header
 トップへ | 此のサイトについて | ご意見・ご要望のメール

民進党・山井和則(衆議院京都6区選出)は息を吐くように嘘を吐く

 〜障害者を利用してデマを撒く外道〜

 はっきり言って少し怒っています。えぇほんの少しだけ、怒っています。
 まずは……事の起こりからご説明したいと思います。5月11日にこのような記事が出ました。


障害者支援の衆院委 ALS患者の出席拒否 与党側が反対(2016-0511)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016051102000137.html
(以下略・引用終了)


 そして民進党の山井和則議員(衆議院京都6区選出)のツイッターでは、以下のように仰られています。どういう訳か現在は消されていますが、転載して引用したいと思います。


山井和則)

前代未聞の障害者差別が国会で起こるとは!
障害者差別をなくす先頭に立つべきなのが国会です。
ALS患者の参考人出席に反対与党は猛省すべき、と、私は記者会見で述べました。


 その様子をご覧頂きたいのですが――その前にこの件の事実はどうであったかを明らかにしておきましょうか。


いさ進一@isashinichi(※公明党国対委員長)
https://twitter.com/isashinichi/status/730311543703752704
委員会の場にいましたが、事実は異なります!
民進が難病患者の方を呼びたいと理事会にはかり、委員長はOK。すでに出席登録されてたものをなぜか、民進党みずから差し替えました
与党側が障がい者を排除したかのように言う「関係者」って誰?


浦野靖人 衆議院議員 uranoyasuto(※おおさか維新の会)
https://twitter.com/uranoyasuto/status/730419560692637697?ref_src=twsrc%5Etfw
事実と違いますね。理事会でも委員長一任となり、渡辺委員長が了としました。その後に参考人を差し替えたのは民進党自身。仮にですが、意図的にこの様な報道を狙っての事なら許されない。
障害者支援法:審議にALS患者の出席拒否 与党が反対


 はいご覧のように『民進党がALS患者の参考人を喚び、民進党が差し替えた』のが事実のようですね。まぁ障害者総合支援法の審議中ですので、正しい判断であると私は思いますが、えぇそれはね。

 ですが『結局ALS患者の岡部宏生(おかべひろし)日本ALS協会副会長さんの国会答弁を差し替えたのは民進党』であるんですよ。結局の所、何が都合が悪かったのか、その理由に関しては存じませんが。
 ですので『民進党が喚んでおいて民進党の都合で差し替えた』という現実を念頭に置きながら、民進党の山井和則議員(衆議院京都6区選出)の定例記者会見をご覧下さい
 尚、民進党の山井和則議員(衆議院京都6区選出)の嘘部分については赤字で強調しています。


民進党・山井和則議員 国対委員長代理記者会見 後半部抜粋(2016年5月11日)

記者)
昨日の厚労委員会の方で
障害者総合支援法案の参考人質疑で
出席を予定していた男性の難病患者の方がですね


記者)
出席を与党側が拒否したというような経緯があったそうですけど
事実関係とですね、それに関する民進党が求めていた
民進党というか、お考えというか対応を聞かせて欲しい


民進党・山井和則)

いや、これはもう前代未聞の障害者差別が、こともあろうに、衆議院の厚生労働委員会の場で行われてしまった

という事に関して私達は極めて残念に思っておりますし、与党へ対して猛省を求めたいと思います

(※最初から嘘を吐く山井和則議員)


ここにあの、昨日の議事録があるんですが

結果的にはALSの人工呼吸器を付けた、当事者である岡部さんは、与党によって出席を拒否されました

(※嘘に嘘を重ねる山井和則議員)

 
そのために、まあ人工呼吸器を付けてないALS協会の方がですね。代わりに参考人に出られたんですが

その、出席がかなわなかった、あの岡部さんの事をですね。こう、書いているんですねー

(※当然、岡部さんの出席をキャンセルさせたのは民進党であり、彼らの批判は民進党へ向けられている)

