header
 トップへ | 此のサイトについて | ご意見・ご要望のメール

森友学園について 〜報道犯罪〜

 何事もなかったかのように再開しますが、森友学園についてご存じでは無い方……は、少ないかとか思われます。興味のあるなしはさておき、朝から晩まで執拗にやっていますからね。正確にはやっていまし“た”、でしょうか。
 同学園理事長の証人喚問の後、安倍総理夫人と理事長の奥様とのメールのやりとりが報道機関に向けて公開されたのですが、その中に『民進党辻元清美議員が幼稚園へ入ってこようとしていたり、また同議員と親密な関西の建設労組に属する工事作業員が森友学園の工事現場に三日だけ送り込まれ、「ゴミを埋め戻した」となど証言をさせていた――という内容があってからは一気にトーンダウンしたように感じられます。

 まぁ詳しい話は後日取り上げるとして――まずは『報道犯罪』から。

 最初に断っておきますが、私個人の意見としては森友学園理事長のことが好きではありません。というか嫌いです。
 初期の頃はメディアスクラムによる執拗な報道に遭っているのを見て、多少なりとも同情し応援すらしていたのですが……額の違う領収書に、政治家の名前を 執拗に挙げて寄付金目当ての行動としか思えないことをしたり、他にも羽織ゴロに取り込まれてからは総理夫人から献金した――“と郵便振込用紙を証拠にして 言い出した”辺りで、これはもうただの詐欺師だな、と。

 ただですね。それとこれとは別問題です。私が如何に理事長を嫌いでも、彼を取り巻いていた報道の名を借りた吊し上げ行為は別。そんな下らないことを見過ごす訳にはいきません。


 ではまず――この日本では住人が法を守ることで成立している法治国家です。年齢に性別、生まれや社会的立場に職業等々、それによって当て嵌まる法が変わるということはありません。
 人格者であっても罪を犯せば検察によって起訴され、裁判によって有罪になれば罰を受けます。これは誰であっても量刑が変わったりはしません。情状酌量やどうしようもない原因があれば斟酌されるでしょうが、基本的には法に従って判断されます。
 これは総理大臣であろうが、私のような市井の一般人であっても同じです。法の下の平等という概念ですね。

 従いまして、今回の件であっても森友学園理事長が罪を犯していれば、それに見合った罰を受けるのが適当であると私は考えます。それが法治国家です。
 現在(3月末日)においては『複数枚の建設見積書を発行し、補助金詐欺をしようとしたのではないか?』との嫌疑、並びに建設会社への不渡り?まぁ建設費 を納めていないのが二つめ。国会の証人喚問で虚偽答弁をしたのではないか、の三つが確定だと私は思います。現在のところは。
 以上の罪に関し立件後に有罪とされたのであれば、理事長は罪を償う必要があります。賠償になるのか、服務刑になるのかは分かりませんが。

 ですが。『これだけの罪状で、報道機関と称する羽織ヤクザどもが連日連夜、膨大な時間を費やし、本題とは関係無いところで人格攻撃に勤しむ』のは“報道と称した犯罪行為”であると私は考えます。公共の電波を利用した公開処刑であると。
 取材と称した夜討ち朝駆けはいつものこと、言葉尻を針小棒大にしてある事ないこと書き殴り、野党議員は国会を休んでは大量の報道陣を引き連れて幼稚園にまで押しかける。
 また入園者のインタビューを取ろうとつけ回し、園児へ向かってカメラを突きつけ、職員が注意しようとしたらカメラマンが恫喝してくる。
(“TBS 長髪 カメラマン”で検索してみて下さい)

 挙げ句の果てには理事長ご本人ではなく、ご家族の実名・社会ステータスを暴露され、かつ……まぁその、ご不幸があったらしいんですよ。何年か前に。詳しくは書きませんが、その事実ですら面白可笑しく書き立てる――そんな馬鹿げたことは許せません。
 そこまでされるほどの罪は、現時点においてありません。というか、ここまで吊し上げられるのはシリアルキラーでも滅多にない。

 他にも理事長が経営されている学校は教育勅語を子供へ教えたり、運動会で総理の名前を応援と言わせたりを、“問題視しよう”と躍起になっています。ですが私学においては自由な教育の一環だと思います。
 もしもそれがダメだというのであれば、ミッション系に宗教系の私学は全て認められない上、ならず者国家である北朝鮮の出先であり、金親子を神格化している朝鮮学校はどうなんでしょうか?
 宗教は犯罪ではありませんが、現在進行形で核開発に長距離ミサイルで日本を恫喝している犯罪国家、彼らを崇める教育が“正しい”と?
 森友学園が偏っているからダメだ――と言うのであれば、当然各種ミッション系を筆頭に朝鮮学校を規制しなければいけません。そうしないと“公平”ではないですから。
 ……まぁ自身の子供を通わせるか?と聞かれれば、私は否定するでしょうが。


