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民主国家で「この国は民主主義ではない!」と叫び、

独裁国家には何も言わない活動家

 私は『一票の格差を護れ!今の政権は憲法違反だ!』という人達を信用していません。
 いや仰りたい事は分かりますし、理屈もまぁある程度は共感しないでもありませんよ。それはね。
 ですが、一票も格差とやらも『憲法には○○まで許容すべき』だと明記されておらず、どれだけあるのも全てが憲法解釈し続けてきた結果なんですね。
 というか、都会に住んで潤沢な生活インフラと手厚い社会保障に守られた人達が、一体何を言うのかと馬鹿げている、と私は思いますが。


 で、そういう『日本国内で声高に叫ぶ人達程、海外の独裁国家には寛容である』とという、謎の現象が起きています。
 例えば2週間程前、香港から民主主義が消えました


中国、民主派を排除 香港トップ選で   2014/8/31 19:55
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM31H0L_R30C14A8FF8000/
 中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の常務委員会は31 日、2017年の香港行政長官選で導入する普通選挙を巡り、立候補者を最大3人までに制限する制度改革を全会一致で決めた。立候補するには、香港の各界代 表から成る「指名委員会」の半数以上の委員の推薦が必要との条件も盛り込んだ。
 指名委員会の発足はこれからだが、中国政府に近い人物が多くを占めるのは確実とされ、民主派を事実上排除することを意味する。
(以下略・引用終了)


 さて、『彼ら』は何を言いましたか?中国へ対して何と発信しました?
 曲がりなりにも普通選挙が行われている日本国ですら、あれだけピーピー騒ぐのですから、当然中国共産党の一徳独裁体制が半世紀以上続く、ファシスト国家にはどれだけ強い言葉で非難したのか――。

 まぁもうお分かりだと思いますが、彼らは何も言いません。中国へ対しても、北朝鮮へ対しても黙りです。
 だって彼らは『政治活動の手口』として一票がどうと言っているのであり、あくまでも政府批判をするためのポーズを取っているだけに過ぎないのですから。
 もしも彼らに人の心と小学生並みの道徳心を有しているのであれば、日本近隣の救いがたい独裁へ国家へ声を上げていなければおかしい――いや、おかしいのは彼らの頭の中身ですが。


文責;弾犀@奇蹄類


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