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テロリストは過激派であってムスリムではない 〜偽善者どもが轡を並べ〜

 2015年1月12日、フランスでは『表現の自由』を守るために70万人がデモへ参加しました。その動きは国内だけに留まらず、アメリカやブラジルにまで波及しているようです。
 『表現の自由』を守るために、世界中の人々が声を上げた――これはとても画期的で素晴らしい事だと思います……が、しかし!

 同様にウクライナへ侵略中のロシア軍か、彼らが殺した人間達は数百人を越えているのですが、どうしてあちらには何も言わないのでしょうか?
 勿論テロリストが殺した記者やフランス国民、彼らの無念は相当なものであったでしょう。
 ですが、精々20名に満たないのと言うのに、卑怯にも民間人が大勢乗る旅客機を撃墜したロシア軍を何故非難しないのか?もしも『人の命が全て等しく同じ』であるならば、より多くの命を宗教ではなく、自国の領土拡張のために奪ったロシアは?

 それとも今回は相手が国を持たないテロリストだから?それとも彼らが狂信者で民族も違うカラードだから?私は、到底納得出来るものではありません。
 デモを起こす、そして『表現の自由を奪う敵』とやらに抗議をする――それは、素晴らしい事です。二度も言いましたが、それは間違いありません。

 けれども、では、どうして?ロシアがウクライナへ侵攻し、罪のない人々を殺したのには無反応なのか?今、テロへ対してリアクションを起こしている人間達は、テロリストとよりもずっとタチが悪いロシアへ対し、何のリアクションも起こさないのか?


 ……こういう言い方は良くないでしょうが、それこそが『偽善』であると私は考えます。
 既に射殺され、相手から絶対に反撃をかけてこないテロリスト、対してプーチン大統領の支持率は万全のロシア。
 ……何か、腑に落ちませんね。えぇそれはもう全く。



文責;弾犀@奇蹄類


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