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マスコミは無責任な傍観者 〜豪雨災害で人の生死を嗤い続けたクズ共〜

 栃木・茨城〜宮城県にかけての豪雨、皆さんは大丈夫でしょうか?福島は割と平気――でもなく、会津南部の山間部を中心に被害は大きかったのですが、あまりマスコミは取り上げませんね。
 ともあれ連休中には多くの方の善意とご厚意により、多数のボランティアが来て頂けた事を心からお礼申し上げます。私の所も無傷ではなかったため、多少忙しい状況になっていますが。

 さて――災害報道については散々問題視されていました。が、今回のは最悪だと個人的には思います。

「電信柱に捕まる男性が!男性が!うわああああああああっ家が!家が流されました!」
「見て下さい!今救助のヘリが!やっと!やっとたどり着いたようです!」
「○○地区から今!今堤防が決壊したのがお分かりでしょうか!」

 はっきり言いますが、○してやりたいと本気で思いました。冗談ではなく、あの場に居たら少なくとも殴っていたと思います。
 いや、ヘリコプター飛ばすんだったら助けろよと。レンジャー部隊みたいに民間人を引き上げろとは言いませんから、せめて上空から救命道具か浮き輪を放り投げるだけでも大分違っていたでしょうに。
 それが出来ないんだったら、せめて離れた場所で大人しくしていろと。報道各局がバカみたいな数のヘリを飛ばし爆音で救助の手を邪魔したり、一体あなた方は何をしているのか。

 というか情緒たっぷりに、まるで他人事のようにギャーギャー騒ぐのはなんなんでしょうね。今まさに、目の前で流されようとしている――失われそうな人命 が居るにも関わらず、自分達は安全な上空から大声を張り上げて実況に勤しむ……人間の屑とは日本のマスコミ共のためにある言葉でしょうね。

 ……そして水が引いたら引いたで、後片付けで忙しい最中の民家へ乗り込んでいっては、「大変ですね!大変ですよね!」と当たり前の事を聞いて邪魔していました。
 と思ったら今度は僅か数日で殆ど取り上げなくなりましたね。“何故”はまぁ明日に回しますが、正直私にとってはラグビーで一勝した事よりも大切だと思いますが。


 まぁ……これが日本のマスコミの姿を如実に現している好例でしょうか。実に醜悪でおぞましい人間達です。
 なんて言いましょうか、当事者意識皆無で自分達は傍観者であると思い込んでいる特権階級とでも言うんでしょうかね。まぁ年収1300万オーバーの新聞記者達であればそう錯覚してしまうのかも知れませんが。

 目の前で助けを求め、手を伸ばしている人間が居る――が、しかし日本のマスコミがやっている事は、安全な上空から無機質なカメラを向けるだけ。精々やった事と言えば、

「誰か助けて!早く助けてあげないと!ああ今流されました!」

と臨場感たっぷりにアナウンスしてお茶の間の視聴者とやらにお伝えする事でしょうか……本当に○してやりたいですよ。
 この無責任体質は万事に通じているような気がしますね。それでいて特定の情報ほシャットアウトし、世論誘導を謀っているのですから、本当に最悪の人間達です。



文責;弾犀@奇蹄類


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