福島から東京五輪を切望する 〜世界へ向け「日本は復興した」と宣言したい〜
福島に住む身として、一介の日本人として切に望む事があります。
それは福島の風評被害が未だに続いている事、そしてそれが世界へ向かってデマが拡散している人間が居るという事です。
この国では言論の自由があり表現の自由がある。それはとても喜ばしい事なのですが、それを盾にとってデマを拡散する心ない人間達もまた存在します。
従って、2020年の東京オリンピックは彼らの妄言を否定する――『福島は、日本はもう大丈夫なのだ』と胸を張って言えるようになるため、絶対に必要であると私は考えます。
ですがまぁ、この世界は広いもので他人が喜んでいるのに水を差したり、他人を不幸にするのに全力で取り組む輩も存在します。
福島県民の代表面をするな鞍本聰、あなたは何様のつもりですか？
一度決まった東京五輪を「やっぱり福島が終結していないから」と言って取り消せば、どれだけ福島の風評被害を高めるのか想像もつかない程に暗愚なのでしょうか？
私は、私達は福島に生まれ、福島に生き、福島に死ぬつもりであって、あなたのようにフラフラとした風見鶏のようにあっちこっちへ出かけて適当な事を吹聴するような名無し草とは違います。全員が全員、地に足を着けて現実を見据えて誠実に、ただ誠実に生きている。
あなたの狂ったイデオロギーを披露するのは結構ですよ。映画で語るのもいいし、どれだけつまらない映画を撮るのもまた自由でしょう。
ただ福島の人間の意見を言うな。それはあなたが勝手に想像して語っていい言葉ではない。
世を儚むのであれば自殺でもすればいい。日本が嫌いならば外国へ移り住めばいい。貧者を仰々しく描き、食い物にして蓄財したあなたには簡単な話でしょう？好きにすれば良い。
だが東京オリンピックを楽しみにしている人間が居て、更に実現へ努力している人間が居る。またそれに向けて期待している人間も居る。そんな人間の気持ちを勝手に代弁して踏みにじるな。
そもそもで言えば倉本聰さん、そして今騒いでいるマスコミにも言いたい事ですが、国立競技場の新デザインを決めたのは民主党政権ですよ。政権交代の僅か一ヶ月前です。
そしてまた野田前総理は『事態終息宣言』を発表し、原発事故はもう収束したと大々的に発表しています。
その時に何かを言ったのでしょうか？今の政府、自民党政権よりも数年早く、民主党政権が宣言していたというのに。
結局、倉本聰氏のような『エセ文化人』は偏った政府批判をしたいだけに過ぎないのでしょう。民主党政権下では黙りなのに、政権交代後にはギャギャー騒ぐ事例がありすぎます。
……なんて言うんですかね、こう、一時期政府を批判すればそれだけで頭が良く、もしくは格好見える時期があるんですよ。それも汚い罵り方をすれば、それが斬新であったり偉いと錯覚する時期が。
でもある程度社会経験を積み、物事の通りが分かってくれば政治なんてのは額面通り理想通りに行かないと理解する、理解“しなくてはいけない”時期が必ず来ます。
そうやって人は理想と現実で折り合いをつけていくのですが……それを出来ない・しない人間も居ます。
それが悪いとは言いません、言いませんが……『そう言った考えを持つ人間達を食い物にする人間達』もまた存在します。あの党とかあの団体とか、口先ばかりで平和を唱える人達ですね。
彼らはそう言った人間達へ優しく語りかけ、いつの間にか『信者』を作り、自分達の養分にする……それもまた生き方ですがね。
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それは福島の風評被害が未だに続いている事、そしてそれが世界へ向かってデマが拡散している人間が居るという事です。
この国では言論の自由があり表現の自由がある。それはとても喜ばしい事なのですが、それを盾にとってデマを拡散する心ない人間達もまた存在します。
従って、2020年の東京オリンピックは彼らの妄言を否定する――『福島は、日本はもう大丈夫なのだ』と胸を張って言えるようになるため、絶対に必要であると私は考えます。
