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テロリストは過激派であってムスリムではない 〜テロリストに荷担する行為〜

 昨日の続き。犯人達はテロリストであってムスリムではありません。それをまず前提にして話を進めたいと思います。
 少なくとも中東やEU、南アフリカで活動中のテロリスト達はイスラムの組織としてやっている訳ではありません。もしもムスリム全体がテロ行為をしているのであれば、あちらこちらで内戦状態になっているからです。

 で、あるにも関わらず、この『シャーリー・エブド』社はムスリム全体への侮蔑を繰り返してきました。
 これは「風刺なのだから受け入れろ!」という方も居るかも知れません。
 しかしこれは『逆に過激派やテロリストへ、攻撃出来る絶好の口実を与える』とは考えられませんか?

 なんて言うんですかね、こう、テロリスト側の考えとすれば、ムスリム全体、言ってみればイラスムとして自由・民主主義という価値観へ攻撃をかけたい訳で何ですよね。
 ですが、今存在している大半のムスリムのように(内心どう思っているかは別にして)特に目立った反発や反動的な動きを見せていません。
 従って、私達――少なくとも私は、ムスリムとテロリストとを切り分けて考えてみるべきだと思います。
 『犯罪をしているのは○○○○であるならば、○○○○全体に罪(責任)がある』と断定するのは差別である、と。
(※「犯罪者が日本人あるならば、日本人全てが〜」という中国・韓国・北朝鮮がしている差別も同様の理由で反対です)


 以上を踏まえた上で、この『シャーリー・エブド』社がしていた事を私なりに分析するとすれば、

『差別や偏見を助長させ、一般的で善意のムスリムをテロリスト側へ追いやる行為』

であったと私は強く主張したいです。
 文化の共生などもかなぐり捨てて、最初から他人を嘲り、からかい目的で、『表現の自由』を隠れ蓑にしているだけに過ぎないと。


文責;弾犀@奇蹄類


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