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フェイクニュースのレッテル貼り 〜ニュース女子を検証してみよう1〜


「マスコミ様が気に食わない事はフェイクニュースのレッテルを貼って嘘だと決めつけよう!」
「そうすればマスコミ様以外が全て嘘になり、信頼度低下を避けられる!」

 これがフェイクニュースの全てだと私は考えます。テレビ・新聞、そして自称ジャーナリズムを名乗るマスコミムラに住む既得権益者、彼らが『マスコミにとって不都合な真実』を隠すため、この言葉を使い始めたのだ、と。
 まぁ論より証拠とも言いますし、実際に検証してみましょうか。お題は『ニュース女子における基地反対派報道について』です。
 “第一報を各社がこぞって取り上げた後、不自然になぐらいパッタリと続報がやむ“という、もはや様式美とすら思えてきます。


 まず始まりは東京MXテレビの番組「ニュース女子」を「悪質なヘイト番組だ!」と糾弾する人が登場しました。偏向報道でお馴染みの沖縄タイムズ紙ですね。


首都圏の市民、「沖縄ヘイト」番組でMXテレビに抗議 2017年1月12日 14:38
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79547
 【東京】東京MXテレビの番組「ニュース女 子」が、米軍ヘリパッド建設への抗議行動に関し、事実と異なる報道をしていた問題で、首都圏の市民有志が12日、東京・千代田区の同局前で抗議行動した。 約20人が参加し、「悪質なヘイト番組で、関係者に謝罪を」「番組で訂正して」などと声を上げた。
 問題の番組は2日に放送された。東村高江での抗議行動を巡り「カメラを向けると凶暴化する」「韓国人はいるは中国人はいるは」などと、沖縄やマイナリティーに対する偏見を助長しかねない番組を流した。
 この日の抗議は、雑誌編集者の川名真理さん(54)が呼び掛けた。参加者は「デマで偏見をあおるMXニュース女子を許さない」「公共の電波でデマを流すな」などと書いた横断幕やプラカードを手に1時間、抗議を続けた。
 川名さんは「うそを公共の電波で流したのは大問題。謝罪、訂正してほしい」。市民団体代表の吉森弘子さんは「ヘイト番組そのもの。日本の民度が問われている。関係者におわびしてほしい」と訴えた。
 MX側は抗議の様子を撮影。参加者が撮影目的を問いただしたのに対し、担当者は「抗議があったことを周知する目的」と説明したが、具体的な活用法は回答しなかった。
(引用終了)


<社説>ヘイト番組放送 沖縄への偏見拡大恐れる 2017年01月13日 06:02
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-426400.html
 沖縄に対する許し難い誹謗(ひぼう)中傷だ。公共の電波を使った沖縄に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)と断ずるしかない。なぜこのような番組を制作し、放送したのか明確に説明すべきだ。
 東京のローカル局・東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)が、米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民をテロリストに例えるような内容の番組を放送した。
 住環境や自然環境の破壊を懸念する地域住民や東村高江で抗議行動を続けてきた市民、県民をおとしめる重大な人権侵害だ。見過ごすわけにはいかない。
 MXテレビ前で12日、抗議行動があり、参加者は「番組はヘイトスピーチそのもの」などと訴え、謝罪訂正、検証番組の放送を求めた。反対運動の背後にある組織として名指しされた団体は、放送倫理・番組向上機構(BPO)に人権救済を申し立てる考えだ。
 問題の番組は2日放送のニュースバラエティー番組「ニュース女子」で、反対する市民をテロップで「過激派デモの武闘派集団『シルバー部隊』 逮捕されても生活の影響もない65〜75歳を集めた集団」と説明するなど、根拠なく反対運動を中傷している。
 番組出演者からは「テロリストみたいだ」「大多数の人は米軍基地に反対とは聞かない」と一方的に決めつける発言もあった。反対市民に日当が支払われているというデマも、あたかも事実のように伝えた
 驚くことに番組は東村高江での抗議行動の現場を直接取材したわけでない。「反対派の暴力で近寄れない」として、抗議現場から直線距離で約25キロ離れた場所で取材を取りやめたという。反対運動を取り上げるなら現場を取材すべきではないか。理解し難い行動だ。
 番組自体はネット上で流布しているデマの寄せ集めだ。このような番組で、国民の間に沖縄への偏見や無理解が広がることを何よりも恐れる。
 ヘリパッドや辺野古新基地の建設に反対する市民、県民は豊かな自然と住みよい生活環境を求めているだけだ。
 訓練場や新基地建設を強行する政府に異を唱えるだけで「テロリスト」という悪質なレッテルを貼ることは受け入れられない。猛省と、番組によって損なわれた人権の回復をMXテレビに求めたい。
(引用終了)


