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世界で最も差別的なマスコミ 〜特定思想の排除〜

 唐突ですが、“差別”って言われたら貴方は一体どんな事を連想されるでしょうか?
 肌の色で対応を変えたり、また其れの判断基準が容姿だったり。程度の差はあれ相手次第で露骨に変わるような行動を指すでしょう。
 ただまぁ実際に全てが全てか、万人に平等な世界ではありません。イケメン(死語)が何処へ行っても丁寧な扱いを受けるのに対し、私のような奇蹄類が街を歩いていたら通報されるでしょう。
 差別論について議論が交わされる際、必ずと言っていい程上がるのが、
『差別と区別は違う』
という事です。

 例えば銀行からお金を借りるとしましょう。Aさんは土地と有価証券を担保にします。従ってそこそこ多くの資金を借り入れられます。
 しかしBさんには大した財産はありません。当然Aさんよりも借りられるお金は少なく、場合によっては断られるかも知れません。

 此は“差別”でしょうか?其れとも“区別”でしょうか?
 私は“区別”だと思います。資産に応じて融資を受けられる、其れは当然の話だと思います。というか此が通らなかったら、資本主義は崩壊するでしょう。いえ、それどころか法治国家の体裁すら危ぶまれます。
 何故ならばこう言う極論が通らなければ、差別だと言われるんですよ?

『ピカソの絵も中学生の絵も同じ材料で出来ている。同じ値段で売らないと差別だ!』
『私は年金を貰っていないが、貴方は年金を貰っている。私は掛け金ら払っていないが、私にも年金を寄越さないと差別だ!』
『貴方は○○と付き合っているが、私とは付き合っていない。私と(以下略)』

 ……何と申しましょうか、面倒ですね。

 差別を是正するのは大切ですが、区別を取り払ってしまうのはやり過ぎです。私が差別の定義を上げるとすれば、“偏見などによって差をつけ、待遇を変える事”でしょうか。
(辞書からの受け売りですが)

 そもそも人ならずとも、誰だって歩いてきた道が違うのですから、同じような背格好や持ち物では無いでしょうに。険しい道を歩いてきた人であればリュックはパンパンに膨らみ、なだらかな道を歩いてきた人は軽装ですし。

 まぁ其れはさておき、人にはどうしようも無い特徴があります。人種や国籍、背の高さや髪の長さ、病気の有無、と言ったところでしょうか。本人にはどうしようも無い、また其れに対して“其の一点だけを取り論い、揶揄するという行為がどれだけ卑怯で差別的なものか”、皆様には分かって頂けるかと存じます。


某関西ラジオ、10月に放送されたものより抜粋
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18981562
http://www.youtube.com/watch?v=qYT6pIRNJOo
安倍さんが当選して、また、体の弱い総理大臣が生まれるということですよ!
どこの国でもそうですが、「体弱いねんけど大丈夫」「お薬あるから大丈夫」そんなリーダーをいただく国は無いのだ!
なんぼ演説が上手くても、安倍さんが内閣の時に、さすが安倍さん!ということをやったかというと、そんなことはなかったんです!
なにをしてんねん!安倍は!だらしない!安倍はホンマに!とまで言われている時に、「おなか痛いからやめー」と言って辞めたんですよ!
なんぼ新薬が出てきても、キャラクターまでは変わらんだろう!
自民党というところも腰抜けの政党ですよ!
長老というのもクソの役にも立たない奴らばっかり!
おのれらの足の引っ張り合いばっかりで終わってしまう
国民のことなんかこれっぽっちも考えない
ぐうたら、ていたらく
勝ち馬に乗るっていうのは汚いやり方でね。尻馬に乗るって
こんなもん競馬でやったら八百長ですよ
演説の内容じゃないんですよ
私利私欲で投票
ばかやろう投票
腰抜けばっかり
(以下略、引用終了)


 ……ええとですね、まずテレビやラジオには“放送法”と言うものが適応されます。具体的には「公共の電波を使っているんだから、公平な報道をしなさい」と言うものです。
 まぁ幾つか問題が、というよりも幾つも問題があるのですが、“後日、スポンサーの方へ抗議のメールを出す際にじっくりと取り上げ”ます
 未確認の情報のため、誰かの造った悪質なデマである可能性もあります……まぁ、本来であれば“ラジオ放送で特定の個人・病気へ対し、揶揄する発言などする訳がない”と、一蹴するんでしょうが、放送・報道業界の方のモラルは堕ちるに堕ちています。

 此の三年で日本は大きく国力を失いました。外交はもとより、経済、安全保障、社会保障、そして震災からの復興、何一つとして結果らしい結果を残せていません。
 精々言えるのは“JALの復興”と“高校授業料無償化”ぐらいでしょうか。
 しかし片方は“そもそも国が関与する程酷い状況だったのか?”そして“未公開株の特定企業への利益供与の疑い(平成のリクルート事件)”があり、高校無償化にしても効果があったとは言い難い状況です。
(日本には奨学金制度があるのですから)


 私達は目の先に釣り下げられたニンジンを追い掛け、走る回る馬ではありません。走る方向も、また走る速度も、誰に決められる事はありません。
 ですが、現実にテレビをつけてみましょう。新聞を読んでみましょう。其処には特定政党“だけ”を攻撃し、特定思想“だけ”を正しいとし、特定国家“だけ”を肯定する、実に偏見の凝り固まった、おおよそ“中立・公平・客観性”とは程遠い内容です。

