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カウンタートーク・民意に逆らうのには理由がある(らしい)

 一昔、というよりも約8年ぐらい前の話になりますが、地方選挙・補正選挙で野党が勝つ度、マスコミは以下のように連呼していました。

「直近の民意は野党を選んでいる!与党は民意とかけ離れている!」

 みたいな事は日常茶飯事でした。えぇもう与党側が勝ったら何も言わなかったんですけども。それが今では民進党岡田前代表のお膝元、四日市市・市長選挙で敗北しても沈黙を貫き通す、公平公正な報道もあったもんではありませんね。

 ですが、日本・アメリカ・EUに加えて東南アジア諸国にまで自分達に気に食わない・気に入らない政党が躍進している中、朝日捏造新聞ではこうも言い始めました。

「民意を得ている政党ならば正しいのか!?ナチス政権だって民意を得て誕生したんだぞ!」

 と。素晴らしいですね、実に素晴らしい論理展開であると深く感心しました。詭弁のお手本であり、教材として広く公開すべき論旨です。
 ではまぁ簡単にカウンタートークを。

○民意を得ている政党が必ず正しいとは限らない・民意も間違う・ナチスも選挙で誕生した
・この世界に『絶対正しい』なんてものは存在しない。それが前提
・現にマスコミが持て囃した「中東の春(独裁政権の失墜と民主化の流れ)」は、『多数部族(or宗教閥)の独裁政権』となり、より昏迷の度合いを深めている
・しかしながら「多くの人間の民意を取り入れ、更には失敗・失政した後には為政者を変えられる」システムとして、民主主義以外に相応しいものはない
・実際に北朝鮮のような“地上の楽園”、中国のような“政府を批判しただけで罰せられる”ような非人道的な独裁国家と比べ、民主主義国家の方が優れている
・またナチスを取り上げるのであれば、それは例外中の例外の話。例えば相模原の事件一つを取って「日本人は障害者を差別している」と判断するのは誤りだからだ
・「民意を得られる=独裁政権」と単純に統合で結ぶのは、民主主義制度は成り立たない
・そもそも「自分達にとって都合の良い選挙結果の時は全面肯定し、違えば民主主義を否定するのはただの二枚舌の詐欺師」である

 と、こんな所でしょうかね。




文責;弾犀@奇蹄類


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