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一年のご挨拶

 過去のエントリーを見直していたら、去年は年末のご挨拶をしていませんでしたね。今年も更新回数がぐっと減ってしまいましたが、わざわざご覧下さっている方には申し訳ありませんでした。
 実生活で少し忙しく、かといって裕福ではないのが何とも悲しいですが、まぁそれはそれで。


 さて、今年一年も色々ありましたね。フランスのシャーリー・エプド社をテロリストが襲撃した事件から始まり、子供の難民の遺体が沿岸へ流れ着き、「移民可哀想!」と言う雰囲気になったかと思えば、今度は大規模なテロに繋がり、また反移民・抑移民の気運が高まっていると。
 日本の自称言論人達も、「フランスを見習え!イラク戦争に参加しなかったフランス様を日本は見習え!」と言っていたのに、シリアへの空爆を開始した頃か ら話を聞かなくなりましたね。憶えておいて下さい。まさに自身の都合のいい結論を導くために、海外の事象を持ってくる典型例ですからね。
 日本国内でも靖国神社を狙った韓国人テロリストの報道がぴたっと止んだり、本当にこの国のマスコミ達は腐っていると実感しました。
(もしこれが逆の立場であれば、連日連夜日本を貶める報道をしていたでしょうに)

 後は……年末に安田純平氏が捕まったとかナントカ。氏は以前、イラクで捕まっており人質にされた過去がありますが、今度は自作自演じゃないのでしょうか?今度は本当に?
 マスコミ達が報道したのは12月の中頃ですが、実はネットでは8月頃から言われていました。何故今更このタイミングで取り上げたんでしょうね?そしてまた後藤さんや湯川さんと違って大騒ぎもしない。どうして?

 日本国内でも左翼暴力団しばき隊を早々に見限り、今度はSHIELD’sという若者を持ち上げて使おうとする扇動家達の動きが活発になって来ましたね。
 彼ら曰く、「若者が初めて声を上げた!」との事ですが、数年前に怒ったフジデモ・花王不買デモを完全に黙殺したマスコミは、本当に救いようがありませんが。
 ともあれ、共産党の「ウルトラリアリズム」路線と同じように、明らかに滑っています。その証拠に動員数が目に見えて減っている。

 安保法案可決の前に、自称10万人警察発表3万人で休日の誰も居ない国会を取り囲んだデモがありましたね。まぁ本当の数字は脇へ置いておくとして、今も 彼らはデモをしていますが、集まってる数は3000人前後。駅前でやっているから、他の関係ない通行人も(意図的に数を水増しするため、わざわざ人通りの 多い所でやっている)含めた数字かそれですね。
 もしも日本人が危機感を持っていれば、10万人は減る事なく増えてもおかしくないのでしょうが、桁違いに減っているのは動員のお陰、そして誰も賛同者が居ないという現実。
 ついには朝日捏造新聞を筆頭として、「選挙では民意を反映しない。デモこそが民意だ!」と本当に入院された方がいいような寝言を言い出しました。

 それ、間接的に自民党へ投票した約2500万人(前回衆議院選挙・小選挙区)へ喧嘩を売っているのと同義なんですが、彼らにはそんな事は理解出来ないんでしょうかね。彼らにとっての話し合いとは、

「自分は正しい。だから自分の意見を受け入れる事が話し合いだ!」

ぐらいにしか思っておらず、事実余所様・他人様からどう見られるのかを分かっていない。
 思えば沖縄の翁長知事もそうですね。南沙諸島を現在進行形で侵略している中国の脅威は無視し(訪中した際にも一言も触れず)、口から出るのは日本への恨み言。
 日本のジャーナリストや人権の活動活動家さんも同様に。平和な場所で反撃しない相手をリンチにする事しか出来ない。

