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安全な場所で平和を叫び、危険な所には寄りつきもしない偽善者達へ

 〜憲法九条の無力〜

 2014年6月16日の朝日新聞朝刊には以下のような事が書かれていました。

1.ロシアから停戦合意を破ってロシアの戦車が東ウクライナへ侵攻を始めた
2.イラクでISIS(イラク・シリア・イスラム国)が正規兵を打ち破り、バグダッドへ肉薄している
3.昨年、海上自衛隊の艦船が中国の船にロックオン(ボタン一つでミサイルを撃ち出せる)された

 まぁ世界はかくも暴力によって支配されている、という『当たり前のニュース』があっただけなんですがね。
 そのくせ一面は『集団的自衛権で憲法九条違反!』みたいな記事を連日書き立てる。
 こういう文を書く人間を『偽善者』と言うのでしょう。私は確信しています。

 私達の住む日本という国家が追求すべきなのは『国益』です。それが『日本国民の大多数の平和』へ繋がるからですね。
 たからこそ私は言います――『日本は憲法九条を死守して、滅ぶべきなのか?』

 それは絶対に、否です。そんな『健康のためには死ねる』みたいな理論は矛盾しています。
 確かに平和は大事、ソレは絶対にです。
 けれど『平和を守るために戦う事も必要』なのは、ウクライナ・イラク・尖閣諸島の件で証明されているでしょう?
 憲法九条を守る会?まぁ結構ですね、思想そのものは見ていて微笑ましいぐらいですし、個人的には共感出来る素晴らしい思想だと思います。それは否定しません。

 けれど『もしも憲法九条で平和がもたらされるのであれば、イラク・ウクライナ・中国(のチベットとウイグル)へ行き、広めてくれば良い』と私は思います。
 憲法九条があれば、テロリストや暴力から人が守れるのでしょう?だったらまず証明してくれば良いと思いますよ。出来るものならばね?

 でも絶対に『そういう』系の人達は危険な場所には行きません。そして反撃するような国家へは何も言わない
 そして日本と言う平和な国で、日本政府へ対してのみ気勢を上げる『偽善者』達です。

 もし良かったら、彼らの言う事を聞いてみて下さい。大体はこう言うでしょうから。

『表現の自由が無く、社会福祉が充実しておらず、危険な原発を増やし続け、軍拡に走り近隣諸国と衝突している独裁国家』

 でもね、これは『中国』の事ですよね?
 でも憲法九条を守る人間や反原発の人達とは何故か中国へ大して何も言わないんですよ。
 それはきっと『偽善者』だから。


文責;弾犀@奇蹄類


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