抗議の記者会見で、涙を拭う「のりこえねっと」の辛淑玉共同代表=27日午後、国会で。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201701/CK2017012802000121.html
 東京MXテレビが放送した番組「ニュース女 子」で、沖縄の基地反対運動を扇動する黒幕であるかのような虚偽の内容を報じられ、名誉を侵害されたとして、ヘイトスピーチ(憎悪表現)に反対する団体 「のりこえねっと」の辛淑玉共同代表(58)が二十七日、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に申し立てた。
 申立書などによると、二日放送の同番組は、沖縄の米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事に反対する運動を取り上げ、参加者を「テロリスト」などと表現し、「反対派は日当をもらってる!?」「黒幕の正体は?」と字幕で表示。
 のりこえねっとや辛共同代表の名を挙げ、人種差別的な発言をされたとしている。
 記者会見した辛共同代表は「大変むごい番組だ。彼らは笑いながら私を名指しし、笑いながら沖縄の人々を侮辱した。問われるのは日本のメディアや多数派だ。こんな社会でいいのか」と訴えた。
(以下略)


 まず論点をまとめてみましょうか。

1.反基地デモに日当が支払われているのか?
2.反対派の声明を取り上げなかったのは不公平であるのか?
3.外国人が日本で政治活動をし、それへ反対するのは差別なのか?
 
 の、三点に集約されるでしょうか。
 ではこれに対してDHCシアター(ニュース女子を作成している会社)の見解を読んでみましょう。


DHCシアター「ニュース女子」#91についての見解
https://www.dhctheater.com/information/2017-01-20-283265/
(前略)
1) のりこえねっとのチラシに記載された5万円と茶封筒の2万円について
 当該VTRではのりこえねっとのチラシを元に5万円の交通費が支払われていると紹介しましたが、これはその是非を問うものではなく、事実のみを紹介したものです。
 また、日当2万円の根拠についても、貰ったと証言されている方がおり、その茶封筒は反対派で占拠されている状態の基地ゲート前で拾われ、証言と茶封筒の金額が一致しているところからも合理的な疑いを持たざるをえません。
 さらにVTRでは「可能性を指摘する」ものとし「2万円の日当」を断定するものではなく、疑問として投げかけております。以上のことから、表現上問題のあったものだとは考えておりません。

2)二見杉田トンネルの向こう側の取材を断念した件について
 高江ヘリパッド周辺はご存知のように反対派の暴力行為や器物破損、不法侵入などによって逮捕者も出るほど過激化しておりますが、こうした事実だけでなく、地元の方々からは二見杉田トンネル以降にもいくつかの危険があると助言されております。
 証言によれば、二見杉田トンネルは高江まで は距離がありますが、以前同トンネルから4、5キロほど離れた汀間漁港で反対派の方と高江の作業員の方との交通事故があり、これは高江の作業現場から汀間 漁港まで、反対派の方が作業車を追い回した結果起きてしまった悪質な事故であったこと。
 またトンネルから高江ヘリパッドの間では基地反対派によって車両のナンバープレートが記録され、基地ゲート前に到着する前に暴力的に阻止された、等々の証言。
 これらの情報の中には裏取りができないものもあり、番組では一切使用しておりませんが、番組制作者としては事前調査の段階で、こうしたリスクも踏まえ、現場取材者や協力者、撮影スタッフの安全に配慮するのは当然のことと考えます。

3)基地反対派の取材をしないのは不公平との批判について
 そもそも法治国家である日本において、暴力行為や器物破損、不法侵入、不法占拠、警察官の顔写真を晒しての恫喝など数々の犯罪や不法行為を行っている集団を内包し、容認している基地反対派の言い分を聞く必要はないと考えます。

