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フジテレビ・とくダネ!の捏造報道 〜韓国産ノロウイルスの拡散〜

 去年の夏、私は“被災地の現状 〜何をしてきたのか〜”と言う記事を書きました。

 内容は『被災地の復興のために、被災地の振興事業――例えば農業や工業の誘致や減税政策を取るべきなのに、どうして民主党政権は韓国の農産物や工業製品を優先して取り入れ要しているのか?』でしょうか。詳しくはご覧頂ければ。

 アメリカの機関が「韓国製品は人の糞便、またノロウイルスが検出されており、危険なので食べるな」と警告を出しています。


韓国製のホタテやイクラから人糞が検出される
http://japanese.ruvr.ru/2012_06_16/78294694/
 米 食品医薬品局(FDA)は、健康に害を及ぼす可能性があるとして米国市場に韓国製海産物製品を入れないよう求めた。14日ロイター通信が伝えたところで は、韓国製の海産物の中にヒトの糞便の痕跡が見つかり、この事は、胃腸の病気を引き起こすノロウイルスが食べ物の中に存在する可能性を意味する、との事だ。
 問題となっているのは、韓国製のカキ、ホタテなどの貝類やイクラなどで、生のものも又、缶詰入りのもの、さらには別の方法で加工された製品も含まれている。
 ロイター通信によれば、今のところ駐米韓国大使館からは、何のコメントも出されていない。


 しかし民主党政権は“アメリカの警告を無視し、韓国の農薬が残る農産物や不衛生な食べ物を、検査免除する特例法”を通してしまいました。


韓国からの輸入野菜の残留農薬の基準を緩和
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/06/24/0200000000AJP20120624000600882.HTML
 害虫の吸汁行動を阻害する殺虫剤「フロニカミド」に対する日本の残留基準値が緩和され、韓国農産品の輸出拡大が期待される。韓国の農村振興庁が24日、明らかにした。
 同庁によると、日本当局は韓国の意見を反映し、フロニカミドの残留基準値を従来の0.4ppmから2.0ppmに緩和する方針を告示した。
  フロニカミドはピリジンカルボキシアミド系農薬で、害虫の吸汁行動を阻害することにより殺虫効果を発揮し、ミツバチなど有用昆虫には大きな影響を与えない とされる。ただ、日本の残留農薬基準値は非常に高く、韓国の代表的な対日輸出農産品のパプリカやトウガラシなどで基準値を超える農薬が検出されるケースが 多かった。


韓国産キムチの輸入!衛生検査が免除になっていた・・・
(2011/09/01 ※記事を意訳しています)
http://www.otona-magic.net/contents/0000655.html
 海外から日本に食品を輸出する場合、面倒な手続きを行わなければならず、貿易をするのに時間がかかっていました。
 事前に商品を登録しておけば、この手続きが簡素化され、迅速に輸出させる事が可能となります。
 2011年6月、韓国のキムチ製造業者の二社が、この制度に登録した事が報道されています。衛生管理システムが完備されている!というのがその理由です。
 つまり、役所が衛生検査を行っていないキムチが日本に輸入されているのです。
(以下略)


 そして2012年12月初頭、韓国内ではこんなニュースがありました。


【速報】 韓国キムチ700トン(1840万人分)からノロウイルスを検出!お前ら逃げて!
(朝鮮日報 2012/12/6)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/06/2012120600765.html
 食中毒の原因となるノロウイルスに汚染された疑いのあるキムチ・調味料34製品(約700トン)が流通していることが分かった。
 西安東農協・豊山キムチ工場が先月9日から今月4日にかけて生産したキムチや調味料751トンがノロウイルスに汚染された可能性があることが分かった。
 このうち50トン余りは回収済みで、残り700トンについて回収を進めている
(以下略)


 相変わらず日本のマスコミは韓国が大好きなようで、このような大失態を取り上げませんでした。が、まぁ其れは良いでしょう。

 しかし2012年末、フジテレビのとくダネ!は“ノロウイルス感染者が出た主な国”と称した国を発表しました。

 ……おや?何故か韓国が含まれていませんね?アメリカの国家機関から名指しで不衛生な韓国食品と言われ、ノロウイルスに汚染されたキムチ約700トン(約1820万食分)が回収されていない韓国を、何故かフジテレビのとくダネ!は無視しているのです。

