header
 トップへ | 此のサイトについて | ご意見・ご要望のメール

日本共産党が転向した日 〜ウルトラポピュリズムの実例〜

 共産党が共産党たる由縁であり、割と知られていない事実なのですが、日本共産党は皇室の解体を望んでいます。というのも1961年の綱領に『君主制の廃止』と明記してありますし、毎年一月に開かれる通常国会の開会に於いて、天皇陛下からお言葉を賜ります。
 しかし日本共産党は『天皇が国事行為をするのは気に食わない』とし、彼らが一貫して開会式を欠席し続けているご立派な歴史があります。

 私個人としては、このような人間達に賛同するのは到底無理なのですが……まぁ、それはそれ。個人が個人の意志で行動するのは、犯罪や公共の利益に反しない範囲であれば自由です。
 憲法で定められた象徴たる皇室を真っ向から否定するのは憲法違反そのものですが、嘗て自衛隊を暴力装置と罵っていた人間達ですからね。


 さて、それがつい一週間程前の話です。共産党がこんな事を言い始めました。

「共産党は国会開会式に参加する事にした」
「天皇を廃するのも棚上げにする事にした」
「これからは『ウルトラリアリスト』になった共産党を支持して欲しい!」

 大体の主旨ですが、こんな感じ――えっと、頭大丈夫ですかね?前からおかしいと確信していましたが、何かの毒がついに頭にまで回って来たのでしょうか?
 それ、ただ単に『来年の参議院選挙で野党連合を結成するけど、共産党が反天皇だから嫌がる……そうだ!天皇を認めれば問題解決!』ってだけですよね?
 しかもそれを取って『リアリスト(スーパーだかウルトラだかは忘れましたが)になった共産党をヨロシク!』は、ない。
 それは……その、今まで煙草のポイ捨てをしていた連中が、「今日から生まれ変わりました!」と言って真っ白な携帯用灰皿を持ち歩く程度の事……というか、『世間様では至極当たり前の事を、当たり前のようにやって誇っている日本共産党』は頭がどうかしていると思います。

 そもそもであれば彼らの政党には歴史があります。皇室解体を目論んできたとは言え、その歴史は半世紀以上続き、それなりに賛同者を集めてきました。
 ですが、その歴史を。選挙前にあっさり転向するって……本当に、正気ですか?ジョークじゃなく?
 それは古参の共産党員への背信であり、そんな大事な事を党大会で決める訳でもなく、志位党首の一存で決定するなんて、本当に共産党は独裁体質なのだなと思い知りました。
 ……そんな簡単に掌を返すのであれば、当然また裏切ると思われるなんて考えないのでしょうか?頭が悪いにも程があります。


 ……なんて言いましょうか、この一年色々な事件や出来事はありました。その総括をするのであれば、組織がチープになっていると。
 過激派組織SHIELD’sこと、共産党配下の民青の彼らを見ても思いますが、本当にそれで騙せると思っているのでしょうか?
 彼らと来年の選挙向けのシンクタンク結成の記者会見も見ましたが、

「自分達は政策を決定する集団」
「選挙には立候補しない」
「特定の政治団体を応援する」

等と意味不明の供述を繰り返されていらっしゃいました。
 自分達は汗をかかず(実社会で仕事をせず)に、人々から信任も受けず(立候補しない)、偉そうな言論を垂れ流す(社会経験皆無の若者の出来もしない妄想)、で提言すると。

 こんな胡散臭い集団、誰がどう信用しろと?本当に共産党も劣化しましたね。

文責;弾犀@奇蹄類


人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます)
inserted by FC2 system