 ともあれ、少し前まで森友学園に起きていた異常なまでの報道、ジャーナリストを称し、人権派を気取る連中が大挙して押し寄せる状態、あれこそが『報道犯罪』であり、『報道テロ』であると思います。
 そこには普段から宣っているご大層な平和・自由・平等・人権などの概念はなく、腐肉に集る蝿・アブのように醜悪で、ただ狂気を感じさせます。
 そしてまた女性の、なんでしったけ?自由な社会参画だか、独立する権利を叫ぶ謎のフェミニスト団体は『妻がまるで夫の所有物みたいに扱われ、妻の行動の責任を夫に取られるのか!』と抗議しませんね?不自然極まりない。
 お若い方は分からないでしょうし、それは多分幸せなことなんですが、2009年の政権交代前の報道はこんな感じでした。顔へ絆創膏を貼っただけで大臣を辞任させられ、事務所費数万円分で自殺まで追い込まれた大臣もいました。

 幸いなことなのは……ここまでマスコミが狂ったかのように毎日バッシングしているにも関わらず、内閣の支持率は微減、また調査によっては増えています。
 いい加減普通の日本人にもマスコミの酷さがネットを通じて拡散され、彼らの言が信用されなくなったその証拠とも言えるのでしょう。


 あぁ勿論。私は別に「だから安倍総理を無条件で応援しよう!」とか、「自民党を支えるために頑張らないと!」みたいなことは全く考えていません。くれぐれもご注意ください。
 現内閣と与党側の応援はしていますが、それは『現実に鑑みて一番マシな選択肢』だけです。当然支持していない政策もあり、過去のログを読んで頂ければTPP反対だと明記されているかと存じます。

 ……でもそれはですね、当たり前の事なんですよ。他人と100%意見が同じなんて有り得ないですから。
 まぁ理念の部分、例えば『戦争をなくしたい』や『経済的に豊かになりたい』といった大まかなところではそんなに差異はないと思います。反対されもしないでしょうし。
 ですが、いざ実際に『どうやって実現するか?』の段階ではまぁ一致しないでしょう。
 『戦争をなくしたい』という目的へ対し、『日本が未来永劫土下座して謝罪し続け、軍をなくせばいい!』という方もいますし、『民主主義を解体して共産主義にして貧富の差を無くそう!』と、人類史上一度たりとも成功しなかった共産革命を夢見る政党があるぐらいですから。

 でも、そんな中で誰が何かをしなければいけません。選ばない・棄権する、という選択肢もありますが、私はオオスメしません。日々目まぐるしく変わる国際 状況へ対し、対策や保険の一つも打たずに放置しておく、なんてことは許されないからです。であれば一番まともで真っ当なのが他にいないだけの話。

 少なくとも現内閣と与党は政治的な実績(就業率の大規模改善や追軍売春婦合意、他には各国安保や台湾との外交)を遂げており、また逆にその前の三内閣は時間の無駄でした。
(あれだけ口汚く罵ってきた八ッ場ダムの廃止、そして後期高齢者医療制度の名前変更すら出来なかった)

 あぁ勿論私の文を読んで判断されるのもあなたの自由です。
 実は私は謎の秘密結社、『日本会議』のメンバーで自民党ネットサポーター?の一員でフリーメーソンで活躍しているの、という可能性もゼロではないかもしれません。森友学園から最初言われ続けているように“ない”証明は悪魔の証明ですから。
 ていうか私も暇じゃないですけどね。まぁ趣味で書いているこの政治系HPですら大幅に滞りますし、某かのお金を頂いているのならばもっと頻繁に大々的にするでしょうし。

 そもそも何度も言っていますが、私だって間違えますしね。例えば小池都知事が当選された直後には応援していたのですが、なんて人を見る目がないのだろうか、と後日後悔しましたし。
 あれもですねぇ、当初は市場の地下部分に空洞が!が、実はメンテナンス用の通路であって、耐震性・安全性ともに問題ないと分かったら地下水が、へ切り替 わりましたし。あんな臨海部で地下水を使う訳もなく、そもそも都心で汚染されていない場所ってあるのでしょうか。豊洲が問題であるならば、同程度の調査を 築地やその他の場所でして比較するのがまず先でしょうに。
 そして何よりも愚かしいのは、この騒ぎに便乗して人気取りへ走った小池都知事ですか。さっさと否定するかと思ったら、何故がダラダラと追求を伸ばして移 転の是非をも先送り。都議会選挙で自らの政治団体を立ち上げるのは結構としても、何故か自民党の候補が立ってる選挙区へ優先して対立候補を送り込む、とい う徹底した嫌がらせをすると。
 あぁ時流を読んで立ち回る、という点では賢いのでしょうか。


 まぁともあれ、話が脱線してしまいましたが、そんな感じで森友学園を取り上げたいと思います。ではまた明日。

文責;弾犀@奇蹄類


人気ブログランキング様へ参加致しました。記事にご賛同・ご理解頂いた方は、下記バナー画像をクリックして下さると私のブログへ票が入ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます)
inserted by FC2 system