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美味しんぼによる福島への風評加害 〜絶対に、許さない〜

 早速現れていますね。小学館による風評加害の効果が。


宿泊キャンセル 美味しんぼ問題影響か(2014-0514)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140514-00000039-fminpo-l07
 福島市の温泉旅館で13日までに、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」掲載の漫画「美味(おい)しんぼ」の主人公らが東京電力福島第一原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写があった問題の影響とみられる宿泊キャンセルが2件あった。
 この旅館では、関東の一組の家族客から電話で「美味しんぼのニュースを見て不安になった。申し訳ない」とキャンセルの申し込みがあった。
 さらに25〜30人の予約をしていた高校生の団体からも宿泊を取りやめる連絡があった。保護者が「今話題になっている騒動で、子どもを福島で泊まらせるのは不安だ」と、キャンセルを申し出たという。
(引用終了)


 これからどんどん増えていくでしょうが、その前に小学館とスポンサーへの抗議を強めていきたいと思います。
 今日は少し方向性を変えて『表現の自由と責任』についてお話しさせて頂きたいと思います。


 さて、日本では表現の自由が保障されています――『公共の利益に反しない範囲』で、ですが。
 具体的には虚偽であったり、名誉毀損に侮辱罪、風説の流布等々、無制限に自由が許されているのでは決してありません。
 それは『自由ではなく無責任』だからですね、というかワザワザ書くような事でも、誰かに言われるような事でもないでしょうが。

 嘘を吐けば責められるし、正しい――と、思って言ってとしても受け入れられない。どころか、批判を受ける事も珍しくはありません。それが数式のように結論が一つとは限らない場合は特に。
 ……まあ、そりゃ今回の一連の事件、雁屋氏、井戸川氏にも言い分はあるでしょう。小学館であってもそうだと思います――ただ。

『彼らの“かも知れない”・“だと思う”でどれだけ福島の人間が傷つくのか?』

 彼らに人の心か一欠片の理性が残っていれば、そう問いかけたいと思います。
 中には『福島ではおおっぴらには言えない』と言った声もありますが、私の知る限り小学館の雑誌、週刊朝日、朝日新聞等々、様々な媒体で彼らは好き勝手に言っているように思えます。それのどこが『おおっぴらではない』と仰るのか。

 そもそも雁屋氏の発言を否定する事のどこが、『言論弾圧』に該当するのでしょうか?間違ったものに間違っているとはっきり告げる事のどこが?


文責;弾犀@奇蹄類


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