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トランプ反対派の醜い生き様

 〜彼らが求めるのは民主主義ではなく自分達の独裁〜

 アメリカでは昨日トランプ氏が大統領に就任しました。即TPPからの脱退を宣言しましたが、私はTPP反対派なのでありがたいと思っています。メリットとデメリットを秤にかけて、私の住む東北部ではよくないと思ったのが理由です。
 その様子をテレビで見ましたが――しかしトランプ反対派は本当に酷いですね。
 デモして「トランプは差別主義者!差別主義者だ!」と中傷するのは当たり前、中には車へ放火したり商店を襲撃したり、もう犯罪者以外の何者でもない
 まぁこういう事を言うと「暴動を起こしているのは一部の人間であり、反トランプの人間全てが〜」と言われるでしょうが、まぁそれは正しいですね。
 ですが少なくともデモに参加している人間で、隣の人間が放火したり略奪しようとしたら、普通、止めるでしょう?それを止めないわ、ツイッターなりブログで止めろと言わないわ、むしろ煽る始末で収集がつかなくなっています。

 ……そして“その”様子はテレビはおろか、ネットで中継されており(というかやってる側が自ら動画をアップロードしている)、それを見た人間がどう思うのか……まぁ、反トランプの人間にとって芳しくない結果に終るでしょうね。

 誰かを感化したいのであれば言葉を尽くし、誠意を示す以外の方法では不可能です。棍棒で背後から殴りつけて、「俺達が正しい!」と言われても真っ当な人間は賛同しないのと一緒で。
 勿論、全てが全て感化・共感を得られる訳ではありませんし、中には対話そのものが不可能な人間・国家も居ます。しかしながらそれでも住み分けは可能で、今まではそれなりに上手くはやってきました。


 さて、私のHPでは反トランプ派がトランプ支持者へ対する犯罪行為を取り上げてきました。子供をリンチしたり放火したり、中には氏の息子が障害者だと中傷するのも含まれます。
 その内容は陰湿且つ執拗なものであり、露骨な差別――ヘイトスピーチ・ヘイトクライムなのに、どうして擁護する側の人間がなにもしないかと疑問に思います。
(アメリカのリベラルは黙認するか煽っている)

 今年に入ってから最悪なのは『黒人四人が知的障害者の白人へリンチを加え、フェイスブックで公開した』なのてのがありました。


黒人4人を憎悪犯罪で訴追 知的障害の白人男性に暴力 「トランプ」「白人の連中」とののしる(2017.1.6 10:26更新)
http://www.sankei.com/world/news/170106/wor1701060023-n1.html
 米シカゴの警察当局は5日、トランプ次期米大統領をののしりながら、知的障害がある白人の男性(18)に暴行を加える映像をフェイスブックで公開した黒人の18〜24歳の男女計4人を拘束し、憎悪犯罪(ヘイトクライム)などの容疑で訴追したと発表した。
 米メディアが報じたフェイスブックの映像や警察の発表によると、4人は男性の手を縛って部屋の片隅に追い詰め、数時間にわたって頭部を蹴ったり、頭髪をナイフで切ったりした。映像には容疑者らが「ドナルド・トランプ」や「白人の連中」を汚い言葉でののしる声も記録されていた。
 容疑者のうち1人が男性の同級生。男性は容疑者のうち2人が住む家で暴行され、隣人が騒音に抗議した際に逃げ出し、警察に保護された。(共同)


白人拷問を生中継=憎悪犯罪で訴追−米(2017/01/06-10:59)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010600255&g=int
 【ニューヨーク時事】米シカゴでアフリカ系 の若者が精神障害を持つ白人男性(18)を襲う事件があり、地元検察は5日、アフリカ系の18〜24歳の男女4人をヘイトクライム(憎悪犯罪)や誘拐など の罪で訴追した。襲撃の様子はフェイスブックで生中継され、米メディアは「拷問ビデオ」と報じている。
 米メディアが報じた動画では、縛り上げられた白人男性が殴られたりナイフで脅されたりしている。白人男性が悲鳴を上げる一方、アフリカ系の男女は白人やトランプ次期米大統領を侮蔑する発言をしている。
 シカゴ警察によると、精神障害への侮蔑的な発言もあった。暴行は4〜5時間続いた。
白人男性は3日、路上を歩いているところを保護された。
(引用終了)


 断っておきますが、私はトランプ氏の支持者ではありません。日本企業への課税強化を検討しているらしく、その不審に思っています。
 しかし、それとは別に氏へ対する様々な悪意を持った犯罪が許せません。自分の家族を知的障害者だと言われ、支持者は暴行を受け(そして加害者がカラードなので大きく報じられず、日本では特に皆無)、向こうの新聞・テレビでは連日特集を組んでバッシングされています。
 中には「トランプ氏は性的な弱みをロシアに握られている」という“出所不明・真偽不明の文章を新聞がさも事実であるかのように取り上げ”られる異常な事態になっています。
(奇しくも構図が「日本死ね」ブログと似ています……果たして“奇しくも”なんでしょうかね?)
 ……なんて言うかですね、日本の構図をよく似ていると思うんですよ。
 現総理である安倍晋三首相へ対し、また現与党である自民党・公明党へ対し、私は完全に支持している訳ではありません。少なくとも批判を一切しないなんて事はなく、またそれは他の国のどこの国の有権者でも似たような感じだと思います。
 何故ならばあなたの意見を完全に汲み取る人間は、どこまでいってもあなた以外に誰も居ない訳ですから。
 なので自身の考えに近い政策・主義を持った政党や政治家を選ぶ。それが関節性民主主義であると私は考えます。なんでしたら自分で立候補してもいい訳ですし。

