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福島を反原発派の嘘を糾弾する 〜假屋と彼に群がるシンパ集団の詭弁〜

 先日、小学館に連載されている『美味しんぼ』というマンガに於いて、福島に関する差別や風評被害、または科学的根拠欠ける表現がありました。具体的には“過去の記事”をご覧下さい。

 最初に結論から書いてしまいますが、福島県の復興を妨げているものは、確実に『反原発派が流す嘘』です。それは絶対に。私の名に誓ってそう断言出来ます。
 彼らは『チェルノブイリがそうであったように、福島を反原発の墓標』とするため、福島が復興してしまうと困るからです。
(勿論、彼らが言い続けてきた『国が隠蔽している事実』とやらが大嘘であり、自分達の信頼が落ちるのが怖いのでしょうが)

 実際、現実に、事実として。東日本大震災に起きた事故に関し、

『日本政府・民間の研究機関・国連の調査チーム、以上全ての機関が調査したにも関わらず、健康被害は存在しなかった』

それが全てであり、全部です。

 はっきり言います。反原発派は、狂っている。自分達の願望、もしくは妄執に囚われて現実を把握する事が出来なくなってしましたと言わざるを得ません。
 もしも、仮に彼らの言う『健康被害』とやらが存在するのであれば、そのテータを示せ。もしくは被害者を出せばいい。そうすればそれが『証拠』になるから。

 だが、反原発派はそれをしない。もしくは出来ない。存在しないものを提示する事は出来ないからだ。
 従って雁屋哲氏のような卑怯者は、嘘吐きの差別主義者である彼らは嘘しか付けない。
 『鼻血が出た』という福島とは何の関係もない事実を、さも福島のせいであるかのような印象づける事しか出来ない

 そもそも『急性放射線障害(短時間に被爆すると起こる症状)では鼻血は該当しない』んですね。
 数時間、精々二・三日滞在しただけで症状が出る程の放射線量であるならば、私達福島県民はとっくに死んでいるでしょう?それが答えです。


 さて、今日は結論から書いてしまったので、記事の後追いをしましょう。
 嘘吐きの妄想作家雁屋哲氏、先週の漫画誌発表後、大々的に批判されたのが堪えたらしく、以下のような反論をされています。


(2014-0504)
http://kariyatetsu.com/blog/1685.php
私は鼻血について書く時に、当然ある程度の反発は折り込み済みだったが、ここまで騒ぎになるとは思わなかった。
で、ここで、私は批判している人たちに反論するべきなのだが、「美味しんぼ」福島篇は、まだ、その23,その24と続く。
その23、特にその24ではもっとはっきりとしたことを言っているので、鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない
今まで私に好意的だった人も、背を向けるかも知れない。
私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。
真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。
「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」
などと書けばみんな喜んだのかも知れない。
今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。
私は真実しか書けない。
(以下略・引用終了)


 そうですねぇ、あまりこういうことは書きたくないのですが――雁屋哲さん、あなたのやっている事は人間の屑だと思います。いや、人間というカテゴリーにすら及ばない、獣以下の道徳しか持ち合わせていないのでしょうか。
 確かに「鼻血が出た〜」とか元町長の発言は、あなたの実体験・取材を元に書かれているのかも知れません。いや、恐らくそうなのでしょうね。

 けど『鼻血と福島の因果関係が存在しないにも関わらず、まるで福島のせいであるように書くのは偏見』でしかありませんよね?あくまでも『研究機関でなく、研究者でなく、個人の体験』であると。
 またこの国は自由だと思います。言論も自由。

 ただ『差別を上長したり、嘘であったり、事実と違うものは制限されて然るべき』ですね。実際に名誉毀損・侮辱罪の適応となります。
 だから雁屋哲さん、あなたがしたいのであれば個人でブログでどうぞ。あなたの体験を、わざわざマンガを使ってまでする意味が無い。