4)「のりこえねっと」の抗議声明について
 声明には『「韓国人がなぜ反対運動に参加するのか」などと、人種差別にもとづくヘイト発言を行いました。』とありますが、外国人の政治活動については、昭和53年、マクリーン事件の最高裁判決で、「外国人の政治活動の自由はわが国の政治的意思決定又はその実施に影響を及ぼす活動等を除き保障される。」と示されたように、外国人の政治活動の自由は全てが保障されているわけではなく例外があります。
 その上で問題提起していることは、人種差別、ヘイトスピーチに該当するとは考えておりません。
 これら言論活動を言論の場ではなく一方的に「デマ」「ヘイト」と断定することは、メディアの言論活動を封殺する、ある種の言論弾圧であると考えます。
(以下略・引用終了)


 ……私が説明するまでもなく、正面から正論を仰っておられますね。
 しかしまぁこれだけではなんですので、もう少し一つ一つ丁寧に取り上げていきたいと思います。


1――反基地デモに報酬が支払われているのか
 では――の、前にニュース女子にて取り上げられた、というか名指しで反基地派へ参加している外国人の例として、辛淑玉女史という方がおられます。
 辛淑玉女史が『のりこえネット』という団体の集会で話した内容を引用するのが
(※“辛淑玉の指南動画”で検索してください)

辛淑玉
「のりこえネットはですね、ロビーさんをですね、物凄い低価格だけで、殆ど交通費だけで『お前は行ってこい!命の保証はない!』という形で送り出しました」
「よくですね、ネトウヨとかが言ってる『あそこは朝鮮人が入ってる』とか『朝鮮人が仕切ってる』とか書いてありますよね?」
「そりゃそうだわって!あたしもそう、今回捕まったキガンもそう!行ってますよ!」


 ……はい、完全に辛淑玉女史これは自白しているのと同じではないでしょうか?
 というか在日韓国・北朝鮮人が沖縄へ入り、問題をややこしくしているというのは事実だったんですね。本当に迷惑といいますか。
 辛淑玉女史ご本人の口から『高江ヘリパッドには多くの在日コリアンが余って反基地活動をしている、と仰っています。繰り返しますがニュース女子が嘘だ差 別だと宣っている辛淑玉女史の口から、『のりこえネットが最低限の交通費を支払って送り出している』と証言されています。
 いや……まぁいいです。次へ行きましょうか。


2――反対派の声明を取り上げなかったのは不公平であるのか
 以前に大阪の機動隊員が反基地派デモへ対し『土人』と侮蔑を放った件について、私は機動隊員を非難したいと思います――が、“どうして機動隊員がそんな事を言ったのか?”と新聞・テレビ、マスコミ各社からジャーナリストを称する職業不詳の方々はこう結論づけています。

「沖縄は差別されている!それが言葉として現れたからだ!」

 との事ですね。どこかで聞いた話、私達日本人の多くがならず者国家を嫌いだという世論結果が出た際、自称識者の方が言っていたよう憶えがあります。
 しかしそれは違いと私は思います。まぁ難しい話ではなく、それは反基地派が正しい意味でのテロリストだからです。

 まず反基地派テロリストはDHCシアター側が述べていたように、日常的に機動隊員へ暴力を振るっています。

 ……まだ若い機動隊員を何度も何度も殴りつけ、周囲の人間は誰も止めない。しかもカメラアングルから見て反基地テロリスト側から撮影しており、反基地テロリストはこれが、なにか、おかしいと思わないんでしょうか?というか傷害事件だと私は思いますが。


 そして他にも機動隊員や兵士の顔写真をご丁寧にも名前・住所入りで街中の繁華街へ張り付ける――まさにテロリストの仕業であって、これのどこか『平和的な抗議』なんでしょうか。
 テレビも新聞も、そして沖縄問題を扱っていると称するジャーナリストは一切触れない。これが沖縄で反基地テロリストがやっている事です。

 常日頃から手を出さない相手へ暴力を振い、その日当をのりこえネットという胡散臭い在日外国人が仕切っている団体が出す――これが沖縄の反基地テロリストの姿です。
 反基地テロリストは今すぐにヘイトをやめなさい。


文責;弾犀@奇蹄類


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