 
『さて、私が法律案への意見を述べる前に本日の参考人の予定であった当協会副会長、人口呼吸器を付けている岡部宏生』

『岡部からの障害者の参考人意見陳述についてのメッセージを紹介させていただきます』


『ちょっと事情がありまして本人は後ろの傍聴席の一番右奥に座っています。
光の加減でまぶしいという事があって帽子を被っていますけど、人工呼吸器を付けています』

『では代読します』


 
日本ALS協会副会長・岡部宏生氏の代読)
「おはようございます。日本ALS協会の岡部と申します。本来であればここへ座って委員の先生方とお話させて頂いている筈です」

「冒頭のご挨拶として一言申し述べさせて頂きます」

「私はALSという神経難病患者、当事者で、人工呼吸器を付けていますのでコミュニケーションには特殊な方法を用いて通訳者を必要としています」

「それで、コミュニケーションに時間を要するという理由で、今日の参考人として招致されたものを取り消されました」

「障害者総合支援法の国会審議において、障害者の参考人を拒否なさった訳です」

「国会の場は、まさに国民の貴重な時間と費用の極みだと認識しております。その国民の中には私達障害者も存在しています」

「国会の、それも福祉に関する最も理解を示して下さる筈の、厚生労働委員会において、障害がある事で、排除された事は深刻なこの国の有様を示しているのではないでしょうかと――』


民進党・山井和則)

まあ、岡部さん、仰る通りです
安倍政権は一億総活躍だとか、その中でも特に難病に関する方々、障害者を、活躍出来る社会を作りたいと言っているにも関わらず

私の記憶では、国会で、障害を理由に、参考人を拒否されたなんて事は聞いた事がありません

(※参考人を交代させたのは民進党です)

 
これは私は、障害者差別解消法の理念にも反すると思っています。そこで経過をね、私が現場の理事から聞いてる範囲で申し上げますと

障害者総合支援法、その中では重度障害者のコミニュケーション支援とか、重度訪問介護とか、ALSの方々にも関係する内容があるので

当事者である岡部さんを、参考人として喚びたい、という事を民進党が言いました

(※これは本当。山井和則議員が言っている唯一の事)

 
そしたら、理事会か、理事懇(理事会懇談会)の場でまあ与党の理事から、「それ時間がかかるんじゃないかと」

(※以下全て嘘の内容)

 
まあつまりALSの方っていうのは、質問されてから、あの文字盤ってのがありましてね。
こう、あ・え・い・う、とか。まあああいうのがありましてです

時間がかかりすぎるじゃないかと。宣言の時間の中で意見陳述が出来るのかと。
それとか、体調が悪化したらどうするんだとかですね

まあそういう、慎重論がたくさん出たと

しかし我が党からは、やはり当事者の声を聞くのが一番重要だと。
かつこの法案の中でも、そういうコミュニケーションや重度障害者の方々をどう社会で支えていくかという事が、法案の中に入ってるんだから

(※参考人を交代させたのは民進党なのに、息を吐くように嘘を吐く山井和則議員)

 
勿論体調の事とかあるけれど、そこは、そういう事も含めてですね。
参考人として対応する事は充分、あの、可能だし。

例えば時間がかかるんだったら、意見陳述の部分はですね。事前に喋って、それを代読してもらうなりね。やりようは、いくらでもあるという事を、言った訳です

(※取り下げた側の民進党そんな事を言う訳がない。またしれっと嘘を吐く民進党の山井和則議員(衆議院京都6区選出))

 
それで物別れに終ったと

そうした、そうしたらですね
あのー、後日、えー、なんか、上の判断でその

「当事者を喚ぶんであれば児童福祉法のお経読みをセットでして欲しい」と。という条件がついてきたという事でありまして

(※これから山井和則議員の大嘘独演会が始まる)

(※繰り返しますが、『ALS患者の出席を差し替えたのは民進党の要望』という事を念頭に、山井和則議員の嘘八百をご覧下さい

 
それでですね。あの
児童福祉法のお経読みをする予定はなかった訳なんですけどもね

まあ、私達としては、なんで当事者を喚ぼうとしたら条件が付いてくるのか
そういう取引みたいなね、事の前例を作ってしまったら
今後障害者の当事者を喚ぼうとしたら

必ず「これとセットだったら喚びますよ」、
「セットじゃないんだったら喚びませんよ」みたいな事になったら
障害者差別を、これは是認する事になってしまうという事で

ここでは無条件に、基本的に障害者の当事者を喚んでもらうという事でないと
「これは差別になるから」という事で私達は

そういう何かの条件があったら当事者オッケーですという事には乗れません
という事を、あの、言った、そうであります

その結果、「じゃあ児童福祉法のお経読みをやってくれないんだったら当事者はダメです」

でもねー、私は福祉をライフワークとしてますが
言っちゃなんですけども、国会ですよ?
おまけに衆議院の厚生労働委員会ですよ?

