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続・テロリストは過激派であってムスリムではない 〜移民政策の終焉〜

 またもフランスで痛ましい事件が起きてしまいました。
 亡くなられた方には深い追悼の念を表すと共に、無辜なフランス国民の命を奪ったテロリスト達には極めて強い怒り、並びに国際社会の連携を以て彼らには相応しい罰を与えるようすべきでしょう。

 今回のテロ事件で様々な問題が再び取り上げられていますが――やり玉に挙げられているのは『移民問題』でしょうか。情報が錯綜しており、まだ確定しては いませんが、テロリストの数名かが難民としてシリア界隈から入国しており、難民に寛容な姿勢を見せていた事がテロを招いた、という指摘もあるようです。

 さて、以前から何度も何度も言っていますが、改めて断言しましょう。

『テロリストは過激派であってムスリムとは違う』

 という事です。仮に仏教徒を名乗るグループがテロを起こしたとしても、全ての仏教徒がテロリストとは見なされないように、今回の件とムスリムは分けて考えなければいけません。
 国全体で日本へのヘイトスピーチ・ヘイトクライムを繰り返している中国・韓国・北朝鮮はさておき、少なくとも今回のテロリストどもはイスラム教徒の名を借りた犯罪者、過激派であって普通に生きるムスリムとは一切関係ない話だからです。
(むしろこの件でムスリムへ対する弾圧などを始めてしまえば、それは過激派組織ISを助長させる動きになるでしょう)

 が、しかし。『ムスリムに罪はないからと言って、無制限の移民を受け入れるのは間違っている』とも言っておきましょうか。確かに戦争難民は受け入れても変わらないと思いますが、今まさにEUへ流入している彼らはとてもそうは見えません。
 スマートフォンを使いこなし、フェイスブックで家族や知人と情報を交換し、ドイツ以外の国での難民登録は嫌だとだだをこねる……これのどこが難民なのでしょうか?

 テロが起きたが、テロには屈しない姿勢を見せる。これはとても正しい事です。オランド大統領が「テロとの戦争だ」といち早く声明を出し、シリアの過激派組織ISへの空爆を強化したように、テロを根絶しなくてはいけないからです。
 ですが『テロと移民を無闇矢鱈に受け入れる』事はイコールではありません。過ぎたポピュリズムは心を壊し、国を滅ぼすでしょう。



文責;弾犀@奇蹄類


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