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獣医学部新設を妨害する既得権益層

 〜民進党の議員も獣医学部を要望していた〜

 件の怪文書を見たという方が出てきましたね。天下りをせっせと斡旋して責任取るのを渋っていた前次官 の方でしたか。あくまでも自称ですが、仮にあんな稚拙な文章を官僚が書いたのが事実であれば、相当レベルが低いと思わなくもないですが……まぁそれはさて おくとします。撤回はしません、あんなお粗末なテキスト。
 前次官には援助交際と言う名の売春疑惑が取りざたされていますが、それとこれとは別なので詳しくは余所でどうぞ。


 加計学園の話へ戻りますが、野党並びに報道テロリストの皆さんが仰っているのは簡単なことです。

「忖度されたので責任を取れ!」

 ですか。本当に頭が痛いというか悪いと言いましょうか、戦前日本でテロを起こした青年将校達がいましたが、彼らが忖度された方へ向かって責任を取れ、とならないのと一緒。
 というか森友の総理夫人と一緒で、『違法の証拠が見つからないため“忖度”という言葉で難癖をつける』以外の何物でもないと思いますが。
 最近の流行りは「加計学園は総理の友人が経営している」「認可が早すぎた」「獣医師は足りている」というものですが――今治市が獣医学部(地域振興のた めの誘致)を始めたのは1975年ざっと48年前ですか。随分と早いですね、かれこれ半世紀近い年月を経て、いざ実現へ移そうしているのが“迅速な承認” でしょうか?

 次に「総理の友人〜」なんですが、これ民進党の議員も以前から誘致に関わっていました。民進党(元民主党・岡山県)高井崇志衆議院の特別委員会での発言をどうぞ。


地方創生に関する特別委員会の会議録議事情報一覧 - 衆議院
第190回国会 地方創生に関する特別委員会 第13号(平成28年4月26日(火曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/0287_l.htm
(※とても長いので編集を加えてあります。どうか原文をご覧ください)
○高井委員
 それは、岩盤規制の象徴はやはり医学部の話、それから獣医学部の話。特に獣医学部の話、四国の話でございます。愛媛県の今治市で獣医学部が特区のメニューの中に入ったということで、実はこれは、新聞記事を持ってまいりましたけれども、十年来の悲願だと。
 私も実は、民主党政権のときにも国会議員をやっていましたけれども、そのときからずっとこの問題に取り組んできているんですけれども、実は獣医学部というのは半世紀新設されていないんですね。
 ところが偏在があるんです、獣医さんの数というか、まず大学が四国には一校もない、それから中国、四国合わせても 二大学しかないということで。私は岡山ですから、非常に中四国で獣医さんが足りない、やはり大学がないとなかなか県庁とかそういったところで採用しようと思っても採用できないという問題があって、ずっと要望し続けてまいったんですけれども、なかなかこれが実現しなかった。
 それが今回の国家戦略特区で一つの 希望が見えてきたわけではありますが、しかし、まだこれは決まったわけではない、これからいろいろな課題があるということなのであります。
 私は、きょう文部科学省に来ていただいていると思いますけれども、これはぜひ実現をしていただきたいと強くお願いいたします。いかがでしょうか。
(以下略・引用終了)   


 この委員会は去年(2016年)の4月に開かれたものです。この時点で「愛媛県の今治市が獣医学部新設が10年来の悲願だった」そうです。遅いも何もなく、また民進党の議員ですらもこうやって委員会で取り上げ、尽力――というか誘致を進めてきました。
 これは安倍総理の友人だからですか?いいえ、少なくとも高木議員は地元からの要望へ応えようとし、請願をしているだけですね。
 もっと単純に言えば……私たち日本人の代表である国会議員が、自分達の選挙区や支援者、また普通の日本人から要望を受け、それを政治へ反映させようとする。ただそれだけの話です。これを否定するんでしたら、もう民主主義国家から出て行かれた方がいいと思いますが。


 さてさて、次官さんの登場により余計に怪文書は一層胡散臭くなりましたが、ある意味その渦中にいる民進党・玉木雄一郎議員はご自身のブロクで反論をされています。


私が質問したのは、日本獣医師会の既得権益を守るためか?(2017-0522)
http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-12277116913.html
 産経新聞が、まるで、私が日本獣医師政治連盟から100万円もらって、