 そして小学館の対応。酷いものです。


スピリッツ編集部 @spiritsofficial 23時間
https://twitter.com/spiritsofficial/status/461777229802790912
【小誌連載「美味しんぼ」に関しまして】@
4月28日発売号の「美味しんぼ」作中における鼻血や疲労感の表現につきまして、多数のご批判とご意見を頂戴致しました。
編集部へのお電話、ツイッター、メール等々でお寄せ頂いた内容すべてを真摯に受け止め、今後の誌面作りに活かしてまいります(続)

https://twitter.com/spiritsofficial/status/461777337755791360
【「美味しんぼ」に関しまして】A
皆様からご意見を頂戴した4月28日時点で既に次号は制作済みであったため、5月19日発売の25号と小誌公式HPにて、
識者の方々のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定です。
「美味しんぼ」本編と合わせてご覧頂ければ幸いです(続)

https://twitter.com/spiritsofficial/status/461777411684564992
【「美味しんぼ」に関しまして】B
また、皆様から頂戴いたしましたツイッター上でのご意見に個別にご返答ができず、誠に申し訳ありません。
今後とも、読者の皆様のご意見、ご感想をぜひお聞かせいただければと存じます。
ご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします。(了)


 成程、『マンガ原作者の“個人的な感想”は取り上げるけど、ツイッターなどの個別の意見には返答しない』んですか。腐っていますね、企業として。
 そして当然、福島県としては抗議の声を上げています。
 

双葉住民「周囲にはいない」 美味しんぼ“鼻血”に批判(2014-0505)
(2014年4月30日 福島民友ニュース)
http://www.47news.jp/news/2014/04/post_20140430110550.html
小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の28日発売号に掲載された人気漫画「美味(おい)しんぼ」の中に、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、同誌編集部に「風評被害を助長する内容ではないか」などとする批判が相次いで寄せられていることが29日までに分かった。
 双葉町からいわき市の仮設住宅に避難する直売所経営松本正道さん(50)は「原発事故以降、双葉町には何度も入っているが、鼻血や体のだるさを覚えたことはないし、周囲でそのようなことを訴えている人もいない」と指摘。
「多くの人が読む有名な漫画だからこそ、原因がはっきりしないことを書いてしまえば、あたかもそれが真実なのだと誤解される恐れがある。一町民として、極めて遺憾に思う」と批判した。
また、福島市の派遣社員羽田利秋さん(64)は「作者は県民の意識をよく理解していない。安易な取材で、このような表現をしてほしくない」と憤った。
(引用終了)


 まぁ当然と言えば当然です。私も小学館、並びにスポンサー企業へ対して抗議していくつもりですが。
 ……そして以前『いわき市へ来た際、存在しない“いわき漁港の漁民”から、頑張って下さいと言われた』上杉隆氏が、雁屋哲氏の擁護を買って出ました。詐欺師同士、馬が合うんですね。


「美味しんぼ」を支持する「8つの理由」 (上杉隆)(2014-0506)
http://no-border.asia/archives/20766
1、メディアが一方向に叩き始めると途端に応援したくなる。
 逆に、メディアが持ち上げているものを批判したくなる(生来の天の邪鬼によるものかと思われる)

2、多数派に懐疑的なスタンスはジャーナリストになって15年の間、一貫して変えていない(田中眞紀子氏、検察組織、メディアなどの一連の報道が好例)

3、そもそも「美味しんぼ」の愛読者ではないし、原発事故と鼻血の因果関係もこれまで一度も認めていない(あるともないとも言及せず。理由はわからないから)

4、原発の是非についても同様。事故以来、ただの一度も「原発反対」と表明していない。
日本でもドイツでも「容認」と言い続けてきた(ネットでは私が反原発だとするキャンペーンが貼られ続けている)

5、原発容認の理由は、3・11前まで原発について無関心だったにも関わらず、事故が起きたからと言っていきなり態度を翻すのはあまりに無責任だと考えたから
(取材を十分にした上で態度を決めるのがジャーナリストの責任であり、そう公言してきた)

6、「美味しんぼ」の内容がいかなるものであっても、作者に可能性を否定できない事象を表現することを躊躇させてはいけない。
また、メディアが多様性の芽を摘むような態度を採ることは慎むべきだし、そうした言論弾圧のような空気には明確に抗する
(引用終了)


 狂ってますね。
 1と2は無関係。『少数派』だからと言ってろテロリストを擁護するんですかね。
 3は『じゃあ関係ないんだったら、マンガの最中に鼻血がどうのと書く必要性がない』のでしょうね。
 4と5もマンガとは関係ない。
 6は散々言っている(ネットでも指摘されている)ように、『科学的にも否定されている因果関係を持ち出す』のは、ただの妄想にしか過ぎません

 ……とにもかくにも、私は徹底的に抗議をしていきます。
 福島を守るために、私達福島で暮らす人を守るために。


文責;弾犀@奇蹄類


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