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中国がミャンマーへウクライナ型軍事侵攻 〜日本の報道は、死んだ〜

 何回『日本の報道は死んだ』と書いたか、はっきり言って忘れてしまいました。その内カウントでもしようと思っていますが……まぁ、それはさておき今日の話をしましょうか。
 昨日も言いましたが、日本には幾つのも報道タブーがあります。具体的にはマスコミを名乗る報道テロリスト達は、彼らが癒着している企業や反日国家とグルになって、日々日本を貶めるために邁進しています。
 彼らは口では美辞麗句を言いながら、その反面日本人差別に勤しむ売国奴である――との証明をまたしたいと思います。

 半世紀前に日本はアジアへ侵略をしました。それは事実です。ですが当時のアジアでは日本とタイを除けばほぼ全ての国家が欧米列強の植民地化へ置かれ、彼らの解放を果したのも間違いなく日本である、と私は誰にでも何度だって言います。
 勿論日本は日本の国益を求め、ABCD包囲網という事実上の宣戦布告をされた状態で資源を求めていたのも事実です。
 ですが日本の戦わなければ、またABCD包囲網に屈してしまっていたら、アジアは未だに白人達に搾取され続けるままであったと思います。


 さて、今日は『中国のミャンマーへの軍事侵攻している』というお話。例によって日本の自称ジャーナリスト共は取り上げませんが、これが、現実です。


ミャンマー:東部に戒厳令 民政移管以降で初。中国系の「将軍」が(人民解放軍風部隊を連れて)侵攻か
政府軍と中国族系少数民族コーカン族武装組織と戦闘が激化
http://sp.mainichi.jp/select/news/20150218k0000m030176000c.html
2015年02月18日 01時18分
 【ヤンゴン春日孝之】
ミャンマーのテインセイン大統領は17日、東部シャン州のコーカン地区に戒厳令を発令した。今月に入り国軍と少数民族コーカン族武装組織との戦闘が激化しており、地区は国軍最高司令官の直接統治下に置かれた。
 戒厳令は2011年の民政移管以降、初めて。コーカン地区は中国との国境に接し、コーカン族は漢族として知られる。国営紙によると今月9日、武装組織が国軍の軍事拠点を攻撃し国軍兵士47人が死亡した。以降、国軍は空爆を実施するなどし、戦闘が続いている。武装組織は1989年に政府と停戦合意し、地区は事実上の自治区となった。
 しかし、国軍は09年に「麻薬や武器の製造・密輸」を理由に攻撃。武装組織のリーダーは中国領内に逃走していた。
 報道では、リーダーが組織を再構築して「帰還」したとみられ、最近の中国紙の取材に「失った領土を奪還する」とも語っていた。中国が組織を支援しているとの指摘がある。
(引用終了)


 これが先月の19日頃のお話ですね。
 まとめれば、

1.ミャンマーのコーガン地区でミャンマー国軍とコーガン族武装組織との戦闘が激化している。
2.これは同テロリストのリーダーが中国から帰還したため
3.彼らテロリストは中国からの支援を得ていると思われる

 と、そのまんまロシアがウクライナでしているのと同じ構図ですね。
 空に続報、というかこの侵攻へ対する分析。


ミャンマーにクリミア型侵略? 中国系住民と共産党の「絆」 北東部でミャンマー軍と中国系コーカン族が武力衝突。習近平政権は本当に何の援助もしていないのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/03/post-3571.php
2015年3月5日(木)16時28分
楊海英(本誌コラムニスト)
 ミャンマー(ビルマ)北東部シャン州コーカ ン地区が先月から、戦火に包まれるようになった。政府軍が中心地ラウカイに突入して反政府勢力を制圧。非常事態宣言が発令されると現地の中国系住民は大挙 して越境し、中国雲南省領内に避難した。コーカンの指導者たちが人民解放軍雲南軍区の軍営内に避難している姿も目撃されたという。
(中略)
 第二次大戦時、旧日本軍と盟友関係を締結し日本名も有していたネ・ウィンは、終戦間際にビルマ族中心の軍隊を結成。戦後は中国人民解放軍と共同作戦を展開し、国共内戦から逃れてきた中華民国の敗残兵を殲滅した。
 ネ・ウィンの協力に毛沢東は大いに感謝し、コーカンをビルマ領として正式に認めた。

 毛は世界革命を発動しようとして66年に文化大革命を発動。「古くからの友人ネ・ウィン」を切り捨て、ビルマ共産党支持に舵を切った。
 一方、コーカンの中国系住民たちは親台湾の態度を取り、反共基地に変貌。毛は紅衛兵を侵入させて政権転覆を図った。私の故郷、中国内モンゴル自治区に下放されていた中国内地の元紅衛兵たちもはるばると南下してビルマに陸続と入っていった。
 76年に毛が死去したのに伴い、「世界革命」も単なる幻想に終わると、元紅衛兵たちはそのままコーカンに定着。武器を手にしたケシ栽培民に姿を変えた。
 中国人に「リトル・マカオ」との愛称で呼ばれているコーカンは実質的に中国内地の都市と何ら変わらない。漢字の看板が立ち並び、中国語が響き渡る。携帯は中国移動(チャイナ・モバイル)の電波に頼っているし、学校の教科書も隣の雲南省で印刷製本されたもの。
 店に入ればカジノだけでなくドラッグも満喫でき、土日になると中国人が殺到して「爆買い」する。もっとも、この地で産出される違法ドラッグは雲南を経由して日本にも流入してきている。
「コーカンの中国系武装勢力の装備が急激に改良され、強くなってきたのは事実。しかし、彼らだけで政府に抵抗できない」と、イギリス統治時代から政府軍と戦ってきた勇猛果敢なカチン族の幹部らは分析する。既に雲南軍区に属する人民解放軍の兵士が潜入したとの情報もある。「コーカンは中華民族の領土。毛のようにわれわれを見殺しにしないで」
と、現地の指導者は華僑のネットワークを利用して中国への編入を求めている。
(以下略・引用終了)


 おーい日本国内で反戦を訴える偽善者のみなさーん?同じアジアで中国から現在進行形でミャンマーが軍事侵攻を受けていますよー?
 半世紀前の日本がどーたら言うのも大事ですけど、今まさに人が死んでいるんですから、人並みの知性をお持ちでしたらそっちを取り上げたらどうですかー?
 テレビや新聞にお勤めの方も、ロシアがウクライナでしたような『戦争の体裁を取っていない戦争』を仕掛けてきているんですよー?どうして取り上げないんですかー?

 ……まぁ、アレですよね。最近になって『沖縄独立論』とか、何故かクローズアップされていますが、これもまず間違いなく特定アジア三カ国と日本国内の売国奴がタッグを組んだせいでしょうね。
 沖縄もですね……毎年3000億円という超巨額の振興費、原資は同じ日本人の血税を当たり前のように受け取っておきながら、アメリカ軍基地を廃しようとしています。
 また現知事が当選してから『沖縄の民意は示された!民意に従え!』と連呼していますけど、それつまり『今まで自分達に民意は無かった』の裏返しまでもあります。
 ついでに言えば沖縄の小選挙区で落ちた与党の議員も全員比例区で復活していますし、それは『民意』ではないんでしょうかね?

 そもそも「沖縄の珊瑚を守れ」と言う一方、同時期の小笠原の宝石珊瑚の根こそぎ密漁には何も行動も、そして声明も示さなかった連中に期待するだけ無駄。


文責;弾犀@奇蹄類


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