 本HPのメインテーマの一つに、

『誤った前提からは誤った答えが導き出されるのは、“当然”だ』

という事を掲げています。まぁ簡単に言ってしまえば“詐欺師に騙されたとしても、100%詐欺師側に罪があり、被害者には罪はない”という話です。
(出来れば被害者側も勉強した方が今後のためでしょうが)

 過去、日本では特定国家・政党への差別行為が許容されていました。其れは報道各社が一斉に行われ、人権を護る“筈”の団体は全てに於いて沈黙していました。
 事実の一面のみが流され、時には報道されず、また時には台詞の一部を切り取って執拗にネガティブキャンペーンを繰り返してきました。

 漢字の読み間違いで叩き、カップラーメンの値段で叩き、顔に絆創膏を貼っただけで叩かれる――異様な現象でした。
 何故そのような差別行為・報道へ踏み切らねばならなかった理由は、“彼らの政策には欠点らしき欠点が存在しない”ためです。経済・外交・治安・安全保障に社会保障、其の全てが非常に高いレベルで安定していたからだと言えます。

 ネットウヨクの項目でも触れましたが、議論で絶対に勝てない相手、または簡単に相手を攻撃する手段として“人格攻撃”があります。議論相手の○○が××だから、彼らは信用できない、という方法ですね。
 日本のマスコミは悪質でした。彼らの評価を下げるため、相対的な団体を一方的に持ち上げ始めたんですね。其れが旧社会党・社民党、そして現民主党です。
 政治信条は出鱈目、政策は思いつきで実現不可能、外交は日和見主義、其のクセ他人の悪口と声の大きさは人一倍、という実生活で一番信用してはならない類の人間を、まるで彼らが理想の政治を体現してくれるかのように報道しました、


 まぁ、多少譲りましょう。
 ネガティブキャンペーンも、其れが地方都市で地方新聞が地方議会辺りでやっていれば、問題は無かったのかも知れません。国家規模からすれば猫の額のような大きさの権力闘争に於いて、地方紙がやってしまったのであれば傷口は小さかったでしょう。
 精々汚職まみれになった挙げ句、公金が不正に遣われる“だけ”で済みますから。
(いえ充分大事ですし、私の近辺でそんなような不正があれば、共産党系の行政監察委員と一緒に追求しますが……共産党は不正を追及する側としては非常に優秀なんですよね、為政者としては最悪ですが)

 しかし其れこそ戦後半世紀以上に渡って、全国規模でネガティブキャンペーンをし続けた結果、どうなったかと言えば――現実をよく知る機会になって良かったですね、と。出来れば知らずに済めば良かったのでしょうが。


 私達日本国民は、2007年の参議院選挙、2009年の衆議院選挙で民主党を勝たせました。其れは民意によって選ばれた証左です。彼らは日本国民からの信任を得、国政を担うに至りました。
 ですが、日本国民が民主党へ投票した“根拠”は果たして正しかったのでしょうか?
 “間違った数式を見せられ、其れに元に答えを出した(しかも其の数式の解としては正解だった)のに、不正解だった”状況です。

 気に病む必要はありません。日本人は“マスコミという詐欺師に騙された被害者”であり、罪を負うべきは新聞やテレビの向こう側の彼らです。


 私達は事実を正確に知りたいと渇望しています。ですが生憎の日本のマスコミはそうではありません。ではどうしたらいいでしょうか?どうすべきでしょうか?
 答えは是正するしかありません。誤った報道や差別を助長するような報道をする番組へ対し、其のスポンサーへこう聞きましょう。

『御社がスポンサーをされている○○という番組で、××という報道がされましたが、アレは御社の意図の元に行われたのでしょうか?』
(“公平”な報道じゃないと、ネットで不買運動を起こされますよ?)

 企業側としては非常に世間体を大事にします。其れは営業利益だけではなく、場合によっては株主総会で取締役の責任となるからです。
 またテレビや新聞で、特定の思想を振りまき、偏見を助長する業界人、またアナウンサーも同様に質問します。
 そうすればスポンサーで制作会社の間で、「過去に○○という言動を取った、言ってしまえば色のついた人間を使えば、企業のイメージを損なう」と判断され、業界から姿を消すか、ご自身の言質を振り返るでしょうから。


 私達は無力ではありません。以前は政治活動をするにも大変でした。某かの反対運動をするのにも、何らかの方法で告知しなければいけません。
 しかし今は簡単です。ネットがあれば誰でも気軽に、低コストで多くの方へ発信が出来ます。
 世辞活動も同様です。昔ならば本を書き、出版社へ持ち込まねば製本されなかったのに、今では多くのブログで多くの方が様々な意見を表明されています。
(文字通り玉石混合、私のような石があれば玉璽もまたあります)

 宜しければご賛同下さるようお願い申し上げます。
 難しい事ではなく、貴方がおかしいと思った報道があれば、其のスポンサーとなっいる企業へ意見をしたり、ご自身のブログで意見を表明すれば、其れが次第に大きくなっていくだけの話です。



 余談ですが、犀は牛の仲間ではなく、奇蹄類という馬の仲間に分類されます。犬と猫ぐらい違うのでご注意下さい。
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