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マララ女史のノーベル平和賞受賞に拍手を

 〜憲法九条を受賞させようとした者へ唾棄を〜

 2014年、ネタ賞と言われているノーベル平和賞にマララ=ユスフザイ女史が決定されました。
 マララ女史は数年前からパキスタンで『女性も教育を受ける権利』の獲得を目指しており、しかしそれがテロリストには気に食わなかったらしく、銃弾を頭に受け一時は生死の境を彷徨いました。
 その後容態は無事に安定し、しかもテロを受けた後も信念を変えずに、女性の教育の権利拡大へ貢献されている方です。

 ……まぁ正直、お若いのに――というか、活動年数があまりにも短い……というか同時に受賞した方は子供の不当労働解消運動を続けて数十年の方なので、どうかと思わないでも無いですが、彼女を運動の象徴に据えてするのは喜ばしい事だと思います。
(結果的に知名度が上がれば、それだけ活動もし易いでしょうから)


 ……しかしまぁ情けないな。と心の底から感じたのは『憲法九条にノーベル平和賞を』の皆さんでした。
 文字通り『生きて真面目に活動している人を差し置いて、憲法九条の平和賞を受賞させたい』と活動されている方達です。


日本国民にノーベル平和賞を 署名サイト、支持広がる 神戸新聞NEXT 1月25日(土)14時0分配信
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000005-kobenext-soci
 憲法9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を‐。戦争放棄をうたった条文を戦後70年近く守り続けている意義を世界的に広めようとするインターネット上の署名活動が注目を集めている。
 神戸の学識者らが推薦人に名を連ね、昨秋に開設したサイトには、すでに1万3千人を超える支持が集まっている。(小川 晶)
 神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)が発案。学生時代に留学したオーストラリアで、内戦などで祖国を追われた人たちに出会い、平和な日本と、それを支える憲法9条の重みを実感したという。
 「自衛であれ、介入であれ、行使していい武力なんてない。『徹底して戦争をしない』という9条の趣旨を大切にしないと」
(中略)
 今年の平和賞推薦締め切りは2月1日で、集まった署名は推薦文に付記される。「二度と戦争をしてはいけないという多くの人の声を届けたい」と話す鷹巣さん。活動は、受賞が実現するまで続けるという。
(引用終了)


 「平和賞が欲しいんです!日本では○○万人の署名が集まりました!だから受賞させて下さい!」……馬鹿じゃないんですかね?もう一回言いますけど、馬鹿じゃ無いんですか?
 平和賞はネタ扱いされては来ましたか、今年のマララ氏のような真っ当な受賞も過去には居ました。ダライ=ラマ氏は最たる方でしょう。
(金大中のような「北朝鮮に金を送って買った」愚者も混ざっていますが)

 はっきり言いますけど、私はこの活動をされる方については軽蔑します。だって推薦なんて気持ちが悪い上、署名活をしてどうなるんですか?
 そもそもで言えばマララ女史やダライ氏(猊下、と呼ぶのが正しいのでしょうが)ような、『過去の実績など何一つも無い、明らかに自分達の売名行為が主目的である』人間達へ、これといって共感するところはありません

 そもそも共同代表の石垣義昭さん、あなたはプロの反戦活動家ですよね?


ソース:人民網日本語版 2014年08月19日16:09
http://j.people.com.cn/n/2014/0819/c94475-8771688.html
http://j.people.com.cn/n/2014/0819/c94475-8771688-2.html
8月15日、マレーシアクアラルンプールで、「第1回アジア平和賞」授賞式に臨んだ日本の反戦運動家、星野横雄氏(左から2番目)と石垣義昭氏(右から2番目)
http://j.people.com.cn/NMediaFile/2014/0819/FOREIGN201408191607000503504673989.jpg
 日本の反戦運動家・石垣義昭氏は15日、クアラルンプールで、祖国の平和憲法を護ることを願う国民を代表して、「第1回アジア平和賞」授賞式に臨み、「平和を愛する世界中の人と手を取り合い、日本の平和憲法を守っていきたい」と抱負を述べた。新華網が伝えた。
 「アジア平和賞」は、マレーシア第二次世界大戦史研究会によって設け られた。選考委員会は、厳格な審査と協議を重ねた末、今後の戦争の阻止力となり、世界平和の維持に貢献したとして、日本の平和憲法を守ろうとするすべての 日本人に、第1回「アジア平和賞」を授与することを決定した。日本の反戦運動家である石垣義昭氏と星野横雄氏が、代表として表彰台に立った。
 授賞式の席上で、日本の反戦家22人が、素晴らしいパフォーマンスを 披露し、「居安思危、有思則備、有備無患(平和な状況下でも常に危機に対処するよう心構えを持つ。心構えがあれば備えられる。備えがあれば憂いはなくな る)」と書かれた横断幕を広げ、安倍政権が企てる憲法改正の道を阻止することを訴えた。 (編集KM)
(引用終了)


 いやまぁ、100歩譲ってですよ?憲法九条が受賞したり、候補に挙がったりとするとしましょう。以前にも赤十字や国際連盟難民高等弁務官事務所、欧州連合の受賞歴があるのですから。可能性としてはゼロでは無いと思います
(……しかし今にして思えば『EU』が受賞とか、選考委員会の方達は頭の中にお花畑でも育てているんでしょうかね)

 ですが『憲法九条とは日本国民のもの』であるのは間違いなく、一体この団体は何を考えて 「自分達が代理人のように振舞っているのか?」と私は疑問に思います
 そしてマレーシアでのアジア平和賞受賞を見るに、賞を受けたとすればご自分達で独占するんでしょう?賞金も名誉も誰にも渡さないんですよね?過去そうであったように。

 最初から反戦運動ありき、金目の下劣な運動です。署名活動も一体どんな目的で使われるのか怪しいものです。


文責;弾犀@奇蹄類


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