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民意と無法を取り違える沖縄 〜日本は法治国家です〜

 仮の話です。国家なり政府は国政選挙で多数を取り、民意を得た議員によって運営されています。そればまぁ当然ですがね。
 ではここで『民意を得たからと言って、政府が既存の法律を無視して不法の振る舞いを見せる』のは許される事でしょうか?……考えるまでもないですね。
 民意を得ようが何をしようが、法を犯していれば国会議員であろうと罰せられます。

 では沖縄の話です。沖長知事は前知事の時に許可した海底作業を、自身の公約のためにあっさり翻すという暴挙へ出ました。


沖縄知事、辺野古海底作業停止を指示 手の平返した県…昨年は図面・協議「不要」 「知事の意くみ豹変」県幹部指摘
2015.3.23 15:20更新
http://www.sankei.com/politics/news/150323/plt1503230011-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/150323/plt1503230011-p1.jpg
 沖縄県の翁長雄志知事は23日記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古沿岸部で海底作業を停止するよう沖縄防衛局に指示したと発表した。
 許可取り消しで海底ボーリング調査など防衛省の海上作業を阻止する狙いがある。防衛省はボーリング調査には岩礁破砕許可は不要との主張を崩さず、許可が取り消されても調査を続行する方針だが、埋め立てを行えなくなる恐れがある。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、岩礁破砕許可をめぐる防衛省と沖縄県の交渉の全容が22日、明らかになった。防衛省は岩礁破砕許可を得る海域の外でコンクリート製ブロックなどの重りを設置することを示す図面を提示したが、県水産課副参事(課長級)が許可申請書から図面を削除させていた。副参事は重りの設置に許可が必要か話し合う協議も不要と回答していた。しかし、翁長雄志氏の知事就任後、副参事は岩礁破砕許可の取り消しに向けた検討を主導しており、県側の「つじつまの合わない対応」(自民党幹部)ぶりが浮き彫りとなった。
(中略)
 防衛省幹部は「慎重を期して資料を提示し協議が必要かも確認した。資料を削除させておいて(副参事が)今になって埋め立て予定区域の外に重りを設置することは聞いていないと主張し、新たな許可や協議を求めてくるのは不合理だ」と批判。県幹部からですら「移設反対の知事の意をくんで対応を豹変させた」との指摘が上がっている。
(引用終了)


 とまぁ無茶苦茶ですね。前の知事の時には莫大な額、具体的には毎年3000億円もの私達の血税が沖縄振興費として計上されています。確か衆議院選挙にかかる費用が600億円、一年に五回も出来ますね。
 しかしそれは米軍基地が必要であり、その負担の代わりにと私達日本人が示した『誠意』の表れではないでしょうか?それを当然のように受け取り、しかし義務を果すのはゴメンだと突っぱねる……人間のする事とは思えません。

 ここの所、『沖縄独立論』なる文字通りの“国を売る”活動家が目立ってきました。馬脚を現したのはいよいよもって切羽詰まってきたのか、知事選で勝って調子に乗っているのかのどちらかでしょうね。
 仮に沖縄で民意を得たとしても、私のように冷ややかな目で彼らを見ている人間は居るでしょうし、また今回の異様な騒動で引いてしまわれる方も多いでしょうね。

 そもそもであれば沖縄も日本の一部であり、そこへ対する政策云々に対して私達は口を挟む権利を持っているんですがね。


文責;弾犀@奇蹄類


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