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森友学園について 〜国有地は本当に不当な値引きだったのか?〜

 はい、という訳で今日から検証を続けたいと思います。本丸というか、出発点であり大事な国有地値引きからですね。

1-1.大阪府豊中市にあった国有地が、低い値段で森友学園へ売却された(※疑惑)
1-2.森友学園理事長は安倍総理夫人を名誉校長にし、何回か講演に招いている(※事実)
1-3.よって総理の口利きがあったのではないか(※疑惑)

 ではまず1-1ですが、2月17日の予算委員会では以下のように答弁をしています。


鑑定価格より低く売却の国有地 財務省は適正価格と説明(2月17日 18時38分)
(前略)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170217/k10010880811000.html
 これについて、17日の衆議院予算委員会で財務省の佐川宣寿理財局長は、そして佐川理財局長は、鑑定価格の9億5600万円から8億円余りをゴミの撤去費用などとして差し引き、1億3400万円で売却したとしたうえで、「適正な価格で売り渡した」と述べました。
(以下略・引用終了)


 国有地にはゴミが埋められており、その撤去費用を森友学園側が負担することを前提にした結果、鑑定価格の9億5600万円から8億円を引き、1億3400万円で売却したと。埋没ゴミの撤去費用として差し引いたのであり、この価格は不当ではないと答弁しています。
 ですがここでマスコミと野党が疑惑を提示します。それは国有地に接していた土地、そこは14億2300万円で売却されており、これは異常であり安倍総理が関与したと言っています。
 具体的には下の図をどうぞ。朝日新聞17年2月10日、並びに17年2月21日放送のBSJより引用しています。



 文字に起こします。

森友学園へ売却――1億3400万円(面積8770u)
豊中市ヘ売却――14億2300万円(面積9492u)

 成程、確かにこの数字は異様に思えます――が、しかしこれ自体がとんでもないフェイクニュースだったんですね。
 維新の会・木下智彦議員が衆議院の委員会で以下のように発言をされています。


https://twitter.com/aitachi/status/834595580387078144
木下智彦「森友学園が購入した国有地に隣接する豊中市の公園、14億2300万円で購入した、ということですが、この購入資金には国庫負担金や補助金が支給されていて、市の実質的な負担は2000万」@衆院予算委3分科会


豊中市も2,000万円の負担で土地を取得していた」森友学園問題で維新・木下智彦議員が情報公開
http://www.buzznews.jp/?p=2106427


 これが大体、2月の22日前後の話だったと記憶しています。この時点で『森友学園の隣接した土地が14億円だったのはフェイクニュースだった』と、確定していたのですが、マスコミは全く取り上げませんでした。
 そして更に先月行われた森友学園理事長の証人喚問で、自民党・葉梨康弘議員は以下のようなフリップを用いました。


○森友学園(小学校)
面積:8,770u
売却価格:1.3億円
(不動産価格9.6億円から、埋没物撤去費用8.2億円を差し引いた額)
瑕疵担保免除特約


○公園(豊中市)
面積:9,492u
売却価格:14.2億円
(不動産価格:9.1億円)
・補助金
7.1億円 住宅市街地総合整備事業国庫補助金(国交省)
6.9億円 地域活性化・公共投資臨時交付金(内閣府)

0.2億円 豊中市支出額(実費)
瑕疵担保条項あり
盛り土封じ込め費用0.2億円(国へ請求)


○給食センター(豊中市)
面積:7,210u
売却価格:7.7億円
瑕疵担保条項なし?
埋設物撤去費用:14.3億円(新関空に請求中?)


 豊中での空港国有地の売却例ですが……まぁ、これを見れば『森友学園への払い下げは安くはなく、むしろ高くついた(給食センターの例を見るに)』と理解して頂けるでしょう。
 ちなみに公園の処理費用が0.2億円と安かったのは、盛り土処理にして掘り返しておらず、また反対に給食センターが-2.0mで14億というのは、土地全てを掘り起こし、かつ食べ物を扱うために徹底的にしたせいだと推測されます。
 あぁ勿論テレビ・新聞・そして自称ジャーナリストの皆さんは、自民党葉梨議員の喚問を一切流さず、いつものように封殺しました。自分達の吐いたフェイクニュースを認められず、この“不都合な真実”をひた隠しにして泣き喚いているのが現状でしょうか。

 以上の証拠をもって、私は『森友学園の国有地は特に安くはなかった』と証明したいと存じます。従って以前に上げた疑惑のいくつかが解消されたと。

1-1.大阪府豊中市にあった国有地が、低い値段で森友学園へ売却された(※嘘)
1-3.よって総理の口利きがあったのではないか(※嘘)
4-2.森友学園がFAXで総理夫人へ誓願があり便宜が謀られた(※嘘)
4-3.便宜が謀られた証拠は今日まで一切見つかっていないが、忖度があった証拠に違いない(※嘘)

 ……と、いうかですね。何回も書きますが、2月の終り頃には隣接する土地の価格14億が補助金込みで2,000万円になった、の時点で「あぁこの土地は訳ありでさっさと処分したいのだな」と判明していた訳で、多くの方がネットを通じて”のみ”事実を共有していました。
 よってロートルメディアが幾ら笛を吹こうともフェイクニュースには騙されず、支持率はあまり下がりませんでした。少なくとも2009年以前の報道犯罪に比べれば微々たるものであり、今週あたりでは元へ戻してすらいます。


 ――ただ、ですね。もう一度葉梨議員のフリップを見て頂きたいのですが、えぇとこの部分『売却価格:14.2億円(不動産価格:9.1億円)』の点、おかしいとは思いませんか?
 不動産価格が9.1億円にも関わらず、どうして売却価格がそれよりも遙かに高い14.2億円になっているのか
。不自然ですよね、これ。
 14億円中、その殆どを国費で賄ったとしても『土地鑑定価格よりも遙かに高く、5億ほどもオーバーした価格で売られているのか』はおかしい。
 おかしいですねぇ、テレビも新聞も騒ぎませんが大切な大切な私達の血税5億円、8億円の疑惑がかけられてマスコミによるメディアリンチを執行されている森友学園は追求されているんでしたら、こちらも報道しないといけない訳で。

 アレですかね。最近流行の“忖度”がなされているのかもしれませんね。当時の国交省に関係していたのは誰でしょうか?
 その中には 『辻元清美国土交通省副大臣』の名前があったんですよ。

 詳しくは次の特集で。

文責;弾犀@奇蹄類


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