おまけにやってる法案の内容は
障害者総合支援法ですよ?

これその、重度の障害者やALSの方の差別を無くそうって言って
先頭切って旗を振るべき、国会で

「当事者は時間がかかる」
「コミュニケーションに時間かかかるからダメです」

いやホント私はね、これちょっと大変な前例を
残してしまったんではないかと

今、インターネットの世界でも、まあ勿論、あの一般のマスコミでも
報じて下さっていますけども
深刻な障害者差別だという、あの苦情が巻き起こっております

あの、ホントに、今日紹介した総合福祉法が、衆議院
衆議院というか厚労委員会で可決される見込みでありますけどね

勿論いくら良い法律を作ったとしても、肝心のその審議の中で
「障害当事者はご遠慮願いたい」みたいな事をやっていると

ホント、やはりそれはいくら良い法律を作っても
実効性が低いと見られてしまうんではないかと思います

極めて残念な事であります
(引用終了)


 ――と、めまいがする程に怒りがこみ上げてきますが、まぁまぁ民進党・山井和則議員の発言をまとめてみましょうか。

1.与党がALS患者の国会招致を止めさせた
2.理由は与党が「時間がかかる」から
3.また参考人へ「与党が児童福祉法のお経読みを強制し患者団体は拒否した」から
4.自民党は参考人に障害者に取引させるような前例を作った
5.ネットを中心にしてこの件を障害者差別だという声が上がっている

 よくまぁ次から次へと息を吐くように嘘が吐けるものです。まさに稀代の詐欺師、嘘吐きの中の嘘吐きだと言われて過言ではないかも知れません。虚言癖の人間でも、もうちょっと人情味というか……あぁ『躊躇う』んですね、あくまでも私見の域を出ませんが。
 なんて言いましょうか、こう、人が嘘を吐く時にはリスクとリターンを必ず振るいにかけるんですよ。
 「こんな些細な嘘なら〜」と、例えばしてもいない武勇伝をお酒の席で話してしまうのは、まぁよくある話。口が滑ると言いましょうか、まぁ別にそこはそれお酒の席ですし、後から問題に取り上げられる事はありません。

 と、いうのにですね。民進党・山井和則議員は素晴らしい。真っ正面を向き、正々堂々と嘘を吐く。彼が狂っていなければ詐欺師としての才能は極めて高い方であると言えるでしょうね。流石2009年にマニフェストを打ち出した民主党、その次期代表との呼び声も高い方です……いや皮肉ですけど。
 これが、この山井和則議員の 態度が今の民進党と野党全ての態度を如実に表していると思いますよ。嘘を吐いても、どんな人としての道を外れた事を言ったとしても、それが政府批判であれ ば問題なしとされる――実際に、この障害者をバカにした民進党の態度を取り、マスコミの自称ジャーナリスト達がこの経緯を一切、どこも、何一つ、報道しな いと。

 というか山井和則議員が只一度だけ、この場限りで嘘を吐いたとも考えにくいですし、普段から詐欺師のように嘘を吐いているのでしょうね。で、なければ、『与党が取引をした』なんて言葉がすんなり出てくる訳がない。
 虚言癖の人間でももっとこう躊躇うものですが、山井和則議員は何一つ省みる事無く、真っ正面から稚拙な嘘を吐くと。これが『日本最大野党の次期代表』候補の姿です。

 民進党・山井和則議員は『ありもしない嘘を堂々と吐き、また障害者をダシにして己の狂った妄想の陰謀論(与党側が国会参考人を取引している)を展開する、人間の屑の中の屑』であると私は思います。というか確信しています。

 こんな事が許されるんでしょうか?私は許さない。絶対に許さない。
 弱者を盾にして自信の狂った妄想を押しつけるような詐欺師を、許してはいけない。


文責;弾犀@奇蹄類


人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます)
inserted by FC2 system