 しかしそれへ対する反応、というか反対論が、まぁ政策の話ではなく。かといって主義主張を唱える訳ではなく、こう並び立てるのです。

「○○は差別主義者だ!○○を差別しているレイシストだ!」
「○○は独裁者だ!戦争がしたいに決まっている!」
「○○は歴史修正主義者!憲法を改正して戦争の出来る国にしてしまう!
「○○法案が成立すれば徴兵制が!」
「○○法で市民を弾圧するつもりだ!」

……いえね、もう本当に話にならない。例えばこれは実際の話なんですが、民進党(含む民主党)は「改憲議論をしてもいいが、安倍総理は憲法を蔑ろにしているから絶対反対」と、いう私には理解のできない理屈を仰っています。
 いや、ですからね、戦争を出来る国は日本を除いた全ての国がそうですし、軍隊も同じ。
 またどんな法であっても悪用したり、解釈を極限にまでどうにかすれば恣意的な運用は出来ますし、そもそも我が国の隣国は未だ徴兵制の残る国です。
 そして南シナ海を侵略し、また日本へ核兵器を撃ち込みと恫喝を繰り返す国があれば、当然その備えとして防衛力を持たなければいけない。

 そういう防備なり法整備を与党側はしようとしている。では野党や反対者(含むマスコミ)は何を言っているのか、と言えば件のように叫び散らすだけ。
 アメリカも似ているんですよね。「平和を守れ、民主主義を守れ」と兼ねてから言っていた側のヒラリー支持者がやってるのはご覧の有様で。
 中には「選挙で決まったんだから結果を認めよう!」とまともな方も居ます。居るんですが……。


ニコール・キッドマン、ドナルド・トランプ氏に関する発言で批判集中 真意明かす(2017年01月15日 11:07 by ケイ小原)
http://japan.techinsight.jp/2017/01/kay01151016.html
(前略)
 大統領選でまさかの勝利をおさめたドナルド・トランプ氏につき、多くのアメリカ人が今もなお納得できず「どうしてこんなことに…」と苦悩している。
 そんな中、ニコール・キッドマンはインタビューに応じ以下のようにコメントした。

「これだけ言うわ。トランプ氏は選ばれたの。私達はひとつの国家として、選ばれたのが誰であろうとサポートする必要がある。この国はそういう考えに基づき成り立っているんだもの。」
 ハワイ生まれでオーストラリア育ちのニコールはアメリカとオーストラリアの二重国籍を持ち、大統領選の行方にも当然高い関心を寄せていたようだ。
 しかしこのニコールのコメントに“アンチ・トランプ”は激怒し、SNSには以下のような言葉が多数書き込まれた。

「ボトックスで、脳までやられたのではないか。」
「ニコール・キッドマンという女優を忘れ去る時が来た。ボイコットしよう。」
「No more ニコール・キッドマン」

 この猛反発を受け、ニコールは『Access Hollywood』にこう述べている。

「私はただ、自分が民主主義を信じていると強調しただけ。そしてアメリカの憲法もね。私が言ったのは、至ってシンプルなことよ。」
(以下略)


 ……まぁ、ですね。あくまでも個人の意見なんですが『民主主義的な選挙結果を認めない!』というもまたいいとは思うんですよ。絶対に賛同しませんが、あくまでも個人が個人としてそう訴えるのは勝手ですから。
 ですがそんなふざけた事を言って、他人からの共感を得られると思っているのでしょうか?それをしてしまっては民主主義の意味がなくなる。選挙などする意味がありません。


 あと……あぁ自称有識者の方、主に朝日捏造新聞を中心にキャンペーンを組んでいますね。

「○○を支持する人間は学歴・給料・社会的地位が低い者達で構成されている」
「彼らは社会的に劣っているから不満のはけ口として、ポピュリストである○○を熱狂的に支持しているのだ」

 まぁ人はどこまで傲岸不遜になれるのかの見本みたいな感じですが――これ、悪い事ですかね?
 少なくとも学歴・給料・社会的立場の方に関わらず、有権者の一票は一票です。お金持ちから恵まれてない方まで平等な訳ですね。一票は一票であり、そこに貴賤はない“筈”であれば。
 そんな方から多くの支持を得る、というのは誉れ以外の何者でもない。そう私は思います。

 ……ま、言外に『バカはバカだから簡単に騙されるぞ!』という本音が見え隠れしていますが。本当に度しがたい。
 これをアメリカのマスコミも言い始めていますが、逆効果にはなれども賛同しようという方は少ない……と、思いたいですね。


文責;弾犀@奇蹄類


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