加計学園の獣医学部設立を阻止するために質問したというふうに報じています。
 すごいですね。。。

 確かに、私の父と弟は獣医師です。また、民主党政権時代、党の獣医師問題議員連盟の事務局長を務め、獣医師の先生方の協力も得ながら、口蹄疫や鳥インフルエ ンザ対策、そして、東日本大震災時の被災ペットの救護活動の問題などに取り組みました。被災地の獣医さんには、大変お世話になりました。
(〜中略〜)
 また、2015年6月22日の日本獣医師会定期大会に参加した際の発言についても一部で取り上げられていますが、これも、完全な印象操作です。
 会の冒頭、蔵内会長から国家戦略特区への懸念を表明する挨拶があり、先に挨拶された与党の議員から心配ないとの挨拶があったので、私は「与党の先生が言っているから大丈夫だと思うが、

仮におかしなことになれば、私もしっかりチェックしたい」旨は述べました。
 ただ、当時まさか「おかしなこと」が実際に起こるとは思ってもいませんでした。
 しかし、今年2017年に入って、懸念していた「おかしなこと」が起きたのです。
 石破前大臣さえ「なぜ大臣が変わることでこんなに進むのか不思議だ」と驚くほど急に物事が進み、

加計学園が、なぜか「1校に限って」選ばれたのです。しかも、なぜか「開校は来年4月」という急ピッチのスケジュール。
(以下略・引用終了)


 はい、獣医師会・香川県副会長のお父様を持ち、100万円もの大金を獣医師会から受け取っている民進党・玉木雄一郎議員のお言葉ですね。
 あぁ嘘は良くないと思うんですよ、嘘はね。獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木議員、では取り上げてみましょうか。


――獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木議員のブログ
 私は「与党の先生が言っているから大丈夫だと思うが、仮におかしなことになれば、私もしっかりチェックしたい」旨は述べました。

「しっかり止める」 獣医師連盟から献金の民進・玉木雄一郎幹事長代理、獣医師会総会で獣医学部新設阻止を“約束”(2017-022)
http://www.sankei.com/premium/news/170522/prm1705220008-n1.html
「特区として、地域の例外を作り、進めるべき話ではない。おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める


 嘘ですね、また吐いたんですが獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木雄一郎議員。この後に及んでご自身の発言を捏造するなんて、流石は民進党議員だけのことはあります。
 そしてまた「1校に限って」認められたのは――なんと獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木議員のご存じの、“獣医師会側かねじ込んだ”からですね。


会長短信「春夏秋冬(42)」
「獣医学部新設の検証なき矛盾だらけの決定に怒り」
http://nichiju.lin.gr.jp/test/html/aisatsu/shunkashuutou/log42.html
(前略)
 この間、私や日本獣医師政治連盟の北村委員長を始めとした本会の役職員は、できれば獣医学部新設決定の撤回、これが不可能な場合でもせめて1校のみとするよう、山本幸三地方創生担当大臣、松野博一文部科学大臣、山本有二農林水産大臣、麻生太郎自民党獣医師問題議員連盟会長、森英介同議員連盟幹事長など多くの国会議員の先生方に、本会の考え方にご理解をいただくよう奔走いたしました。
 このような皆様方からの多数の反対意見、大臣及び国会議員の先生方への粘り強い要請活動が実り、関係大臣等のご理解を得て、何とか「1校に限り」と修正された改正告示が、本年1月4日付けで官報に公布・施行されました。
(以下略・引用終了)


 まぁですね、獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木雄一郎議員、あなたのお父様が副会長をされている日本獣医師会が「1校のみとなるよう働きかけ、実現させた」と言ってるじゃないですか。ねぇ?

 100万円のも大金を貰い、ご自分のお父上が役員に取り上げられ、嘘を吐きながら擁護している獣医師会の既得権益を死守しようとする民進党・玉木議員。
 あなたが忖度忖度と何一つ贈収賄の証拠が見つからなかった首相夫人へ、何を言い、何をしたのか。それが全てだと思いますよ。

文責;弾犀@奇蹄類


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