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ご挨拶 〜『マスコミを批判する自由』を行使すると言論弾圧へすり替えられる〜

 三ヶ月程更新をお休みしていましたが、漸く7月へ入って余裕が出来ましたので、またHPを続けたいと思います。待って下さっていた方――が、居るかどうかは不明ですが、宜しければまたお付き合い下さい。

 さて、ですが、まぁ三ヶ月の間に色々ありましたね。ギリシャの事実上のデフォルトに天才が幾つか、また痛ましい事件が亡くなられた方も居ます。
 その中でも最もマスコミが騒いでいるのは『憲法九条の解釈変更』でしょうかね、やはり。
 相当“あちら側”の人間にとってはマズい出来事らしく、連日連夜狂ったように叩いています。憲法学者“様”という『現実を見ずに憲法教を崇める神官様』のように、解釈変更を許さないとばかりにアレコレやっていますが……さてさて。
 つい先日も自民党の非公開の部会、しかも一議員が冗談で言い、別に党の方針という訳では無かった発言、

『偏向報道するマスコミはスポンサーへ抗議すべきだ』

へ執拗に粘着し、時には誇大妄想的な妄想をベースに、野党を始めマスコミ達はネガティブキャンペーンを行っています。
 ――が、しかし。『私はこの発言が至極正しいものだと思って』います。というよりも“各種新聞の不買運動を訴えかけている”手前、ずっと前から自主的にしていると言いますか。

 なんて言うんですかね、例えばの話です。あなたがお店で購入したとしましょう。
 それが腐っていたり、中身と包装が違っていたり、はたまた不当な値段であった場合、当然抗議しますよね?場合によっては訴えもするでしょう。
 それと全く同じ事です。ただそれだけの話。

 狂ったマスコミ共は『表現の自由』を盾に取ってはああだこうだと騒いでいますが、果たして『表現の自由』と『報道の自由』はイコールなのでしょうか?
 『表現の自由』が許されているからと言って、なんでも――嘘や偏向した報道をして良い訳がありません。当然誤った報道をすれば相応の罰を受けるのが当たり前でしょう。
 マスコミはそんな当たり前の事も理解出来ないのでしょうか?マスコミ村という、既得権益の集合体に囲まれてしまって、そんな当然の事すら分からなくなってしまった。

 少し前に「自民党をぶっ潰せ!(※のような主旨)」の発言をした、制服向上委員会というアイドルグループがあったそうです。その子、彼女は某市からの推薦or後援を取り消された際、マスコミはこう言いました。

「言論弾圧だ!政府は自由にものが言える機会を弾圧しているぞ!」

 ……いや、ですからね。例えば彼女らが政治的な発言をするのは勝手ですよ?
 でも市など、後援されている立場でする訳には行かないでしょう?仮に自民党じゃ無く「北朝鮮を応援します!」とか「民主党頑張れ!」で、あれば明らかな偏向ですし。

 同様の視点から今回のネガキャンを取り上げてみますと、同グループを擁護した人間達は、例外なく「自民は言論弾圧だ!」と言っているでしょうが。
 でもこれは理屈が通らないと思いますよ。だって『マスコミは潰れろ』と『政党を潰れろ』は同じベクトルの発言ですよね?言った人間が違うだけで。

 もしも『表現の自由』及び『内心の自由』を重視するのであれば、このどちらとも守らなければおかしい……いやまぁ、マスコミが頭がオカシイのは分かっていますが。
 というか一民間人である籾井氏の発言へ対し、沖縄議会が非難決議を採択したり、まさにこれこそが『公権力による個人への言論弾圧』だと私は考えます。

 むしろマスコミが『俺達へ対する非難は一切許さない!金主であるスポンサー様に抗議するなんて以ての外だ!』と、彼らへ対する異論・反論を、まるで示し合わせたかのように(実際しているのでしょうが)攻撃する様は、見ていて狂気を帯びているようにしか思えません。


 この日本では様々な言論が許されています。時には中国・韓国・北朝鮮のようなならず者国家へ対してすら、素敵な国だと賞賛する自由は持っています。
 ですが、ならば何故、

『“マスコミを批判する自由”を行使すると言論弾圧へすり替えられる』

のでしょうか?
 そもそもの話、自民党の非公開の部会で議会が発言し、それをマスコミが盗聴したのを記事にしています。従って動画は一切出て来ない――トレイで愚痴ったのを聞きつけ、報道しているのと一緒です。
 そして次に、そこまで大事であるならば『どうして偏向していると批判された沖縄二紙の記事が表に出ない』のでしょうか?比較し、検証して、議員が正しかったのかどうか、検証しなくてはいけないのがマスコミの正しい姿勢では?

 答えは簡単です。上げられた沖縄の新聞は相当に偏向しているからです。
 だからマスコミは反論が出来ない。従って『発言へ対する反論では無く、“表現の自由”というすり替えを行って反撃している』
んです。
 要はアレですよ。日本国内に居る特定アジア三カ国の人間が犯罪をしたとします。
 私達がそれを非難すると、「差別だ!これは人種差別だ!」と話をすり替えるのと一緒。是正すべきマスコミは一緒になって日本人を攻撃している、それだけの話です。

 今回の話は一介の議員が非公開の部会で非公式の発言をしただけ、また内容が、

『“偏向報道”をした新聞のスポンサーに“有志”が抗議する』

という至極当たり前の話です。
 民主党の松本龍元復興大臣のような「書いたらその社は終わりだから」と比べ、どこが問題になるのかは分かりません。


 この日本には様々な自由があります。当然、『弾圧する権利は無い』と私は言わせて頂きます。ますが――同様に。

『弾圧された“と、他人を弾圧する”自由(や権利)もまた存在しない』

んですよ。
 誤った報道であれば抗議されるのは当然、はたまた朝日捏造新聞のように徹底的に廃刊運動が起きるのもまた自由です。
 ただししてはいけないのは『弾圧された』と言って他者を弾圧する事。この場合は沖縄二紙と同業他社を守るマスコミ共の事になります。
 籾井氏への抗議もそうですが、沖縄であってもその政治姿勢や翁長知事の傲慢で不平等な態度に抗議をするのも自由。またその太鼓持ちである新聞を非難するのもまた自由であるべきです。
 それを痛い所を突かれたからと言って、発狂したように連日連夜『ジミンの報道規制が始まったぞ!アベはヒットラーだ!』と大嘘に紙面を割いて嘘を垂れ流すのが彼らの流儀です。

 繰り返しますが、マスコミを信用しないで下さい。彼らは顔へ絆創膏を貼っただけで辞任へ追い込む差別主義者です。信用するだけ無駄です。
 彼らが言っている、もしくは守ろうとしているのは『表現の自由』ではなく、マスコミ共の既得権益だけに他ならない
のです。


文責;弾犀@奇蹄類


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