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また始まった嘘吐きマスコミ共のネガディブキャンペーン

 〜『強行』採決の胡散臭さ〜

 以前から思っていた事ですが、マスコミ(や、文化人と称する)方々の使う言葉は悪意に満ちています。
 例えば韓国がよく主張し、よりにもよってユネスコの文化遺産の際に持ち出した『韓国人の“強制”徴用』。また彼らがよく使う言葉に『“強制”連行された!』とあるのをご存じでしょうか?

 はっきり言ってこれはおかしいですね。何故ならば『“強制”ではない徴用は徴用ではない』ですし、また『“強制”ではない連行は連行と言わない』からです。
 日本語が不自由なのか、それとも悪い印象を植え付けるためなのか(確実に後者なのでしょうが、何故ならば彼らは追軍売春婦を『SEX SLAVE−性奴隷』と世界各国で宣伝しているからです)、彼らは好んでそうした言葉を用いています。

 同様にマスコミ達もまたそうです――聞き覚えはあるでしょう?『“強行”採決』を。
 日本の政治、少なくとも現在の政権はたった8ヶ月程前に民意を得て、それとも議席の3分の2以上を獲得しています。民主的な選挙により、選ばれた公正且つ合法的な政権です。
 また今回の安保法案もなんら誰に憚る手順を経た訳ではありません。閣議で決定し、各委員会で審議をし、本会議へ上程し、結果可決されました。
 審議時間も……117時間でしたか?確か歴代7位へ入る程丁寧に時間を取って議論をしたのも間違いないでしょう。

 それを『“強行”採決』と呼ぶのは果たして適切であるでしょうか?
 何一つ違法的な手段を用いず、また民意を得た政府与党が民主主義の根幹である多数決を以て、議会制民主主義の本質である立法権を行使しているのに、どうして『強行』などと言えるのか?

 はっきり言いますが、『これは卑怯者のレッテル貼り』です。民主党を初めとした野党達が口を揃えて、

「徴兵制!自民党は徴兵制を目論んで居るぞ!」
「人を殺せる国になってはいけない!戦後の安全保障は憲法九条が守ってきた!」
「世界の裏側まで自衛隊を派遣してもいいのか!?テロリストが日本を狙ってくるぞ!」

と、悪し様に罵り、嘘を嘘で塗り固め、更にマスコミ達がそれらのデマをさも本当のように取り上げる様には恐怖すら覚えます。


 ……えぇと、ですね。分かります?『野党の言っている事にはどれ一つとして“具体的な証拠”』に欠けているんですよ。
 徴兵制にしても、誰が言った訳ではないですし、そもそも現代の兵器システムで素人を送り込んで役に立つ訳がない。具体的に言えば自衛隊は出動――災害出動などへ出るためにだって数年は訓練を積んでからです。

 『人を殺せる国』の定義からして不明ですが、「○○に荷担すれば人を殺した事になる」んでしたら、北欧の主要な産業は軍事物資が多いですよ。説くにスイスはSIGという有名な銃器メーカーがありますから、年間どれだけスイスが間接的に殺したんでしょうね。

 世界の裏側云々は意味か分からない。テロリストに狙われるんだったら……そうですね、少し前にまで『アメリカの同盟国であるフランス様はイラク戦争に荷 担しなかったぞ!だからテロリストからも狙われないんだ!』と、実に頭の悪い原論がありましたが、エプド社の事件で大量に殺されていましたよね?あれはど うなのですか?

 ……思い出してみて下さい。「最低でも県外」、「政権交代で全て解決」、「トラストミー」……あぁ最後のはなんか違いますが、私達日本人は一度ならずともマスコミ達に騙されてきたでしょう?またそれを繰り返すのですか?
 マスコミ達は散々日本国民を騙してきたでしょう?「中国は成熟すれば普通の国になるから、大人の態度で!」、「韓国とは大切な隣国!」、「北朝鮮は悲劇の国!だから日本が支援するべき!」等々。吐き気がするぐらいに日本は譲ってきました。

 『“強制”決議』もそうです。特定の人間達が自身に都合の悪い行為へ対してレッテルを貼り貶める。安倍総理をヒットラーやナチスを呼ぶのと全く同じ手口です。根の葉もなく、ただの差別であるのに。


 そもそも、で言えば迫り来るならず者国家、中国・韓国・北朝鮮の脅威へ対し、日本一国だけでは心許ないから、多くの国同士で安全保障を結んで押さえ込もう――という『抑止力』がこの安保法案の始まりだった筈です。
 にも関わらず、反対する側は「戦争法案だ!」「憲法違反だ!」「戦後ではない戦前だ!」と訳の分からない事を、妄想ベースにした脅威論を説いています。
 論点が違う。安保法案が誤りであるならば、そんなに気に入らないのであれば、正々堂々対案を出すべきでしょう。

 『現在そこにある脅威』へ対し、私達はどうすべきなのか?どうするのか日本人の命を守れるのか?それを話し合い、論議すべき時期へ来ています。
 なのに手続きがどう、憲法違反(しかも個人の勝手な思い込み、最高裁で違憲判決を受けた訳でもないただのレッテル貼り)だ、戦争法案、挙げ句の果てには徴兵制云々の話にまで妄想を飛躍させている……。

 はっきり言います。話にならない。しかも社会の木鐸を称するマスコミが音頭を取ってデマを拡散する始末です。
 維新の党が最後の最後のなって出してきたお粗末な『対案』とやらも、“経済的理由”を省くなど、全くの意味のないものになっていました。
 経済的なものを外すと、例えば日本が人民解放軍に包囲されて、物資を止められても行動を起こせなくなります。というか南沙諸島で軍事基地を造っているのは、アジア引いては日本へ対する物資を止めるぞ、と脅しをかけるつもりでしょう。

 ……まぁ何々をすべき、するべきだ、と私は個人の方へ対して言うつもりはありません。また強制するつもりもありませんね、あなたの人生はあなたか決めるべきであって、他の誰かがどうこう指図するのは筋違いだからです。

 が、しかし。思い出してみて下さい2009年の夏を。
 漢字の読み方、ほっけの煮物、自費でのバー通いで麻生政権を執拗に攻撃していた夏の日も、こんな暑い日々でしたね。
 私達日本人の多くがマスコミに乗せられ、騙され、出来た政府が民主党政権です。またあの悲劇を繰り返してもいいのでしょうか?
 中国の脅威は『現実』にあり、それを何とかするために与党は急いでいる――それが『現実』を見た対応です。


文責;弾犀@奇蹄類


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