 ちなみに日本の厚生労働省は以下のような公式見解を出しています。


厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/other/2012/dl/121206-01.pdf
平成2 4 年1 2 月6 日
 今般、韓国国内において、ノロウィルスによる食中毒が発生し、韓国食品医薬品安全庁が調査した結果、下記製造者によるキムチが原因であることが判明し、当該製造者が製造した食品について回収を行っているとの情報を入手しました。
 つきましては、下記製造者が当該期間に製造した韓国産食品の輸入届出がなされた場合には、輸入者に対し、積み戻しを行うよう指導願います。
(引用終了)


 さて、です。日本では例年に比べノロウイルスの被害が増えているような印象を受けませんか?中には命を落とされた方も少なからずおり、私は大変な出来事であると思っています。
 以上のような状況証拠を並べた上で「民主党政権が韓国優遇政策を取ったがために、多くの日本人の命を失い、今も尚危機に晒している」と考える方も居るかも知れません。
 私も正直心情的には同意したい面もあります。

 勿論民主党政権が韓国製品の検疫を免除したため、ノロウイルスの付着した韓国産キムチが日本に輸出される危険性が高まっているのは否定出来ません。

 しかし此の場合、最も日本国民から責められるべき存在なのは、

韓国国内の報道でノロウイルスが付着したキムチが出回り、
日本の厚生労働省が韓国産キムチの回収を呼びかけているのに、
韓国をノロウイルス感染者が出た国から外したフジテレビジョン

であると私は考えます。
 何て言いましょうか、“日本のマスコミは韓国産キムチや生産物への注意喚起をすべきなのに、意図的に安全だと嘘を報道した”と。


 以前、と言うか昨日ぐらいでしょうかね。私は「マスコミの書いている“事実”は信じても、彼らの“作文”は信じるな」と書きました。
 其れは日本のマスコミが書いている作文、つまり世論やら民意やらが具体的な某かの事実に基づいて書かれたものではなく、記者や会社の願望を書き綴っただけの“作文”に過ぎないから――とは、書いていませんでした。もっと簡潔でしたか。

 しかしフジテレビのとくダネ!の例で分かるように、日本のマスコミは事実ですら満足に報道する事はありませんでした。ジャーナリストを気取り、カツカレーを食べただけで「金持ちだ!」と罵る彼らは、何故か韓国にとって都合の悪い事については、わざわざ嘘を吐いてまで擁護している――其れもまた現実ですね。

 いや別に良いんですよ?貴方が私の書いた記事が全て誤りであり、彼らマスコミが絶対的に正しいのだ、とお思いになるのは勝手ですし、私も其処まで仰る方には何もかける言葉も御座いません。
 ですがね、現実に貴方や貴方のご家族、または大切な方が、日本のマスコミの言う通りに韓国産キムチを食べ、ノロウイルスが発症し命を落としてしまったらどうです?
 貴方お一人であれば自業自得とも言えるかも知れませんが、そうでなければ事前に警告があったにも関わらず、避けられる危険を呼び込んでしまったのと同じです。

 そしてまた貴方が経営者であれば『マスコミがきちんと報道さえしていれば、ノロウイルスの入った不衛生な韓国産キムチを使おうとはせず、会社を倒産される事もなかった』でしょうね。



 よく報道のタブーという都市伝説を耳にします。某かの話題は事件が起きてもマスコミは扱わない、と言う類の“都市伝説”ですね。
 いえ、無いと言っているのではなく、“多くの場合で語られているケースは有り得ない”と言う話です。
 例えば皇室関係であっても、雅子妃殿下の体調がどうこうと言うのは一定のサイクルで載せられます。
(そして宮内庁が事実無根だとクレームをつける場合もしばしばです)
 また「政府与党はマスコミに圧力を与えている!」と真顔で冗談を仰る方にも、時折出くわしますが――カツカレーの値段や顔にバンソウコを貼っただけでバッシングされる政治家達が、一体どのような点で報道規制しているのか知りたい所ですね。
 ですから報道のタブーというのはありません。少なくとも今まで知られているような類のものは、成立し得ないと断言しても構わないでしょう。

 現実には只、“特定の国家の暗部に触れず、彼らの国がどれだけ高慢であっても日本へ譲歩を迫り続けるように報道する”だけですから。

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