 ――と、私は韓国との関係改善に否定的です。国そのものが日本への差別に凝り固まっており、ありもしない捏造を世界中で広めながら、海外でも日本人と騙って売春する人間達と、まともに共存出来るとは思えないからです。
 ですが現政府、安倍総理はそんな彼らも関係歓迎に努力し、韓国側が一方的に因縁を付け、1965年の日韓交渉という国際条約の場に於いて、「最終且つ完全に解決済み」である追軍売春婦へ対し、未だ情をかけようとしています。私は反対ですが。

 これ、どこをどうとったら『ヒットラー』なのでしょうか?私には理解出来ません。
 集団的自衛権を持つのがヒットラーの定義であるならば、国連加盟国の全てがヒットラーです。
 秘密保護法案もそう、基地を持つ国もそう、そもそも安倍総理と現政府は民主主義国で真っ当な選挙を経て、日本人の多数の同意を得て誕生した政権です。
 韓国のようなどうしようもない国家にすら手を差し伸べ、こうして過去の問題に正面から向き合う――さてこれがどこが『独裁者』?そして『ヒットラー』なのでしょうか?
(※極めて個人的ですが、これもまた『きちんと話をしましたよ』というアリバイ作りのような気がしますが。安倍談話や米国議会での発言のように、安倍総理は相当に強かです)


 ……繰り返し、私は何度も何度も言っていますがね。こう、議論で絶対に勝てない相手、もしくは最初から議論を放棄し、話し合う気がない連中がよく使う“手口”として、『レッテル貼り』があります。
 それは安保法案を戦争法案と言い換えたり、民意を得た為政者をヒットラーと呼ぶ行為ですね。具体的には朝日捏造新聞を筆頭にした自称知的階級の皆さん。
 中国のようなならず者国家、また韓国のような国民全てが日本差別を是としているレイシズム国家、そして北朝鮮のようなまさに犯罪国家。彼らを擁護するのは難しい、それでもやってますけどね、「どっちもどっち」理論を使って」
 ですが一応首の上に頭がついている人間はそれだけでマズい。なので彼らの事には一切触れず、レッテルを一生懸命貼って中傷に特化する。

 その結果、過激派組織SHIELD’sのデモを見れば分かると思いますが、暴言と差別用語のオンパレードです。彼らはまともな理論を持たないため、それしか出来ない。
 強い言葉と他人の不安を煽り、具体的な事など何一つ言えずに、ただただ扇動する。それだけです。
 でも、それでもいいんですよ。100人いれば1人は騙されますし、それが一億人へ伝われば100万人――は、無理にしても、一万人も狂信者が出来れば飯の種になりますから。
 思い出して下さい。数年前に『年越し派遣村』をやっていた連中はどこへ行きましたか?民主党政権が誕生してからはピタッと終わり、そのまま姿を見ていないでしょう?

 日本のマスコミも含めて、彼らは扇動家であり、ポピュリズムの権化でしかない。現実に直面している様々な問題へ対し、解決策一つ碌に出せないただの無能です。

 とはいえ、ですね。最近はどこかの週刊誌を元に、30年前の窃盗事件を国家で持ち出した民主党という下衆の集まりがあるそうですが、マスコミや扇動家達の力が低下して来ましたね。
 以前であれば大臣は辞任に追い込み、下手すれば内閣すらも飛んでいたのでしょうが、今では連日連夜特集を組んだにも関わらず、大した波風を起こせずに終っています。
 マスコミの力の低下、ネットで言論を個人が発信出来るようになった、言論人の胡散臭さが浸透しつつある……そのどれが正しいのかは分かりませんが、まぁなんにせよ良い事です。民主党政権だった3年ヶ月に比べれば、この日本は確実によりよい方向へ進んでいるでしょう。


 長くなってしまいましたが、このような辺鄙なHPへ来て下さったあなたに感謝とご多幸を。
 そして出来れば来年もおつきあい頂ければ幸いです。

2015年末日 弾犀


文責;弾犀@奇蹄類


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