ですがまぁ、この世界は広いもので他人が喜んでいるのに水を差したり、他人を不幸にするのに全力で取り組む輩も存在します。
林中無策：東京五輪を白紙に戻す＝倉本聰
毎日新聞 2015年08月05日 東京朝刊
（前略）
故郷を奪われた福
島の民は、そもそも首相がオリンピック誘致の国際会議で、フクシマはアンダーコントロールであるとにこにこ（、、、、）とおっしゃったあの一言にあぜんと
したし、オリンピック決定で中央が沸きかえっている時に、そのための施設工事にとられる予算と人手がどれほど復興を遅らせるかに、暗たんたる気分に落ち込
んだのである。
去年福島第１原発に入った時、汚染水タンクの急増のため、原発敷地内の桜の森がどんどん伐採されているのを見た。切られた桜は汚染されており、燃やすこともできず埋められていた。
現場は今なおパニックの中にある。そんな中で元々福島でつくられた電力の恩恵を一身に受けてきた東京という大都会が、競技場だの国の威信だの被害者の苦衷を忘れて本当に許されることなのだろうか。白紙に戻すという大英断は、もはや考えられないのだろうか。
（脚本家。題字と点描画も筆者。次回は９月２日掲載）
（引用終了）
福島県民の代表面をするな鞍本聰、あなたは何様のつもりですか？
一度決まった東京五輪を「やっぱり福島が終結していないから」と言って取り消せば、どれだけ福島の風評被害を高めるのか想像もつかない程に暗愚なのでしょうか？
私は、私達は福島に生まれ、福島に生き、福島に死ぬつもりであって、あなたのようにフラフラとした風見鶏のようにあっちこっちへ出かけて適当な事を吹聴するような名無し草とは違います。全員が全員、地に足を着けて現実を見据えて誠実に、ただ誠実に生きている。
あなたの狂ったイデオロギーを披露するのは結構ですよ。映画で語るのもいいし、どれだけつまらない映画を撮るのもまた自由でしょう。
ただ福島の人間の意見を言うな。それはあなたが勝手に想像して語っていい言葉ではない。
世を儚むのであれば自殺でもすればいい。日本が嫌いならば外国へ移り住めばいい。貧者を仰々しく描き、食い物にして蓄財したあなたには簡単な話でしょう？好きにすれば良い。
だが東京オリンピックを楽しみにしている人間が居て、更に実現へ努力している人間が居る。またそれに向けて期待している人間も居る。そんな人間の気持ちを勝手に代弁して踏みにじるな。
そもそもで言えば倉本聰さん、そして今騒いでいるマスコミにも言いたい事ですが、国立競技場の新デザインを決めたのは民主党政権ですよ。政権交代の僅か一ヶ月前です。
そしてまた野田前総理は『事態終息宣言』を発表し、原発事故はもう収束したと大々的に発表しています。
その時に何かを言ったのでしょうか？今の政府、自民党政権よりも数年早く、民主党政権が宣言していたというのに。
結局、倉本聰氏のような『エセ文化人』は偏った政府批判をしたいだけに過ぎないのでしょう。民主党政権下では黙りなのに、政権交代後にはギャギャー騒ぐ事例がありすぎます。
……なんて言うんですかね、こう、一時期政府を批判すればそれだけで頭が良く、もしくは格好見える時期があるんですよ。それも汚い罵り方をすれば、それが斬新であったり偉いと錯覚する時期が。
でもある程度社会経験を積み、物事の通りが分かってくれば政治なんてのは額面通り理想通りに行かないと理解する、理解“しなくてはいけない”時期が必ず来ます。
そうやって人は理想と現実で折り合いをつけていくのですが……それを出来ない・しない人間も居ます。
それが悪いとは言いません、言いませんが……『そう言った考えを持つ人間達を食い物にする人間達』もまた存在します。あの党とかあの団体とか、口先ばかりで平和を唱える人達ですね。
彼らはそう言った人間達へ優しく語りかけ、いつの間にか『信者』を作り、自分達の養分にする……それもまた生き方ですがね。
文責；弾犀@奇蹄類
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