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日本の民意を考える

 〜選挙で勝って「民意を得られた訳ではない」とは一体どこの妄言か〜

 朝日捏造新聞を筆頭にマスコミさんは言葉を造り、偽り、また時には捏造するのが得意です。今までに数多くの造語、反日・反政府キャンペーンに様々な言葉を弄して、日本を腐してきました。

 そうですねぇ、例えば『直近の民意』でしょうか?要は「一番最後の選挙で野党側候補が勝利した!これは野党側が民意を得ている証拠だ!」と、地方自治体の選挙結果を基に、反政府スクラムを使う時に使われます
 最近では、まぁ少なくとも過去四度の国政選挙で与党側が圧勝しているため、民進党(当時は民主党)が政権を盗った時以来、マスコミは封印していますか。
(都知事選挙で鳥越氏が勝利すればまた持ち出すでしょうが)

 他にも「責任野党」でしょうかね。これもまた民進党が与党時に、何一つ満足に政策が進められず、碌な国家運営が出来なかった時、「野党自民党は民主党のために政策を打ち出せ!」とマスコミさんが宣った言葉だったと記憶しています。
 本当に狂っていますね、というか言われなくても国会は議員立法として様々な法案を議題へかけており、協力するしない以前の問題なのですが。
 これもまた民主党以下、国政選挙で日本人の審判を得、また元の野党へ戻った途端使うのを止めました。見事「無責任与党民主党」が「無責任野党民進党」へ戻った訳です。

 で、最近の流行りは「民意を得られた訳ではない」ですね。今日の本題ですが。
 曰く、

「選挙で選ばれたからといって、それは民意に直結するものではない」
「その証拠に国民の全てが与党(側)へ投票したからではないからだ」
「従って今の与党に民意はない!白紙委任をした訳ではないんだ!」

……まぁ、こう、聞いてて頭がクラクラするような論理体系をおられるようですか。酷いは酷いですが、これだけに留まらず更に以下の文章がプラスされる場合もあります。

「憲法改正派が三分の二を超えたが、それは憲法改正して良いという話にはならない!何故ならば与党は憲法を選挙に掲げなかった!改憲隠しだからだ!」

 ここまで来るともう清々しい程の頭の悪さをアピールされていますね。いや決して嫌いじゃないですが、こうも無茶苦茶なお話だと逆に彼ら自身の立場を危うくでしょうに。
 ではいつものようにそれぞれ反論したいと思います、宜しければ参考にして頂ければ幸いです。


Q.選挙で選ばれたからといって、それは民意に直結するものではない
A.では選挙以外でどんな方法で民意を推し量れというのか
2012年以後の国政選挙では現与党が過半数を取り続けているが、それが民意でなかったら何が民意だというのか

Q.その証拠に国民の全てが与党(側)へ投票したからではないからだ
A.多数決で物事を決めるのが民主主義。少数が多数を決めるのが独裁国家

Q.従って今の与党に民意はない!白紙委任をした訳ではないんだ!
A.繰り返すが多数決で物事を決めるのが民主主義。そしてまた2009年に民主党が政権を取ったように、民意さえあれば政権交代は十分に可能である

Q.憲法改正派が三分の二を超えたが、それは憲法改正して良いという話にはならない!何故ならば与党は憲法を選挙に掲げなかった!改憲隠しだからだ!
A.まず自民党は選挙のかなり前に改憲草案を打ち出している。また同党の綱領に「改選を目指す」と明記している
野党候補の多くのは改憲改憲と言い続け、またマスコミも毎日のように「改憲勢力」とわめき続けた。なのに負けたのは改憲を是とする民意が働いたのではないか
そもそも憲法改正には国民投票が必ず行われる。隠す隠さない話ですらない


 まぁ、こんな所でしょうか。本当に今時の子供すらもっとマシな言い訳をするでしょうが。と、いうかですね、与党側の得票率は35%ぐらい?うろ覚えですが30%は越えた筈です。
 与党候補へ入れた多くの日本人へ対し唾を吐いているのと同義なのですが、理解出来るようならば最初から言わないでしょうが。
 また同時に「俺達は正しいのだから愚民は無条件で従え」と言っていると気づいてほしいものです。既に出た民意を否定し、自身達の意見を押し通そうするのはそういう事だと。

文責;弾犀@奇蹄類


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