header
 トップへ | 此のサイトについて | ご意見・ご要望のメール

どうして日本のマスコミは

ウクライナで起ったデモ行進への爆弾テロを取り上げないのか?

 私は日本マスコミ達を『平和が守られている所で半減期しない相手へ難癖を付け、本来非難するべきテロリストのクツを舐める卑怯者』だと確信しています。
 ISIS然り、中国韓国北朝鮮然り。出来るのは日本国内で日本人相手に向かって、

「日本人は差別をやめろ!日本人が大人しくすれば世界は平和になるんだ!」

と言うのが精一杯の連中です。嘆かわしい。
 彼らが無理を通そうとすればする程、信頼性が下がるんですが……まぁ良いでしょうか。それもまた時代の流れですし、報道テロリストは根切りすべきですから。


 さて、今日も今日とてウクライナの話。日本のマスコミは全く取り上げない『事実』ですね。


ウクライナでデモ行進を狙った爆弾テロ―2人死亡(2015 年 2 月 23 日 10:05 JST)
http://jp.wsj.com/articles/SB10472014764830763981904580478633094614868
 ウクライナ政府が支配する同国第2の都市ハリコフで22日、親欧派の蜂起から1年を記念するデモ行進中に爆発が起き、2人が死亡、少なくとも10人が負傷した。ウクライナ政府軍の支配地域ではここ数カ月、親政府派を標的としたとみられる爆発が相次いでいる。
 ハリコフ市が出した声明によると、昨年キエフの独立広場で起きた親欧派による蜂起を記念するため同市のスポーツ施設の外にデモ参加者が集まっていたところに爆発が起き、群衆を震え上がらせさせたという。
 イベントの動画には、負傷したとみられる人 々が道に横たわるなか、旗を持ったデモ参加者たちが逃げ惑う様子が映っていた。ハリコフ警察とイベントの主催者によると、この爆発で、デモの警備にあたっ ていた警官1人と参加者1人が死亡した。ある写真によると、死亡した2人のうち1人の遺体は、血まみれになった道路に止めてあったトラックの横に安置さ れ、上からウクライナの旗がかけられていた。
 ウクライナ内務省の顧問を務めるアントン・ゲラシェンコ氏はフェイスブックへの投稿で、「このテロ攻撃は周到に計画・準備されたものだった。遠隔制御の爆発物が事前に道路脇の雪の中に隠されていた。ハリコフ市民の愛国的なパレードが通過する予定だった道路だ」と述べた。
 同氏によると、デモ参加者の隊列が付近に達した際に、装置が爆発し、破片が群衆内に飛び散った。この地域の防犯カメラの分析が行われているという。
(中略)
 これに対し、ロシアはクリミアを併合し、ウクライナ東部で分離独立派による蜂起を支援して対抗した。ウクライナ政府と活動家はそれ以降、独立広場で亡くなったおよそ100人を「天国の100人」と呼んでいる。
 ウクライナ当局は昨年のデモで起きたデモ参加者の殺害について捜査を約束しているが、発砲した者も命令した者も罪に問われていない。
 ロシアとの国境に近いウクライナ東部のハリ コフは、昨年初めに、政府軍と親ロシア派との衝突で混乱状態に陥った。ドネツクは最終的に親ロシア派の主要拠点になったが、ドネツクから北に280キロ離 れたハリコフでも同じような混乱が起きる可能性があると見る人は多かった。同地では昨年11月下旬から相次いで爆弾テロが起きており、当局は親ロシア派に よるものとみている。ウクライナの混乱による死者は5600人に達している。
(引用終了)


 『言論の自由へ対しテロという手段で抑圧しようとする』行為なんですが、なんで日本のテロリスト――じゃなかった、マスコミ達はこれを取り上げないんでしょうかね?
 国会を取り囲むデモは数十人規模でも長々とインタビューを取り、専門家に訊ねて強調するのに何故かウクライナに関しては冷淡なんですよ。何故か。
 ……ま、らくは『現実と理想のギャップ』に着いていけないだけど思います

 例えばロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻を現在進行形でしています。先週は野党党首(ウクライナの親ロシア派への支援に反対していた)が何者かによって射殺された、のも可能性としてはあるでしょう
 この事例を何故日本のマスコミが大きく取り上げないかと言えば、『二つの“嘘”が判明してしまう』からだと私は踏んでいます。

 一つ目は。

『憲法九条さえ護持すれば平和が守られるという“嘘”』

 散々言ってきましたように、憲法九条は念仏と同じ。実生活で何の役にも立たないゴミ以下の代物です。はっきり言って真面目に日本の防衛に取り組んでいる 方達をバカにするにも程があります。たかが法律の一文で平和になるのであれば、シリアやイラク、南スーダンやウクライナでも同じ事を言ってこい卑怯者ど も。

 二つ目。

『今の時代、戦争を仕掛けても国際的な批判をされるから出来ないという“嘘”』

 こっちはよく『中国・北朝鮮の脅威』を説くと反射的に帰ってくる台詞ですね。この考えは嫌いじゃないですけど。
 たたまぁ少なくとも?今のロシアはウクライナに侵攻してクリミア半島を無理矢理占領・独立させ、ウクライナ東部のドネツク辺りでも同じ事を繰り返している――まさに『侵略戦争の真っ只中』であるのは間違いないと思います。

 でもしかし『現在ロシアが受けている国際的な批判』ってなんですか?精々経済制裁でしょう?少なくとも私が知り限り、どこそこから閉め出された、という話は聞きませんね。
 それにしたって常任理事国ですし、もっと積極的に引っかき回そうとするのであれば出来るでしょうし、それをしないって事は平気である裏返しです。


 今までは……まぁ適当に言っていれば良かったんですよ。「戦争になったのはファシストや右翼のせいだ!」「日本が悪いんだから我慢しろ!」「平和は九条があれば守られる!」とかね。
 でも、現実は――私達の住んでいる現実は、そうではなかったでしょう?ISISを筆頭とするテロリストが意味も無く人を殺め、ロシアや中国のような東側国家は侵略に躊躇いを持たない。それだけの話です。

 理想を騙っていれば誰かが褒めちぎってくれる時代は過ぎました。これからは“現実”の時代です。


文責;弾犀@奇蹄類


人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます)
inserted by FC2 system