header
 トップへ | 此のサイトについて | ご意見・ご要望のメール

過剰な少数者擁護に反対 〜同性婚は憲法改正後に〜

 憲法では『思想・良心の自由(内面の自由)』が保障されています。これは国民がどのような思想・信条を持っていようと自由であるという権利です。これには“内心に留めるのであれば”犯罪的な思想も抱く事が出来ます。
(※犯罪を肯定しているのではなく、“実行に移さなければ犯罪ではない”という話です。また刑法には教唆もありますのでご注意下さい)
 同様に『表現の自由(外面的な自由)』も憲法21条によって保障されています。いいですか?その上で断言します。

『同性愛者が“差別”を理由に、自身らの権利を際限なく拡大するのはおかしい』
『同性愛が差別だというのであれば、一夫多妻や多夫一妻、多夫多妻を認めないのも差別なのか?』
『その理屈から言えば少年・少女などへ対する愛が認められないのはどうか?はたまた自身の血縁にも同じ事ではないのか?』
『そもそも対象が人でなければ結婚出来ないのは差別ではないのか?車やケータイと結婚したいと言い出したら?』


 ――と、歯止めが利かなくなるだけであり、どこかで一線を引かなくてはいけないでしょうね。その一線が現代の日本では『異性間での結婚』です。ただそれだけの話。
 他の国が認めているのであれば、そちらへ行き、戸籍を移してすれば良いと思い
ますよ。

 そもそも『日本では憲法によって同性婚が禁止されている』状態です。


○日本国憲法第24条
1. 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2. 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
(引用終了)


 『両性の合意』と『夫婦』、そして『両性の本質的平等』……これを読んで同性婚が可能であると考える人間は居ないと思いますよ。
 『両者から話を聞く』場合、“どちらか一方”という意味合いはありませんし、完全に否定されていると思って間違いないでしょう。


 それに『表現の自由』を行使してはっきり言いますが、“日本で同性愛者の権利拡大を訴えている人間達は胡散臭すぎる”と私は思います。あぁ全ての同性愛者を言っているのではないので、間違いないで下さいね?そこは大事ですので。
 日本という国家は同性愛に関して肝要でした。戦国自体からその手の話はありましたし、江戸時代の江戸でもありました。
(※女娼だけではなく男娼も結構居たという記録が残っています)
 また太平洋戦争中ですら、私の尊敬する民俗学者の折口信夫先生は男色で有名な方でしたが、軍部や政府に何一つ危害を加えられる事なく、戦後を迎えてらっしゃいます。

 そもそも日本で同性愛者は差別されてきたでしょうか?学校や職場でカミングアウトしたら、即首になるとかそういう話は聞きませんよね?
 海外では同性愛者というだけで撲殺されたり、地域によっては処刑される場所も少なくはありません(主にイスラム教圏)。それに比べれば圧倒的に恵まれた環境でしょう。

 ――というか、恐らくこの問題の本質だと私が考えているのではですよ。

『同性愛者の権利を守ると言っている人間の一部が、「差別をするなこのレイシストめ!」と差別をしている』

件にあると思います。
 心当たりないでしょうか?同性愛者だけに留まりませんが、そういった人達居るでしょうか?
 「韓国人を差別するな!」と言って日本人を差別したり、「自民党は言論弾圧をするな!」と言って自民党を言論弾圧する人達。私には彼らがどうも一緒に見えて仕方がないのですよ。


 冒頭の憲法で定められた“内面・外面の自由”を踏まえた結論ですが、

『同性愛者を嫌うのも思想の自由』

であると私は考えています。あぁ勿論“だからと言って社会的な差別を加えたり、対応に刺を設けたりするのは決していけない事”ですからね?そこは絶対にはき違えないで下さい。そしてまた一部だけを取り上げるようなマスコミの手口も控えて頂きたい所ですが。

 なんて言うんでしょうかね。
 特におかしいと思うのは『人前で堂々と性的な行為or性癖を披露する所』です。はっきり言って気持ちが悪いですし、他人の性癖なんて知らされても不快なだけです。
 あなた方があなた方の身内や、知り合いの間だけで面白可笑しく騒ぐのは勝手です。私に自由があるように、あなた方にも当然自由はある。それは絶対に。

 ですが、『自分達が少数派だからと言って、無制限に主義・嗜好押しつける権利』はないでしょう?それは当たり前の話です。
 仮に同性愛じゃなくもっと別の――あぁ巨人ファンだとしましょうか、仮にね。野球球団の。
 巨人ファンが「私達は読売巨人軍を応援しています!ジャイアンツか大好きです!」というのは自由です。当然ファン”だから“という理由で差別を受けるのは違法であり、道義的にも決して許されない事だと思います。

 でも、ですよ。

『全ての日本人は巨人ファンを認めなければいけない』
『巨人以外の球団を認めるのは差別主義者であり、悔い改める必要がある!』
『巨人を非難すれば差別になる!法的に犯罪者だと吊し上げろ!』
『巨人ファンは日本国民からすれば少数派だ!だから差別されているから弱者を守る義務がある!』

 なんて言い出したらどうしますか?私はそれと同じだと思っています。
 もっと突き詰めるのであれば、あー……そもそも主義主張以前の問題として、個人的な所に問題はないのかと。
 何かあったら全て『同性愛の“せい”』にしてしまい、何でも『差別だ!俺達は差別されているんだ!』としてやいませんか?何があっても同性愛が原因だと“逃げ”ているのではないでしょうか。
 これもまた良くある話ですが、異性愛者であっても人から嫌われる人間は居ますよ。その可能性は考えなかったのでしょうか?


 結論ですが、この日本に於いて同性婚は必要がなく憲法でも違憲です。また集団的自衛権の解釈のように、『日本国民の命が危うくなり、日本政府にしか出来ない事』と違い、同性婚は海外へ行けば容易に出来る話です。よって解釈をどうこうするのも論外。
 そして『同性愛を掲げ“私達は弱者なんですぅ!”アピールする人間達は気持ち悪い』です。


文責;弾犀@奇蹄類


人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます)
inserted by FC2 system