常に滑稽なのですが。


 さて、この吉田調書に関しては朝日捏造新聞が『非公開になっている調書をスクープした!』と世界的に宣伝しました。


福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明(2014-0520)
http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html
 東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。
 それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。
 その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。
 東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた
(以下略・引用終了)


 そして世界各国は『朝日新聞の報道を元にして“日本人は原発から逃げ出した”』と大々的に報道をしたのです。


【吉田調書】ヒーロー一転「逃げ出す作業員」「恥ずべき物語」 朝日報道、各国で引用(2014-0816)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140818/dst14081816020012-n1.htm
 外国の有力メディアは、「吉田調書」に関する朝日新聞の記事を引用し、相次いで報道した。韓国のセウォル号事故と同一視する報道もあり、「有事に逃げ出した作業員」という印象が植え付けられている。
 米紙ニューヨーク・タイムズ(いずれも電子版)は5月20日、「パニックになった作業員が福島第1原発から逃げ出した」と報じた。
 「朝日新聞によると」という形で、記事では第1原発所員の第2原発への退避を「命令違反」だと報じている。
 英紙ガーディアンは5月21日付で「『フクシマ・フィフティーズ(福島の50人)』と呼ばれたわずかな“戦闘員”が原発に残り、ヒーローとして称えられた。
 しかし、朝日新聞が明らかにしたように650人が別の原発に逃げたのだ」と記した。
 オーストラリアの有力紙オーストラリアンも「福島のヒーローは、実は怖くて逃げた」と見出しにした上で、「事故に対して自らを犠牲にし果敢に闘った『フクシマ・フィフティーズ』として有名になったが、全く異なる恥ずべき物語が明らかになった」と報じた。
 韓国紙・国民日報は「現場責任者の命令を破って脱出したという主張が提起されて、日本版の“セウォル号事件”として注目されている」と報道。
 韓国で4月に起きた旅客船沈没事故で、船長が真っ先に逃げたことと同一視している。
(引用終了)


 ですがね、これ、元々が意味が違うんですよ。以前にも引用した記述ですが。


371 : 日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2014/06/12(木) 12:38:57.90 ID:pxaQCBy9 [4/4回]
朝日の吉田調書記事は、一番最初からつじつまが合ってないのよねえ。

朝日の記事では、原発所員が逃げた15日の朝7時以降に、放射線量が上昇したことになってるが、東電の記録では、逃げる朝7時直前に放射線量が上昇していた件について・・・。

■ 福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html
 東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。
 その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。
(以下略)

▼ 福島原子力事故調査報告書 平成24年6月20日 別紙2(主な時系列)(3.22MB P116)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/interim/index-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0305.pdf
 
平成23年3月15日(火)
6:14頃 大きな衝撃音と振動が発生。中央制御室では4号側の天井が揺れる。
6:50 正門付近で500μSv/hを超える放射線量(583.7μSv/h)を計測したことから,原災法第15条第1項の規定に基づく特定事象(敷地境界放射線量異常上昇)が発生したと判断,7:00官庁等に通報。
7:00 監視,作業に必要な要員を除き,福島第二へ一時退避することを官庁等に連絡。
(引用終了)

仮に、朝日の言うような命令違反の逃走劇があったという時系列だったとしても、それでもなぜ安全な避難区域外ではなくて、「福島第二へ”撤退”した」のかが説明できない。

東電の記録にあるように、特定事象が発生したので必要な要員を除いて、避難区域外よりか短時間で復帰可能な、福島第二へ一時退避したという説明の方が合理的だと思う。
(引用終了)


 指摘にもあった通り、

『監視,作業に必要な要員を除き,福島第二へ一時退避することを官庁等に連絡』

した訳ですね。
 一体これのどこが、どのようにして『勝手に逃げ出した』のでしょうか?


お粗末な朝日新聞「吉田調書」のキャンペーン記事 2014.05.31 門田隆将
http://www.kadotaryusho.com/blog/2014/05/post_758.html
 吉田所長の命令に「従って」、福島第二に9割の人間が「退避した」というのなら、わかる。しかし、朝日新聞は、これを全く「逆に」報じたのである。
 記事の根拠は、その吉田調書なるものに、吉田氏がこう証言しているからだそうだ。

「本当は私、2Fに行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。(中略)
いま、2号機爆発があって、2号機が一番危ないわけですね。放射能とい うか、放射線量。免震重要棟はその近くですから、これから外れて、南側でも北側でも、線量が落ち着いているところで一回退避してくれとうつもりで言ったん ですが、確かに考えてみれば、みんな全面マスクしているわけです。それで何時間も退避していて、死んでしまうよねとなって、よく考えれば2Fに行った方が
はるかに正しいと思ったわけです。いずれにしても2Fに行って、面を外してあれしたんだと思うんです。マスク外して」

 吉田調書の中の以上の部分が「吉田所長の命令に違反して、現場から逃げた」という根拠なのである。
 しかし、この発言をみればわかるように、吉田所長は「2F」、すなわち福島第二に「行ってはいけない」とは全く言っていない。
 むしろ、その方がよかった、と述べている。これのどこが「吉田所長の命令に違反して、現場から退避した」ことになるのだろうか。
 サプチャンが破壊されたかもしれない場面で、逆に、総務、人事、広報、あるいは女性職員など、多くの“非戦闘員”たちを免震重要棟以外の福島第一の所内の別の場所に「行け」と命令したのだとしたら、その方が私は驚愕する。・・・
 ・・私はこの報じ方は本当に恐ろしい、と思う。一定の目的をもって、事実を「逆」に報じるからである。
 吉田氏は、政府事故調による28時間もの聴取に応じたことを生前、懸念していた。自分の勘違いによって「事実と違うことを証言したかもしれない」と危惧し、この調書に対して上申書を提出している。そこには、こう記されている。

「自分の記憶に基づいて率直に事実関係を申し上げましたが、時間の経過に伴う記憶の薄れ、様々な事象に立て続けに対処せざるを得なかったことによる記憶の混同等によって、事実を誤認してお話している部分もあるのではないかと思います」
 そして、話の内容のすべてが、「あたかも事実であったかのようにして一人歩き」しないかどうかを懸念し、第三者への「公表」を強く拒絶したのだ。あの過酷な状況の中で、吉田氏は記憶違いや勘違いがあることを自覚し、そのことを憂慮していたのである。
 「意図的に捻じ曲げられた」報道で、故・吉田昌郎氏が抱いていた「懸念」と「憂慮」はまさに現実のものとなった。
記憶の整理ができないまま聴取に応じたため、「公表」を頑なに拒否した吉田氏の思いは、かくして完全に「踏みにじられた」のである。・・・
(引用終了)


 ――と、全く仰る通りなのですが。
 朝日捏造新聞は日本の名誉を貶めるために、着々と捏造報道を繰り返しています。

 ……なんて言うかですかね、吉田元所長は菅直人という最低最悪、人類史上希に見る愚劣で無能な為政者の元でもよくやったと思っています。
 加えて賢明な方でもあったようで、政争の具とならないようにご自身の証言を非公開にするように求めてらっしゃいました。

 ですが、朝日捏造新聞は死人に口なしとばかりに、吉田証言を曲解し、貶め、私達日本人の名誉を毀損する事に邁進しています。
 あなたは彼らを信じますか?


文責;弾犀@奇蹄類


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